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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第40号(2009.11.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【2008年度の温室効果ガス排出量(速報値)発表!】 環境省は、今般、2008年度の温室効果ガス排出量(速報値)をとりまとめました。運輸部門は、2億3,600万t-CO2で、前年度比1,000万トン(4.1%)減です。 【エコプロダクツ2009開催!】 今年も12月10日から三日間、東京ビッグサイトでエコプロダクツ2009が開催されます。エコモ財団をはじめ、多くの団体が交通と環境の出展をおこないます。 □目次 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第40回) ●「和歌山都市圏の“交通まちづくり”」 【和歌山の交通まちづくりを進める会“わかやま小町”事務局長 志場 久起】 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第40回) ●「阪神都市圏におけるEST普及推進の取り組み」 【兵庫県阪神北県民局宝塚土木事務所 山内有紀】 3.ニュース/トピック ●2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について【環境省】 ●第1回 交通基本法検討会の開催について【国土交通省】 ●燃料電池自動車、東京〜北九州1,100kmの長距離を見事完走しました!【経済産業省】 ●大型ショッピングセンターにおけるエコドライブ普及促進プロジェクトのキックオフについて【環境省】 ●乗合タクシーの実証運行をはじめました【秦野市】 ●「秋の奈良」レンタサイクル社会実験のお知らせ【奈良県】 ●「天神公共交通マップ」を作成しました【福岡市交通局・西日本鉄道株式会社】 ●茨城県内初!高萩市紅葉の名所「花貫渓谷」 にカーボンオフセットパーキング導入【株式会社JTB関東、高萩市観光協】 ●「タウンサイクルでめぐる練馬の秋」キャンペーンを開催します【(財)練馬区都市整備公社、練馬区観光協会、西武鉄道株式会社】 ●カーナビを利用した「デマンドバスシステム」第11回グリーン購入大賞受賞【パイオニア株式会社、飯綱町】 4.イベント情報 ●講座仙台学「宮城スタジアムを満員にするために 〜交通計画の視点から〜」【2009/11/28】 ●第4回/人と環境にやさしい交通をめざす全国大会【2009/12/5】 ●群馬県におけるバス交通の維持と再生を目指して【2009/12/9】 ●第8回グリーン物流パートナーシップ会議【2009/12/10】 ●エコプロダクツ2009【2009/12/10〜12】 ●今後の大気環境と自動車環境対策のあり方を考えるシンポジウム【2009/12/15】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第40回) ●「和歌山都市圏の“交通まちづくり”」 【和歌山の交通まちづくりを進める会“わかやま小町”事務局長 志場 久起】 約60万人の人口を擁する和歌山都市圏で「公共交通」のあり方が一気にクローズアップされたのはちょうど6年前、2003年11月に発覚した南海貴志川線廃止問題がきっかけです。車両冷房化などの近代化も進められていたなかで「まさか!」というのが沿線住民の思いでした。その後も廃止に向けた準備が進むなか、沿線住民が存続を求める市民団体を立ち上げて、寸暇を惜しんで積極的な活動を展開したほか、研究者が中心となって貴志川線存続の費用便益調査をおこない、公費を投入して存続させても地域社会が受ける便益がそれを上回るという結果がまとまったことなどから、地域が一体となった存続運動に発展し、和歌山電鐵への事業継承へとつながっていきました。 その後、都市圏公共交通路線図「wap」の配布や、自治体や交通事業者、NPOなどを交えた「交通まちづくり会議」の開催などを経てきました。しかし、「たま駅長」や様々な改装電車など、ユニークな試みで脚光を集めている和歌山電鐵の経営もまだ決して安定しているとはいえませんし、ほかの鉄道やバス事業者の利用者数もなかなか増加には転じていません。 全国的なモデルケースとなった和歌山電鐵の事例を含め、さらなる情報発信とノウハウの共有を得て、少しでも多くの成果を上げたい、そう願っています。 参考:わかやま小町ブログ http://komachi.ikora.tv/ -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第40回) ●「阪神都市圏におけるEST普及推進の取り組み」 【兵庫県阪神北県民局宝塚土木事務所 山内有紀】 阪神都市圏(7市1町)は人口約170万人で、鉄道・バスをあわせて13事業者がサービスを行っている公共交通の利便性が高い地域ですが、阪神・淡路大震災の発生した平成7年以降、公共交通の利用は減少の一途を辿っています。 このような中で、兵庫県阪神北県民局が事務局となり、平成17年に学識、国県市町、交通事業者、NPO等からなる「阪神都市圏公共交通利用促進会議」(以下、促進会議)を設置しました。この促進会議では、公共交通の利用促進に向けてこれまで、「阪神地域えきバスまっぷ。」の発行、社会実験で交通情報提供サービス「えきバスねっと。」の配信や、「えきバスびじょん。」の設置等を実施してきました。 今年6月にはこの地域が「EST普及推進地域」に選定され、環境負荷の少ない交通手段・交通行動への転換に向けて、さらに行政と交通事業者が連携して取り組んでいるところです。この一環として、9月には地域の交通に対する課題と情報の共有化を目的にMM研修会を実施し先進事例を勉強するとともに、行政・交通事業者が一つのテーブルで課題を議論するワークショップを行いました。また、11月には1日イベント「バスでエコー!」を実施し、一般の参加者にゲーム感覚でバス、電車に乗っていただき新たな公共交通の魅力を体験していただきました。今後も促進会議の構成員とともに公共交通の利用促進に取り組んでいきますので、皆様のご指導・ご協力をよろしくお願いします。 「阪神地域えきバスまっぷ。」 http://hnpo.net/n/busmap/ 「えきバスねっと。」 http://www.ekibus.net/info/ -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について【環境省】 環境省は、今般、2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量(速報値)をとりまとめました。運輸部門は、2億3,600万t-CO2で、前年度比1,000万トン(4.1%)減です。主な要因として、自家用乗用車及び貨物自動車/トラックからの排出量の減少があげられます。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10411 ●第1回 交通基本法検討会の開催について【国土交通省】 国土交通省は、「コンクリートから人へ」の政策転換の中で、危機的な状況にある公共交通を維持・再生し、人々の移動を確保するとともに、人口減少、少子・高齢化の進展、地球温暖化対策等の諸課題にも対応するため、交通政策全般にかかわる課題、将来の交通体系のあるべき姿、交通にかかる基本的な法制のあり方等について検討を行ないました。 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000010.html ●燃料電池自動車、東京〜北九州1,100kmの長距離を見事完走しました!【経済産業省】 平成21年11月11日(水)〜12日(木)、燃料電池自動車が、東京の経済産業省から福岡県北九州市のステーションまでの約1,100kmを完走しました。この2日間の3台の走行の様子をレポートしています。 http://www.meti.go.jp/topic/data/091111aj.html ●大型ショッピングセンターにおけるエコドライブ普及促進プロジェクトのキックオフについて【環境省】 環境省では、一般ドライバーへのエコドライブ実践の浸透を図ることを目的とし、イオン大高ショッピングセンター(名古屋市)において、従業員が自家用車で通勤する際のエコドライブ教育を行い、その効果(燃費向上等)について検証を行う「エコドライブ普及促進プロジェクト」を実施することとしました。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11800 ●乗合タクシーの実証運行をはじめました【秦野市】 市内にある公共交通空白・不便地域への対応や不採算バス路線対策等の課題への対応として、平成19年度に秦野市地域公共交通会議を設置した中で、運行基本計画を策定し、新たな地域公共交通の導入の必要性が高い2つの区域を設定しました。本事業は、この2つの区域を基本に乗合タクシーによる実証運行を平成20年10月30日から平成22年3月31日まで行うものです。 http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/t-keikaku/koutuu/com_taxi/index.html ●「秋の奈良」レンタサイクル社会実験のお知らせ【奈良県】 奈良県では、観光における広域的な移動手段としての「自転車」の利用促進を進めるにあたり、公共交通機関と連携し、広域的な観光周遊を目指して、『秋の奈良レンタサイクル』社会実験を11月1日から行っています。 http://www.rent-a-cycle.info/ ●「天神公共交通マップ」を作成しました【福岡市交通局・西日本鉄道株式会社】 2010年春から、西日本鉄道株式会社、福岡市営地下鉄、JR九州、JR東日本によるICカードの相互利用が開始され、市内の公共交通は非常に便利になります。そこで、西日本鉄道株式会社と福岡市交通局は、福岡市住宅都市局とともにさらなる公共交通の利便性向上をめざして、国土交通省九州運輸局の協力のもと、天神の公共交通に関する情報やICカードの情報などをまとめた「天神公共交通マップ」を作成しました。 http://subway.city.fukuoka.lg.jp/cgi-bin/topics/tpd.cgi?gid=10327 ●茨城県内初!高萩市紅葉の名所「花貫渓谷」 にカーボンオフセットパーキング導入【株式会社JTB関東、高萩市観光協】 JTB関東と高萩市観光協会は、茨城県高萩市花貫渓谷の紅葉シーズンの駐車場に、「カーボンオフセットパーキング」を導入します。今回の実施地である「花貫渓谷」は、茨城県北部の高萩市の山間部に位置し、東京から約150km、自動車で約2 時間30 分の距離にある茨城県屈指の紅葉の名所で、近くには日本三名瀑のひとつである袋田の滝もあり、昨年の紅葉シーズン中には約70,000 名が訪れました。 http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=1194 ●「タウンサイクルでめぐる練馬の秋」キャンペーンを開催します【(財)練馬区都市整備公社、練馬区観光協会、西武鉄道株式会社】 11月7日(土)から12月6日(日)まで、秋の練馬をタウンサイクル(貸自転車・別紙参照)でめぐる『タウンサイクルでめぐる練馬の秋』キャンペーンを開催します。この取り組みは、練馬区の地域活性化を目的とした企画の一つとして取り組むこととなりました。また、他の交通機関と比較しても環境にやさしい「自転車」と「鉄道」がコラボレーションすることで、「環境にやさしい自転車」「環境にやさしい鉄道」の利用促進も目的としています。 http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2009/1029_1.pdf ●カーナビを利用した「デマンドバスシステム」第11回グリーン購入大賞受賞【パイオニア株式会社、飯綱町】 パイオニアのカーナビを利用した「デマンドバスシステム」は、長野県上水内郡飯綱町の自治体が運営する公共バスの利便性を高めるとともに、導入費用・運用コストの低減、燃料消費量の削減にも効果があります。環境に配慮したシステムであることが評価され、グリーン購入ネットワークが主催する「第11回グリーン購入大賞」において「大賞」を受賞しました。 http://pioneer.jp/press/2009/1008-1.html -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●宮城スタジアムを満員にするために〜交通計画の視点から〜 日時:平成21年11月28日(土) 10:30〜12:00 場所:仙台市戦災復興記念館 4階 主催:文部科学省 http://www.myu.ac.jp/chiikicenter/sendaigaku.pdf ●第4回/人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 日時:平成21年12月5日(土) 9:00〜 場所:東京大学 本郷キャンパス 主催:「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」実行委員会・運営委員会 http://www.areev.org/ ●群馬県におけるバス交通の維持と再生を目指して 日時:平成21年12月9日(水) 13:00〜 場所:前橋工科大学1号館 主催:前橋工科大学地域連携推進センター http://www.maebashi-it.ac.jp/regional/BusSymposium/2009/BusSymposiumA4.pdf ●第8回グリーン物流パートナーシップ会議 日時:平成21年12月10日(木) 13:30〜16:00 場所:東京国際交流館 3階 国際交流会議場 主催:社団法人日本ロジスティクスシステム協会、社団法人日本物流団体連合会、 経済産業省、国土交通省 http://www.greenpartnership.jp/active/new_meeting.html ●エコプロダクツ2009 日時:平成21年12月10日〜12日 場所:東京ビッグサイト 主催:産業環境管理協会・日本経済新聞社 http://eco-pro.com/eco2009/index.html ●今後の大気環境と自動車環境対策のあり方を考えるシンポジウム 日時:平成21年12月15日(火) 13:30〜16:30 場所:尼崎商工会議所7階会議室 主催:阪神南県民局・大気環境保全連絡協議会阪神南支部 http://web.pref.hyogo.lg.jp/hs02/hs02_5_000000014.html -------------------------------------------------------------------- 5.その他 ●記事募集中! 本メールマガジンへの掲載記事を募集中です。EST、または「交通と環境」に関連する取組みや話題、催し物の案内等を事務局までお寄せください。 → E-mail:EST@ecomo.or.jp(担当:市丸)
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● 09o26 ESTメールマガジン 第39号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第39号(2009.10.26) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【EST交通環境大賞への応募締切迫る!】 EST交通環境大賞への応募(自薦/他薦)を受付中です。自治体、企業、市民団体等のご応募をお待ちしています。締切は11月16日(月)(消印有効)です。 【名古屋でシンポジウム・セミナーを開催!】 名古屋大学にて交通と気候変動に関する国際シンポジウムが開催されます。また、名古屋都市センターにて中部EST創発セミナーが開催されます。 □目次 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第39回) ●「日本の経験を生かして開発途上都市でESTを推進するために」 【日本大学理工学部社会交通工学科教授 福田 敦】 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第39回) ●「帯広市におけるESTに向けた取り組み」 【帯広市商工観光部商業まちづくり課主任 佐藤 智紀】 3.ニュース/トピック ●自動車エコ整備に関する調査検討会(第1回)の開催について【国土交通省】 ●四国公共交通利用促進サイト「知る・エコ・公共交通ドットコム」オープン【四国運輸局】 ●エコ通勤運動始めます【大船渡市】 ●ノーマイカーウィークの実施【富山県】 ●エコ運転普及活動「E1グランプリ」を開始【横浜市・日産自動車株式会社】 ●奈良公園交通社会実験2009【奈良県】 ●一斉ノーマイカーウィーク(社会実験)の実施【松江市】 ●長崎市・デマンド交通の試験運行開始【長崎市】 ●レンタサイクルの社会実験を行います!【岩手県立大学】 ●武蔵横手駅線路脇のヤギによる環境への取り組み【西武鉄道株式会社】 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜【2009/10/27】 ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜【2009/11/25】 ●全国オムニバスサミットin ふくやま【2009/10/29】 ●おおさか市営交通フェスティバル【2009/11/8】 ●環境・交通・まちづくり市民フォーラム2009 ●国際シンポジウム「交通と気候変動 -WCTRSからCOP15への提言-」【2009/11/13,14】 ●地球温暖化と地域公共交通【2009/11/14】 ●地球温暖化『世界と日本への影響』―長期的な気候安定化レベルと影響リスクの見通し―【2009/11/17】 ●第8回中部地区路面電車サミット富山大会【2009/11/21】 ●第4回/人と環境にやさしい交通をめざす全国大会【2009/12/5】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第39 回) ●「日本の経験を生かして開発途上都市でESTを推進するために」 【日本大学理工学部社会交通工学科教授 福田 敦】 発展途上にある開発途上国の都市では、初期の段階から環境にやさしい交通を導入することで、先進国と同じ道を辿らずに、ESTを実現できる可能性があると期待されています。しかし、現実は厳しく、急増するオートバイや自動車の需要に対応するために、道路建設などが優先され、公共交通機関の整備やコンパクトな都市づくりなどは、進んでいません。 このような状況に対して、日本におけるESTのグッドプラクティスを紹介し、早くからESTを目指すよう働きかけることは大変重要だと考えています。ただ、紹介するという視点で見てみると、幾つか工夫が必要かもしれません。一つは、日本のESTのグッドプラクティスを英語で紹介する資料をまとめる必要があります。JICAの研修用教材など、取りまとめる努力がされてきましたが良いものはないようです。二つ目は、パッケージとしてのESTとは何なのか見せる必要があります。ESTの紹介では、ただ個別の事例が並べてある場合が多いようです。将来を見据えて交通体系を整備していくには、個別の取り組みをどのように連携させて、昇華させていくのかを紹介する必要があります。三つ目は、導入したシステムや効果と合わせて、実施する仕組みや工夫など、表に出ない部分を伝えることが必要です。個別に、このような内容を英語で紹介するのは大変です。 日本の経験が生かされて、途上国で環境にやさしい都市ができることを、夢見ています。 -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第39回) ●「帯広市におけるESTに向けた取り組み」 【帯広市商工観光部商業まちづくり課主任 佐藤 智紀】 帯広市は、平成20年7月に国より「環境モデル都市」としての認定を受け、現在全市をあげて多様な分野におけるCO2の削減、低炭素社会の実現に向けた取り組みを行っています。 とりわけ公共交通に関しては、農村部や一部路線における需要応答型のバス運行の導入や、市民の利用ニーズに即した路線の新設、再編などのハード面での取り組みに加え、「公共交通と環境」に関する出前講座の実施をはじめとしたモビリティ・マネジメントの推進など、ソフト施策を積極的に推進しています。 出前講座では、将来的にドライバーになりえる小学生や高齢者の中でも自動車の利用率の高い60歳代を対象に、BDFで走行するバス車輌を使用し、運輸と地球温暖化の関係やBDFの精製、活用方法をテーマに、公共交通の優位性について啓発を行い、過度な自動車依存から脱却し、公共交通を利用する習慣への転換を推進しています。 このほか、路線バス車内における廃食油の回収と、これを基にしたBDFの路線バスへの活用など、環境配慮行動と公共交通利用を連携させた取り組みについても力を注いでいます。 今後は、これらの活動を支援するツールとして、分かりやすく、使いやすいバスマップを作成し、公共交通の利用促進を図るとともに、環境負荷の少ないコンパクトなまちづくりを実現するため、商店街や地域イベントと連携した取り組みを実践し、中心市街地と公共交通の相乗的な活性化を促し、コンパクトな街への転換を目指します。 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●EST交通環境大賞への応募締切迫る【EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団】 EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団は、地域の優れた交通環境対策の取組みを表彰するEST交通環境大賞を創設しました。自治体、企業、NPO等の団体が応募可能で、締切は11月16日(月)(消印有効)です。有識者による他薦も可能です。地域に根ざし日々努力を重ねている市民団体の功績を称える奨励賞も設けました。表彰は、来年2月のESTのシンポジウムにおいて行います。 http://www.estfukyu.jp/kotsukankyotaisho.html ●自動車エコ整備に関する調査検討会(第1回)の開催について【国土交通省】 近年、地球温暖化問題の関心が高まる中、自動車分野においては、次世代自動車の普及、エコドライブの推進等、各種対策が進められています。一方、自動車の点検整備については、使用過程車の安全、環境性能の維持のため行われています。今般、国土交通省では「自動車エコ整備に関する調査検討会」を開催し、自動車の点検整備におけるCO2排出量の削減効果について調査・検討を行うこととします。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000023.html ●四国公共交通利用促進サイト「知る・エコ・公共交通ドットコム」オープン【四国運輸局】 現在、四国では、4県知事や経済界、市民団体等のトップがメンバーとなる「四国公共交通利用促進協議会」を中心に、官民一体となって、四国全体での公共交通活性化・利用促進、またそれを通じたまちづくりの活性化、地球温暖化対策への貢献等の取組みが検討されています。 その取組の一環として、「環境面に貢献し」、また「利用者のお財布にも優しい」公共交通機関を利用するライフスタイルを考える機会を広く提供するため、公共交通の利用促進などに関する情報の発信を行っていくこととしています。この取組みの促進を図るため、今般、「知る・エコ・公共交通ドットコム」を新規開設・オープンしました。 http://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/newsrelease/2009/2009-0918-1721-4.html ●エコ通勤運動始めます【大船渡市】 大船渡市の公共交通機関は、JR大船渡線、三陸鉄道南リアス線、路線バスが挙げられます。公共交通機関は、高齢者や子どもなどの移動手段として必要なもので、これを維持していくためには利用者の数を増やすことが急務となっています。大船渡市では、公共交通機関の維持及び地球温暖化対策の一環として、大船渡市職員(有志)でエコ通勤運動を実施することとしました。通勤方法をマイカーから公共交通機関や自転車、徒歩等に転換することで、温室効果ガスの排出量の抑制も見込まれます。 http://www.city.ofunato.iwate.jp/contents/7d4317133a3705f/7d4317133a3705f10.htm ●ノーマイカーウィークの実施【富山県】 普段マイカー通勤されている方に、電車、バスなどの身近な公共交通機関に改めて目を向けていただき、併せて、過度にマイカーに依存した生活の見直しや環境負荷の低減などを考えるきっかけとして、ノーマイカーウィークを実施します。ノーマイカーウィーク運動に協賛し、富山県公共交通利用促進協議会に登録していただいた企業・商店等に勤務されているマイカー、バイク通勤者に「ノーマイカーワンコインエコパス」をお渡しし、このワンコインエコパスにより特定の県内公共交通が100円で乗車いただけます。 ●エコ運転普及活動「E1グランプリ」を開始【横浜市・日産自動車株式会社】 日産自動車株式会社と横浜市は24日、同市が進める「環境モデル都市」実現に向けた5ヵ年の共同計画である「ヨコハマ モビリティ "プロジェクトZERO"(YMPZ)」の合意内容に基づいて、「エコ運転」の本格的な普及を目指す「E1グランプリ」を、28日より開始すると発表しました。「E1グランプリ」は、満タン法や燃費計などを用いて誰もが参加できる「燃費競争」と、自治体、企業、運転教習所、日産ディーラーなどで実施される「エコ運転診断」の2つの活動です。 http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/090924-02-j.html ●奈良公園交通社会実験2009【奈良県】 奈良県では、10月31日、11月1日及び11月3日の3日間、『奈良公園の魅力向上』、『奈良中心市街地の渋滞解消』を目標として、仮歩道の設置や環境に優しい電気バス等による周遊バスの運行等を行う交通社会実験を行います。 http://www.narajikken.com ●一斉ノーマイカーウィーク(社会実験)の実施【松江市】 松江市では高い自動車利用によるCO2排出の増加や慢性的な渋滞、公共交通利用者の減少などが深刻化しています。このような交通・環境問題に対し、松江市一斉ノーマイカーウィークは、企業や市民の皆様に過度なクルマ利用を見直すきっかけづくりとして行うものです。 http://www.city.matsue.shimane.jp/jumin/koutsu/matsueco/no-mycar-week.html ●長崎市・デマンド交通の試験運行開始【長崎市】 長崎市は、一日、琴海地区でデマンド交通の試験運行を開始しました。利用者が前日までに時間と行き先を予約します。大人300円、小人150円。同市から事業委託を受けた琴海タクシーが、4人乗り小型タクシー6台で土日・祝日を除き運行します。 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/koutsu/infodetail.php?infono=2 ●レンタサイクルの社会実験を行います!【岩手県立大学】 岩手県立大学は、周辺地域の交通の利便性を高め、通学・通勤手段を自動車から鉄道・バス・自転車に転換しCO2排出量の削減を図ることを目的として、レンタサイクルの社会実験を行います。 http://circle.iwate-pu.jp/~vol-cen/page/act/cycle.html ●武蔵横手駅線路脇のヤギによる環境への取り組み【西武鉄道株式会社】 西武鉄道株式会社では、8月から池袋線武蔵横手駅の線路脇の社用地において、ヤギによる草刈りを行っております。今回の取り組みは、これまで当社社員が機械を使用して行っていた除草を、ヤギが草を食べることに代えるものです。除草に機械を使わないことによるCO2 の削減を目的としており、きわめて環境にやさしい取り組みとなっています。 http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2009/0929.pdf -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜 日時:平成21年10月27日(火) 14:00〜 場所:仙台サンプラザ1階「パール」 主催:東北運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu9.html ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜 日時:平成21年11月25日(水) 13:30〜 場所:名古屋都市センター14階「特別会議室」 主催:中部運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu10.html ●全国オムニバスサミットin ふくやま 日時:平成21年10月29日(木)13:00〜 場所:広島県民文化センターふくやま 主催:福山市 http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/life/detail.php?hdnKey=5593 ●おおさか市営交通フェスティバル 日時:平成21年11月8日(日)9:30〜 場所:大阪市交通局緑木検車場 主催:大阪市交通局 http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/news/h21/091009_shiei-fes.html ●環境・交通・まちづくり市民フォーラム2009 日時:平成21年11月8日(日) 15:00〜19:00 場所:主婦会館プラザエフ 7階大会議室カトレア (JR四谷駅麹町口前) 主催:「環境・交通・まちづくり市民フォーラム」実行委員会 http://web.mac.com/eco_01/iWeb/Site/Information%2020.html ●国際シンポジウム「交通と気候変動 -WCTRSからCOP15への提言-」 日時:平成21年11月13日(金)−14日(土) 場所:名古屋大学 主催:世界交通学会(WCTRS)・名古屋大学大学院環境学研究科附属交通・都市国際研究センター http://www.sustrac.env.nagoya-u.ac.jp/tracc/index.html ●地球温暖化と地域公共交通 日時:平成21年11月14日(土) 14:00〜16:30 場所:堺市総合福祉会館 主催:道路環境市民塾 / KOALA http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/20091114.pdf ●地球温暖化『世界と日本への影響』―長期的な気候安定化レベルと影響リスクの見通し― 日時:平成21年11月17日(火)13:00〜16:00 場所:浜離宮朝日ホール・小ホール 主催:温暖化影響総合予測研究チーム、茨城大学、(独)国立環境研究所、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)、環境省 http://www.s4-impact.org/ ●第8回中部地区路面電車サミット富山大会 日時:平成21年11月21日(土) 9:00〜 場所:富山国際会議場 特別会議室、JR高岡駅横「ディオ」 主催:公共交通とやま市民応援団 http://blog.goo.ne.jp/qwg01047/e/1003de95f9469759e84bec900967519c ●第4回/人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 日時:平成21年12月5日(土) 9:00〜 場所:東京大学 本郷キャンパス 主催:「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」実行委員会・運営委員会 http://www.areev.org/ -------------------------------------------------------------------- 5.その他 ●記事募集中! 本メールマガジンへの掲載記事を募集中です。EST、または「交通と環境」に関連する取組みや話題、催し物の案内等を事務局までお寄せください。 → E-mail:EST@ecomo.or.jp(担当:市丸)
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● 09k25 ESTメールマガジン 第38号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第38号(2009.9.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【EST交通環境大賞への応募を受付中】 EST交通環境大賞への応募(自薦/他薦)を受付中です。自治体、企業、市民団体等のご応募をお待ちしています。締切は11月16日(月)(消印有効)です。 【10月・11月のEST関連セミナー・講習会】 先週の札幌に続き、10月27日に仙台で、11月25日には名古屋でEST創発セミナーを開催します。また、大阪でESTに関する交通工学講習会も開催されます。 □目次 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第38回) ●「新潟市の環境・交通・街づくり」 【にいがた環境交通研究会代表 藤堂 史明】 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第38回) ●「「歩くまち・京都」の実現を目指す取組」 【京都市都市計画局歩くまち京都推進室 永田 盛士】 3.ニュース/トピック ●EST交通環境大賞への応募を受付中【EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団】 ●広島市を次世代自動車導入加速モデル地域として指定します!【国土交通省、広島市】 ●平成21年度エコ燃料実用化地域システム実証事業(首都圏)におけるE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の販売供給開始について(お知らせ)【環境省】 ●EST事業の成果を盛り込んだ、小学生向け環境学習資料を発行【豊中市】 ●『ひまわりバス』運行開始【南九州市】 ●東急電鉄とカーシェアリング・ジャパンがセルリアンタワーでEV カーシェアリングを開始【カーシェアリング・ジャパン株式会社・東京急行電鉄株式会社・株式会社東急セルリアンタワー】 ●『コミュニティサイクル社会実験』東京・大手町、丸の内、有楽町エリアで実施【株式会社JTB首都圏】 ●東武宇都宮線 南宇都宮駅でパーク・アンド・ライドサービスを開始します【東武鉄道株式会社】 ●中村・宿毛線の普通列車が100円均一【土佐くろしお鉄道】 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜【2009/10/27】 ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜【2009/11/25】 ●第84回交通工学講習会(大阪)【2009/10/2】 ●低炭素都市推進国際会議2009【2009/10/5】 ●第10回環境講習会『低炭素社会の構築に向けたまちづくりのあり方』【2009/10/7】 ●全国バスマップサミットin沖縄【2009/10/10-12】 ●第16回 都市環境エネルギーシンポジウム【2009/10/14】 ●LRT都市サミット【2009/10/30】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第38回) ●「新潟市の環境・交通・街づくり」 【にいがた環境交通研究会代表 藤堂 史明】 私が10年前、首都圏から新潟にやってきた時に痛感したのが、自動車なしには外出も不便な街の構造と、対照的な無料の高速道路と称されるバイパスをはじめ自動車関連インフラの発達です。新潟市はバイパス道路の自動車交通量が全国統計で上位に入るほど自動車の利用が多いのですが、初めて街にやってきた人には公共交通を使おうにも、バスの路線や行き先地名、乗り場や鉄道との乗継ぎが分からなかったりで、大変敷居が高くなっていました。バスの利用者は年々減少し、自家用車に頼る人が増えてきました。そんな中、4年前に研究会を作り、平成18、20年にはバスや鉄道の路線の「にいがた都市交通マップ」を発行し、全国バスマップサミットの開催をはじめ、各種活動を行ってきました。 この間、行政も平成19年よりオムニバスタウン事業や「にいがた交通戦略プラン」の策定などを踏まえ、公共交通を中心に、歩いて、自転車で、快適に暮らせる街づくりに向けて政策を実施してきました。新潟市都市政策研究所においても都市交通の現況評価が示され、次の政策目標に向けての動きが始まっています。また9月には「新潟の新公共交通をつくる市民の会」も設立され、市民主体の環境・公益重視の街づくりに取り組む機運が高まっています。 藤堂史明(とうどう ふみあき、にいがた環境交通研究会代表、新潟市都市政策研究所客員研究員、新潟大学大学院現代社会文化研究科・経済学部准教授) 参照URL: [にいがた環境交通研究会] http://www.decltd.co.jp/koutu/index.html [新潟市都市政策研究所「新潟市の分散ネットワーク型 都市構造と都市交通の現況評価」研究報告] http://www.city.niigata.jp/info/toshi_ken/newsrelease/report_koutsuu.pdf [オムニバスタウンにいがた] http://www.city.niigata.jp/info/kotsu/omnibustown/omnibustown_top.html [にいがた交通戦略プラン] http://www.city.niigata.jp/info/kotsu/senryaku/ntsp.html -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿(2)「地方から全国に向けた情報発信!」(第38回) ●「「歩くまち・京都」の実現を目指す取組」 【京都市都市計画局歩くまち京都推進室 永田 盛士】 京都市は、京都議定書誕生の地として地球温暖化対策を強力に推進する環境モデル都市です。交通分野では、「歩くまち・京都」の実現を目指した「人が主役の魅力あるまちづくり」に取り組んでいます。具体的な取組の1つとして、平成21年3月にEST推進地域に登録し、普及啓発に努めています。 また、脱「クルマ中心」社会を目指した取組や、鉄道、バス事業者が連携した公共交通ネットワークの構築、新しい交通システムの導入など、「人と公共交通優先の歩いて楽しいまち」の実現を目指して、交通政策マスタープランとなる「歩くまち・京都」総合交通戦略の策定を進めています。「歩くまち・京都」総合交通戦略では、以下の3つの分野の施策が相乗効果を創出するよう、密接に連携して取組を推進していきます。 1 既存の公共交通を再編強化し,使いやすさを世界トップレベルにする 2 歩く魅力を最大限に味わえるよう歩行者優先のまちをつくる 3 歩いて楽しい暮らしを大切にするライフスタイルに転換する このうち、ライフスタイルの転換を目指す取組では、一人ひとりに「歩く」ことの良さと公共交通の快適さをわかりやすく伝えるため、コミュニケーションを中心としたモビリティ・マネジメント(MM)施策を推進します。現在、具体的に実施する施策について『「歩くまち・京都」総合交通戦略ライフスタイル施策編(京都市モビリティ・マネジメント行動計画)』として取りまとめているところです。 ワークショップによる地域の公共交通情報マップづくりやエコ通勤の推進など、市民、職場向けの施策には既に着手しており、宿泊施設や駐車場でのMMツールの配布等、観光客向けの施策についても実施を予定しています。今後、MM施策の継続的な実施により、「歩くまち・京都」の実現を目指します。 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●EST交通環境大賞への応募を受付中【EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団】 EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団は、地域の優れた交通環境対策の取組みを表彰するEST交通環境大賞を創設しました。自治体、企業、NPO等の団体が応募可能で、締切は11月16日(月)(消印有効)です。有識者による他薦も可能です。地域に根ざし日々努力を重ねている市民団体の功績を称える奨励賞も設けました。表彰は、来年2月のESTのシンポジウムにおいて行います。 http://www.estfukyu.jp/kotsukankyotaisho.html ●広島市を次世代自動車導入加速モデル地域として指定します!【国土交通省、広島市】 広島市では、交通分野において、広島市域内の温室効果ガス排出量のうち28%(平成18年度)を運輸部門が占めるとともに、自動車排出ガス測定局の二酸化窒素や粒子状物質は環境基準を達成しているものの比較的高い濃度で推移していることから、自動車からの温室効果ガスや大気汚染物質の排出量を更に削減するべく、低公害車・低燃費車の普及やエコドライブの推進等に取り組んでいます。本年7月、広島市を中心とする協議会が設置され、平成23年度までの3ヶ年で212台の次世代自動車(CNG車、ハイブリッド車)導入等を目標とする「次世代自動車導入加速計画」がとりまとめられ、今般、モデル地域の指定申請がなされました。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha01_hh_000009.html ●平成21年度エコ燃料実用化地域システム実証事業(首都圏)におけるE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の販売供給開始について(お知らせ)【環境省】 環境省では、「エコ燃料実用化地域システム実証事業」として大都市圏等において、バイオエタノール混合ガソリンによる自立的なエコ燃料生産・利用システムの実証事業を実施しています。この度、9月1日(火)から、以下のガソリンスタンドにおいて、一般の車両に対するE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の販売供給を、首都圏において初めて実施することとなりました。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11518 ●EST事業の成果を盛り込んだ、小学生向け環境学習資料を発行【豊中市】 豊中市は、このほど大学や企業と連携し進めているEST事業の成果を盛り込んだ環境学習資料「小学生の環境学習 地球を救え!へらそうCO?〜のりもの編」を発行しました。地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素の排出量削減などを、乗り物の視点からまとめています。この資料は今後、要望がある市内の小学校に配布され、総合的な学習の時間に利用される予定です。 http://blog.zaq.ne.jp/toyonaka_kouhou/article/404/ ●『ひまわりバス』運行開始【南九州市】 急速に進む少子高齢化社会,高齢者の運転する車が加害者となるケースが増加する中,免許証を自主返還する動きもあり,今後,特に地方において,公共交通機関の整備は早急な対策が求められています。こうした中,南九州市内を循環する『ひまわりバス』の運行が9/1ついに開始されました。 http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20090902112257&pLang=ja ●東急電鉄とカーシェアリング・ジャパンがセルリアンタワーでEV カーシェアリングを開始【カーシェアリング・ジャパン株式会社・東京急行電鉄株式会社・株式会社東急セルリアンタワー】 東京急行電鉄株式会社と三井物産株式会社100%出資のカーシェアリング・ジャパン株式会社は、株式会社東急セルリアンタワーが管理運営するセルリアンタワーに急速充電器を設置し、EV(電気自動車)カーシェアリングのサービスを2009年9月末より開始します。 http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/pdf/090904.pdf ●『コミュニティサイクル社会実験』東京・大手町、丸の内、有楽町エリアで実施【株式会社JTB首都圏】 株式会社JTB首都圏は、環境省からの委託により、地球に優しく健康にもよい次世代型の交通手段として期待される『コミュニティサイクル』の社会実験を東京・大手町、丸の内、有楽町エリアにて実施します。《実験期間:2009年10月1日(木)〜11月30日(月)》 http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=1172 ●東武宇都宮線 南宇都宮駅でパーク・アンド・ライドサービスを開始します【東武鉄道株式会社】 東武鉄道では、2009年9月9日(水)から東武宇都宮線「南宇都宮駅」において、駅前に駐車場を整備し、座席指定の特急列車をご利用のお客さまに駐車料金を割引くパーク・アンド・ライドサービスを開始します。 http://www.tobu.co.jp/file/2133/090903-3.pdf ●中村・宿毛線の普通列車が100円均一【土佐くろしお鉄道】 土佐くろしお鉄道では期間限定で、中村・宿毛線の普通列車の片道あたり運賃を100円均一にする実験をしています。特に若年層に鉄道を気軽に利用してもらえるよう、未来のローカル鉄道のあり方を検証するため、高知県が公共交通実証実験事業を行うものです。 http://www.tosakuro.co.jp/tosakuro/ticket_100yen20090901.html -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜 日時:平成21年10月27日(火) 14:00〜 場所:仙台サンプラザ1階「パール」 主催:東北運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu9.html ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜 日時:平成21年11月25日(水) 13:30〜 場所:名古屋都市センター14階「特別会議室」 主催:中部運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu10.html ●第84回交通工学講習会(大阪) 「低炭素社会づくりに向けた環境的に持続可能な交通(EST)のアプローチ 〜対策効果算出法と温暖化対策先進都市に学ぶ〜」 日時 : 平成21年10月2日(金) 10:00〜17:00 場所 : 建設交流館 グリーンホール(大阪市西区立売堀) 主催 : 社団法人 交通工学研究会 http://www.jste.or.jp/Event/index.html ●低炭素都市推進国際会議2009 日時:2009年10月5日(月) 場所:パシフィコ横浜 会議センター(神奈川県横浜市) 主催:低炭素都市推進協議会 http://www.icplcc2009.org/ ●第10回環境講習会『低炭素社会の構築に向けたまちづくりのあり方』 日時:平成21年10月7日(水) 13:00〜16:30 場所:北区滝野川会館 大ホール 主催:(社)建設コンサルタンツ協会関東支部 環境専門委員会、都市計画専門委員会 http://www.jcca-kt.jp/info/file.php?i=468 ●全国バスマップサミットin沖縄 日時:平成21年10月10日(土)〜12日(月) 場所:東南植物楽園 主催:NPO法人オムニバスデザイン社,気候アクションセンターおきなわ,おきなわアジェンダ21県民会議 http://cgi.kotsu-okinawa.org/index_summit_outline.html ●第16回 都市環境エネルギーシンポジウム 日時:平成21年10月14日(水) 13:30〜16:30 場所:東京ウィメンズプラザ(青山) 主催:(社)都市環境エネルギー協会 http://www.dhcjp.or.jp/event/sympo16.html ●LRT都市サミット 日時:平成21年10月30日(木) 場所:広島国際会議場 フェニックスホール 主催:広島市 http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1240898005823/index.html -------------------------------------------------------------------- 5.その他 ●記事募集中! 本メールマガジンへの掲載記事を募集中です。EST、または「交通と環境」に関連する取組みや話題、催し物の案内等を事務局までお寄せください。 → E-mail:EST@ecomo.or.jp(担当:市丸)
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● 09h25 ESTメールマガジン 第37号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第37号(2009.8.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【募集中!第1回EST交通環境大賞】 EST普及推進委員会と交通エコモ財団は、地域の優れた交通環境対策の取組みを表彰するEST交通環境大賞を創設しました。自治体、企業、市民団体等による自薦のほか、有識者による他薦も受け付けます。応募期間:8月3日〜10月16日 【札幌・仙台・名古屋でEST創発セミナーを開催します】 9月17日の札幌から、10月27日の仙台、11月25日の名古屋まで、全国3箇所でEST創発セミナーを開催します。参加希望者はESTポータルサイトで登録をお願いします。 □目次 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第37回) ●「大変化時代の環境自立都市を求めて」 【首都大学東京都市環境科学研究科 観光科学域 教授 秋山哲男】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第37回) ●「EST実現を目指した豊中市の取組み」 【豊中市環境政策室 副主幹 土井博司】 3.ニュース/トピック ●EST交通環境大賞の募集開始について【EST普及推進委員会、交通エコモ財団】 ●地域公共交通活性化・再生総合事業/自動車交通関係 ベストプラクティス集のホームページ公開について【国土交通省】 ●平成21年度グリーン物流パートナーシップ優良事業の募集開始!【国土交通省】 ●平成21年度都市型コミュニティサイクル社会実験公募の選定結果について【環境省】 ●8月1日から「モコバス」運行開始【守谷市】 ●カーシェアリングシステム「カーシェア・つくば」導入【筑波大学】 ●「乗ろう鉄道、減らそうCO2」をテーマとしてポスターを掲出します【関西の鉄道事業者15社局】 ●自転車共同利用実験「Poro-cle」の自転車利用モニター募集【株式会社ドーコン】 ●「急速充電器インフラ推進協議会(仮称)」の設立について【日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社、富士重工業株式会社、東京電力株式会社】 ●岡山県のバイオエタノール実証実験に参加【三菱自動車工業株式会社】 ●渋滞緩和対策の効果事例について【東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社】 4.イベント情報 ●北海道EST創発セミナー 〜市民と協働した交通環境まちづくりを目指して〜【2009/9/17】 ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜【2009/10/27】 ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜【2009/11/25】 ●地方圏生活交通の維持・再生における行政・事業者の役割と連携【2009/8/25】 ●第84回交通学講習会(大阪)「低炭素社会に向けた環境的に持続可能な交通(EST)のアプローチ」【2009/10/2】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第37回) ●「大変化時代の環境自立都市を求めて」 【首都大学東京都市環境科学研究科 観光科学域 教授 秋山哲男】 エコモ財団の役割は、交通環境問題と交通バリアフリーの問題に特化した形で様々な研究を行うことであり、ある程度の成果をあげてきている。これとは別に、最近地方の疲弊した都心部を見るにつけ、環境とバリアフリーの統合化だけでは立ち行かないことも感じている。つまり、環境やバリアフリーの対策が進んでも、他方で中心市街地の衰退が進行し、都市そのものが壊れてゆく事態が進行している。 この問題は都心部と郊外の関係の歪み、言い換えれば中心商店街が疲弊した原因は、店舗自身の努力の不足はもちろんあるが、自動車文明が生み出した郊外ショッピングセンターの立地など都市構造が分散型都市へと歩み始めているところにある。これ自体が、自動車の依存度を高め環境悪化の大きな流れを作るとともに、中心市街地も空き店舗をはじめ徐々に衰退が進行し人々の生活をも脅かしている。 この点から、新しい環境自立都市を作る努力が強く求められる。1970年代のブラジルのクリチバ市は、土地利用と交通システムを変える方法を提案して自動車の分担率を極めて低く抑え、しかも利便性の高いバリアフリー化された公共交通も実現し、都心部を豊かに造り上げてきた。これは30年間単純なことを継続することによって達成したものである。 これからは環境自立都市、つまり地球温暖化を止める根本的な対策にチャレンジする都市づくりがこれからの課題である。環境自立都市とは、エネルギーをできるだけ使わない都市であり、自らが必要なエネルギーをつくりだす都市の発想である。 -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第37回) ●「EST実現を目指した豊中市の取組み」 【豊中市環境政策室 副主幹 土井博司】 豊中市は平成17年12月にESTモデル事業地域として選定を受け、ESTの普及啓発事業と具体的な取り組みを行うための計画を策定してまいりました。平成21年度からは10番目のEST推進地域として登録を受けて、地球環境にやさしい交通への取り組みを進めています。 はじめに、そのキャッチとしてEを「エコで」、Sを「スマイル」、Tを「たのしいのりもの」と読み替えて、ESTのイメージを発信しています。そして、普及啓発事業を進めながら具体的な事業の一つとして、今年度に千里中央地区で公共交通と連携したカーシェアリングを導入し、自動車利用から公共交通利用への転換を試みます。 この地区は公共交通の集積ターミナルであり、周辺地に商業・業務地と住宅地がある公共交通の利便性が非常に高いところです。平日にはビジネス利用を見込み、土・休日にはファミリー利用を見込んでいます。カーシェアリングは、年間の自動車利用コストを約80〜90%に削減することができるとされています。自動車保有からカーシェアリングに転換いただき、通常の移動は充足している公共交通を利用していただき、自動車が必要な時にはカーシェリングというように利用目的に見合った交通手段を選択していただく、体験型のMMとして位置付けています。すでに実施されている東京や京都では自動車利用が減り、公共交通の利用が増加していることから、豊中市で開始されるカーシェアリングも同様な効果を期待しています。そのような既存の公共交通と新しい交通手段であるカーシェアリングを活用して、ESTの実現化を図ってまいります。 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●EST交通環境大賞の募集開始について【EST普及推進委員会、交通エコモ財団】 EST普及推進委員会と交通エコモ財団では、環境にやさしい交通を目指す取組みを表彰するEST交通環境大賞の募集を開始しています。応募期間は、8月3日〜10月16日です。自治体、企業、市民団体等による自薦のほか、有識者による他薦も受け付けています。皆様からの応募を期待しています。 http://www.estfukyu.jp/kotsukankyotaisho.html ●地域公共交通活性化・再生総合事業/自動車交通関係 ベストプラクティス集のホームページ公開について【国土交通省】 平成20年度に創設された「地域公共交通活性化・再生総合事業」を活用して全国でさまざまな創意工夫ある取り組みが行われています。国土交通省は、バスや乗合タクシー等に関する取り組みを行う上で参考となる「ベストプラクティス集」を作成し、ホームページにて公開しましたので、お知らせいたします。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000062.html ●平成21年度グリーン物流パートナーシップ優良事業の募集開始!【国土交通省】 国土交通省では「グリーン物流パートナーシップ会議」において推進決定された事業の中から特に優良である事業に対して国土交通大臣表彰及び国土交通省政策統括官表彰を行うため、平成21年8月20日から優良事業を募集しています。本表彰につきましては、表彰事業の発表を国土交通省から行った後、「グリーン物流パートナーシップ会議」の場において、表彰式を行う予定です。 http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000036.html ●平成21年度都市型コミュニティサイクル社会実験公募の選定結果について【環境省】 環境省では、「都市型コミュニティサイクル社会実験」を実施する企業等を選定しました。 近年、欧米では、路上広告を主たる収入源として、高密度に道路上に貸出拠点(駐輪施設と支払い用の機器)を設置し、低価格で利用可能なコミュニティサイクルが定着しつつあります。しかし、我が国へ導入するには、自治体の費用負担の受容性、違法駐輪の量、屋外広告の価値、坂の多い地形等の欧米と異なる特性があることから、これらを踏まえた日本型のシステムを構築していく必要があります。そこで、我が国へのコミュニティサイクル導入方策の検討を行うための社会実験を行います。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11432 ●8月1日から「モコバス」運行開始【守谷市】 守谷市地域公共交通活性化協議会では、平成21年8月1日(土曜日)から3年間の計画で、コミュニティバス「モコバス」の運行を実証実験として開始しました。 http://www.city.moriya.ibaraki.jp/bus/moco/ ●カーシェアリングシステム「カーシェア・つくば」導入【筑波大学】 筑波大学では、本学の学生・教職員を対象としたカーシェアリングシステム(CS)「カーシェア・つくば」を導入し、その有効性に関する実証実験を行うこととなりました。 http://www.tsukuba.ac.jp/topics/20090721171136.html ●「乗ろう鉄道、減らそうCO2」をテーマとしてポスターを掲出します【関西の鉄道事業者15社局】 関西の鉄道事業者15社局は、共同キャンペーンとして平成21年9月1日(火)から15日(火)を中心に、「乗ろう鉄道、減らそうCO2」をテーマとしたポスターを提出します。より効果的に多くの利用客の理解・協力を得るため、15社局が連携して共通のポスターを製作、掲出します。 http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/K1200908201N2.pdf ●自転車共同利用実験「Poro-cle」の自転車利用モニター募集【株式会社ドーコン】 ドーコンは、学識者・民間企業と北海道モビリティデザイン研究会を結成し、これからの都市に必要な環境への配慮や都市内における放置自転車の社会問題解決等に向けた研究を始めました。その一つとして自転車を複数の人で共同利用する「コミュニティサイクル」を取り上げ、都市部への導入可能性を検証するため、札幌市内で「自転車共同利用実験(愛称:poro-cle)」を行います。 http://www.docon.jp/news/contents/09080601.html ●「急速充電器インフラ推進協議会(仮称)」の設立について【日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社、富士重工業株式会社、東京電力株式会社】 日産自動車株式会社、三菱自動車株式会社、富士重工業株式会社、東京電力株式会社の4社は、国内における電気自動車の普及に必要不可欠な急速充電器の普及、および充電方式の標準化を図ることを目的に連携・協力する『急速充電器インフラ推進協議会(仮称)』を今年度内に設立することとしました。 http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/090805-01-j.html ●岡山県のバイオエタノール実証実験に参加【三菱自動車工業株式会社】 三菱自動車は、岡山県の「グリーンバイオ・プロジェクト」に関連して、エタノール10%混合ガソリン(E10)に対応した実験車『MITSUBISHI E10 BIOETHANOL VEHICLE(バイオエタノール ビークル)』の国土交通大臣認定を取得しました。 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1962. html ●渋滞緩和対策の効果事例について【東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社】 NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)は、高速道路での速度回復情報提供による渋滞緩和の効果事例をとりまとめました。この対策については、利用客に認識していただくことにより、より対策効果が高まるものと3社では考えており、広く周知を行って予定です。 http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/head_office/h21/0728/ -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●北海道EST創発セミナー 〜市民と協働した交通環境まちづくりを目指して〜 日時:平成21年9月17日(木) 13:30〜 場所:KKRホテル札幌「孔雀」 主催:北海道運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu8.html ●東北EST創発セミナー =エコ通勤のすすめ= 〜環境にやさしく、地域経済・社会を支える交通とは〜 日時:平成21年10月27日(火) 14:00〜 場所:仙台サンプラザ1階「パール」 主催:東北運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu9.html ●中部EST創発セミナー 〜全国へ発信!ESTの普及推進に向けた中部地方の取組み〜 日時:平成21年11月25日(水) 13:30〜 場所:名古屋都市センター14階「特別会議室」 主催:中部運輸局、EST普及推進委員会、交通エコモ財団 http://www.estfukyu.jp/sohatsu10.html ●地方圏生活交通の維持・再生における行政・事業者の役割と連携 日時:平成21年8月25日(木) 13:00〜 場所:剛堂会館ビル・会議室 主催:樺n域科学研究会 http://www.chiikikagaku-k.co.jp/seminer/sub1_167.html ●第84回交通学講習会(大阪)「低炭素社会に向けた環境的に持続可能な交通(EST)のアプローチ」 日時:平成21年10月2日(金) 10:00〜 場所:建設交流館 グリーンホール 主催:社団法人交通工学研究会 http://www.jste.or.jp/Event/kosyu84.pdf
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● 高速道路の料金政策について 上岡直見 >>INDEX
● 09e25 ESTメールマガジン 第34号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第34号(2009.5.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【国土交通省が新たな提案を募集中!】 国土交通省は、「新たな温室効果ガス削減環境事業モデル」や「道路に関する新たな施策の社会実験」などで、交通と環境というテーマも含め、新たな提案を募集しています。 【第83回交通工学講習会を開催します】 社団法人交通工学研究会は、対策効果算出法と温暖化対策先進都市から学ぶ、低炭素社会づくりに向けたESTのアプローチについて、講習会を開催します。 □目次 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第34回) ●「福井におけるホジロバ交通まちづくりの取組み」 【NPO法人 ふくい路面電車とまちづくりの会(ROBA) 理事 林 博】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第34回) ●「富山市におけるESTに向けた取り組み:路面電車環状線化」 【富山市都市整備部交通政策課交通計画係主任 杉木 光晴】 3.ニュース/トピック ●EST推進地域に帯広市、兵庫県、大阪市が登録しました【EST普及推進委員会】 ●ESTポータルサイトに3ヵ年が終了したESTモデル地域(11地域)の第三者評 価を掲載しました【EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団】 ●「新たな温室効果ガス削減環境事業モデル」の新規募集について【国土交通省】 ●道路に関する新たな施策の社会実験【国土交通省】 ●第18回「エコレールマーク」の認定について【国土交通省】 ●環境確保条例を改正、自動車の地球温暖化対策などを強化【東京都】 ●富山ライトレール 土木学会デザイン賞2008を受賞【富山ライトレール株式会社】 ●首都高パーキングエリアに電気自動車用急速充電器を増設しました【首都高速道路 株式会社】 ●高速バスカーボンオフセットの導入 高速バス初のハイブリッドバスの導入 【WILLER TRAVEL株式会社】 ●「飛脚グリーンメール」が好調!【佐川急便株式会社】 4.イベント情報 ●地域公共交通研究セミナー【2009/6/2】 ●横浜国大公開講座 都市交通計画 政策と技術の新展開に向けて【2009/6/6】 ●エコカーワールド2009【2009/6/6,7】 ●2009年/SEV・研究・討論会 (第6回)【2009/6/9】 ●「環境セミナー」〜地球温暖化対策の現状と課題について、トラック業界からの視 点と併せて我が国における温暖化対策の動向を探る〜【2009/6/10】 ●第39回土木計画学研究発表会(春大会)【2009/6/13,14】 ●第83回交通工学講習会 「低炭素社会づくりに向けた環境的に持続可能な交通 (EST)のアプローチ 〜対策効果算出法と温暖化対策先進都市に学ぶ〜」 【2009/6/26】 ●第2回「土木計画学」一日講習会【2009/6/26】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第34回) ●「福井におけるホジロバ交通まちづくりの取組み」 【NPO法人 ふくい路面電車とまちづくりの会(ROBA) 理事 林 博】 ROBAは、2001年2月に結成されたまちづくり市民団体で、自家用車一世帯当り保有台数全国一の福井県において、クルマに頼らない、人や地球に優しい「ホロバ交通まちづくり」をすすめたいと考え、様々な取組みを行っています。ホジロバ交通とは、歩行者・自転車・路面電車・バスなどの交通手段を指しており、全国のまちづくり交流の中から産み出されてきた言葉です。 活動内容としては、利用者の立場に立った交通情報の提供が重要と考え、ホジロバ交通マップとして、バス電車マップ(ふくいのりのりマップ)を2003年2月に創刊し、毎年改訂し、現在第6版を発行中です。また、2008年4月には自転車歩行者マップ(ふくいりんりんマップ)を創刊しました。これらの交通情報ツールは、利用者の手元に届きやすいようにバスターミナルや駅、書店などで販売しており、のりのりミニマップ版は、県内小中高校に提供し、ホジロバ交通学習の副読本として利用されております。なお、モビリティマネジメント(MM)調査においても、クルマからの転換を促す交通手段情報ツールとして大いに活用され、第3回JCOMMデザイン賞を受賞しました。 第9回全国路面電車サミット2008福井大会を「ひと・まち・環境をつなぐLRT」をテーマに開催しました。また、モビリティウィーク&カーフリーデーふくい2007を「クルマをおいて街に出よう」をテーマに主催し、今年3年目を迎えます。初年度は環境市民団体など複数の市民団体だけでの参加にすぎませんでしたが、今年は市、県、バス電車交通事業者、TMOなどと連携した取組みを予定しています。 ROBAホームページ http://roba.cocolog-nifty.com/roba/home/ -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第34回) ●「富山市におけるESTに向けた取り組み:路面電車環状線化」 【富山市都市整備部交通政策課交通計画係主任 杉木 光晴】 富山市では、EST省エネビジョンの目標として、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を推進することにより、その結果として環境負荷の低減や省エネルギーを目指すものとしております。 リーディングプロジェクトである富山ライトレール(旧富山港線のLRT化)は、開業3年間で500万人乗車を達成するなど、乗車人数については当初の計画を上回る成果をあげており、今後のさらなる効果発現を図ってまいりたいと考えております。 次なる公共交通活性化推進政策(鉄軌道)として、本市では、富山駅南部における既存の路面電車網の環状線化に着手しており、約1Kmの軌道を新設し、市街地中心部での環状線運行を平成21年度中に開始する予定です。この事業は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく軌道運送高度化実施計画の第1号認定を受け、上下分離制度を導入し行うものです。 その他にも富山ライトレール(市北部)と既存路面電車(市中央部)の軌道連結、さらには市南部の鉄道への路面電車乗り入れなどの実現を目指し、事業者と研究を進めているところであります。このようにLRTネットワークを拡充することにより、公共交通軸の活性化を図り、利用を促進することにより、高齢化社会や環境問題に対応できる「公共交通沿線におけるコンパクトなまちづくり」を進めてまいりたいと考えております。 また、本年6月20日に、立山連峰を舞台に美しい映像を織りなして製作された映画「劔岳 点の記」が公開されます。この登場人物、宇治長次郎(山岳案内人)の地元が本市大山地域であり、「立山あおぐ特等席。富山市」をキャッチフレーズとしている本市の雄大な大自然と人情をたっぷりご覧いただけるものと考えております。映画のみならず、この特等席で進行中のLRTプロジェクトにつきましても、ぜひ直接当地をお尋ねいただき、大自然と合わせてご体験いただけますれば幸いです。 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●EST推進地域に帯広市、兵庫県、大阪市が登録しました【EST普及推進委員会】 EST普及推進委員会は、帯広市、兵庫県、大阪市から申請書の提出を受け、この3地域をEST推進地域として登録しました。現在、この3地域を加え、14地域がEST推進地域として登録され、ESTの活動を進めています。本地域登録制度の応募は随時受け付けておりますので、多くの地方自治体の皆様からのご応募をお待ちいたします。 http://www.estfukyu.jp/chiikidantai_map.html ●ESTポータルサイトに3ヵ年が終了したESTモデル地域(11地域)の第三者評価を掲載しました【EST普及推進委員会、交通エコロジー・モビリティ財団】 EST普及推進委員会及び交通エコロジー・モビリティ財団は、社団法人交通工学研究会の協力を得て、3ヵ年が終了したESTモデル地域(11地域)の第三者評価を実施し、ESTポータルサイトに掲載しました。 http://www.estfukyu.jp/estdb1.html ●「新たな温室効果ガス削減環境事業モデル」の新規募集について【国土交通省】 国土交通省では、民間事業者等の連携による先進的な温室効果ガス削減努力を掘り起こし、人や企業の行動原理の変革に働きかける取組を広める温室効果ガス削減環境事業モデル事業を今年度から新たに開始します。具体的には、国土交通分野における温室効果ガスを排出する民間事業者等から、環境に配慮した経済活動上の先進的提案を広く募集します(募集期間:5月29日(金)締切)。応募された提案の中から、優れた事業モデルを選定し、事業化等に向けた支援を行うとともに、環境事業モデルとして推奨することにより、今後の普及促進を図ります。 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000026.html ●道路に関する新たな施策の社会実験【国土交通省】 国土交通省道路局では、道路に関する先進的または斬新な施策について、当該施策を本格実施するにあたり効果や影響を確認するため、場所と期間を限定して試行・評価する社会実験を実施しています。先進的または斬新な施策について、広く企画の提出を求めるため公募を行うものであり、地域からの提案を募集します(案件登録:5月29日(金)締切、公募申請:6月12日(金))。渋滞や沿道環境等の道路交通問題解消に公共交通機関を活用する実験も主な対象としています。 http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000074.html ●第18回「エコレールマーク」の認定について【国土交通省】 第18回「エコレールマーク運営・審査委員会」が平成21年5月15日(金)に開催され、エコレールマークの認定商品として2件が新たに認定されました。 http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo02_hh_000009.html ●環境確保条例を改正、自動車の地球温暖化対策などを強化【東京都】 CO2排出量の削減を推進しつつ大気環境を改善するため、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)」を改正しました。主な改正のポイントは、都内で200台以上の車を使用する事業者は、東京都が指定する低公害・低燃費車を5%以上導入することが義務化される(23年4月から)ことなどです。 http://www.koho.metro.tokyo.jp/koho/2009/05/ondanka.htm ●富山ライトレール 土木学会デザイン賞2008を受賞【富山ライトレール株式会社】 この度、富山ライトレール株式会社は、土木学会景観・デザイン委員会が主催する「土木学会デザイン賞2008 最優秀賞」を受賞しました。 http://www.t-lr.co.jp/news/news0048.html ●首都高パーキングエリアに電気自動車用急速充電器を増設しました【首都高速道路株式会社】 首都高速道路株式会社では、環境負荷低減の取り組みとして、平成20年10月に、大黒パーキングエリア、平和島上りパーキングエリアに、高速道路会社としては初めて、電気自動車用急速充電器を設置しました。今般、八潮パーキングエリアと、市川パーキングエリアにも追加設置し、4月25日をもって利用可能となりました。これにより、首都高の通る1都3県に、充電設備が整えられました。首都高速道路を電気自動車で利用されるお客様の利便性の向上をはかるとともに、電気自動車の普及促進に貢献することを目指し、このような取組みを行っています。 http://www.shutoko.jp/company/press/h21/0427.html ●高速バスカーボンオフセットの導入 高速バス初のハイブリッドバスの導入【WILLER TRAVEL株式会社】 全国へ高速ツアーバスを運行するWILLER TRAVEL株式会社は、独自の環境保全への取り組みとして「地球にやさしい移動を考える」ECO MOVE STYLEを始めています。地球温暖化防止や、環境に配慮した取り組みが活発になる中、弊社とお客様が一体となって社会貢献活動を行うことを目的とし、高速バス『WILLER EXPRESS』に乗車することにより排出されるCO2を6%削減する、高速バスカーボンオフセットサービスを開始しています。 http://travel.willer.co.jp/x/bus/dynamic/3/ja/html/pc/eco/index.html ●「飛脚グリーンメール」が好調!【佐川急便株式会社】 佐川急便株式会社が提供している「飛脚グリーンメール」の2008年度実績が、前年度比3.8倍の約55万冊と大きく取り扱い数を伸ばしました。これは昨今の環境意識の高まりを受け、企業が発行する環境報告書等の配送に「飛脚グリーンメール」をご利用いただく機会が増えたことによるものです。 http://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2009/0501_458.html -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●地域公共交通研究セミナー 日時:平成21年6月2日(火) 13:00〜16:00 場所:ふくしま自治研修センター講堂 主催:ふくしま自治研修センター http://www.f-jichiken.or.jp/tyousa-kenkyuu/seikahoukokukai/seminar.html ●横浜国大公開講座 都市交通計画 政策と技術の新展開に向けて 日時:平成21年6月6日(土) 13:30〜17:30 場所:横浜国立大学工学部講義棟C201教室 主催:横浜国立大学大学院工学研究院 http://www.eng.ynu.ac.jp/open_lecture/planning.html ●エコカーワールド2009 日時:平成21年6月6日(土) 11:00〜17:00、7日(日) 10:00〜16:00 場所:メイン会場 横浜みなとみらい21 横浜赤レンガ倉庫広場 主催:環境省、独立行政法人環境再生保全機構、横浜市 http://www.erca.go.jp/ecocarworld/ ●2009年/SEV・研究・討論会 (第6回) 日時 : 平成21年6月9日(火) 18:30〜20:30 場所 : 川崎商工会議所 会議室 主催 : SEV/人と環境にやさしい交通をめざす協議会 http://www.areev.org/ ●「環境セミナー」〜地球温暖化対策の現状と課題について、トラック業界からの視 点と併せて我が国における温暖化対策の動向を探る〜 日時:平成21年6月10日(水) 13:30〜16:00 場所:横浜エクセルホテル東急 横浜市西区南幸1-1-12 主催:社団法人 神奈川県トラック協会 http://www.kta.or.jp/p_news/kankyouseminar/seminar.htm ●第39回土木計画学研究発表会(春大会) 日時:平成21年6月13日(土)、14日(日) 場所:徳島大学工学部 主催:土木学会(担当:土木計画学研究委員会) http://www.jsce.or.jp/committee/ip/conference/ip39/taikaiHP39.htm ●第83回交通工学講習会 「低炭素社会づくりに向けた環境的に持続可能な交通(EST)のアプローチ 〜対策効果算出法と温暖化対策先進都市に学ぶ〜」 日時 : 平成21年6月26日(金) 10:00〜17::00 場所 : 科学技術館 サイエンスホール 主催 : 社団法人 交通工学研究会 http://www.jste.or.jp/Event/index.html ●第2回「土木計画学」一日講習会 日時 :平成21年6月26日(金) 10:00〜17:00 場所 :京都大学 百周年時計台記念館 2階 国際交流ホールI 主催 :学芸出版社 http://www.gakugei-pub.jp/kanren/ibento/090626doboku.htm
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● 09c25 ESTメールマガジン 第32号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第32号(2009.3.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【第4回アジアEST地域フォーラムの結果について】 環境省から、平成21年2月に韓国・ソウルにて開催された、アジアEST地域フォーラムの第4回会合の結果が発表されました。 【COP15の関連イベントがはじまりました】 平成21年12月に、デンマーク・コペンハーゲンにてCOP15が開催されます。このCOP15の関連イベントとして、エコサイクリングのイベント等が日本国内でもおこなわれます。 □目次 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第32回) ●「コミュニティ・レールに関する一考察」 【日本銀行金融研究所 企画役宇都宮浄人】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第32回) ●「上越市におけるESTモデル事業の取り組み」 【上越市企画・地域振興部企画政策課新幹線・交通政策室室長 宮崎豊】 3.ニュース/トピック ●地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく鉄道事業再構築実施計画の認定(『公有民営化』第1号)について【国土交通省】 ●第4回アジアEST地域フォーラムの結果について【環境省】 ●「ESTの未来をひらくパネルディスカッション」を開催しました。【近畿地方環境事務所】 ●富山地方鉄道の路線バスで、“おでかけ定期券”を利用しましょう【富山市】 ●有馬・東有馬地区でコミュニティバスの運行実験が行われます【川崎市、宮前区】 ●エコな電車に乗ってトクしちゃおう!グリーン定期&グリーンポイント【富士急行株式会社】 ●環境技術研究所を設立します【東日本旅客鉄道株式会社】 ●土・日・祝日のお出かけに、電車を使って、エコでおトクな「エコ乗り」が、ショッピングにも拡大します!【阪神電鉄株式会社】 ●筑豊直方駅にて「パーク&ライド」サービスを開始します【西日本鉄道株式会社】 ●バスと自転車のコラボレーション・・・前面に自転車を載せられる路線バスを運行!【神奈川中央交通株式会社】 ●携帯電話で検索した位置情報とカーナビゲーション間の情報連携プラットフォームを開発【KDDI株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社ナビタイムジャパン】 4.イベント情報 ●これからの福岡の都市交通を考える〜モビリティ・マネジメントセミナー〜【2009/3/25】 ●次世代自動車等導入促進事業シンポジウムの開催について【2009/3/25】 ●地方部のモビリティ確保のための参加型生活支援交通計画【2009/4/24】 ●第19 回交通経営マネジメント研究会【2009/4/25】 ●“COP15 CYCLING TOUR”「デンマーク大使と走ろう、エコサイクリング」【2009/5/23-31】 ●第17回環境自治体会議たじみ会議【2009/5/27-29】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第32回) ●「コミュニティ・レールに関する一考察」 【日本銀行金融研究所 企画役 宇都宮浄人】 自動車中心のライフスタイルが普及する中、公共交通の衰退が続いています。特に地方都市では、公共交通のサービス水準の低下が住民のさらなる公共交通離れを加速させるという悪循環に陥っており、公共交通のあり様を見直していくことが求められています。 そのような視点で改めて地方都市をみると、鉄道線のネットワークが今もそれなりに存在しているケースは少なくありません。ただ、本数が少なく、駅が市街地や商店から遠いため、生活路線として定着していないというのが実態です。もし、こうした既存の鉄道の利便性を向上させれば、それだけでも人々の行動は変化するように思われます。 最近、国土交通省が、コミュニティ・レール化という言葉で、潜在的に利用ニーズがある既存の鉄道を整備する方針を打ち出しました。駅について、新設などハード面だけではなく、運行情報提供などのソフト面でも財政支援を行うようです。 コミュニティ・レールとして既存の鉄道を活用する一つの方法は、昨今欧州で普及しているトラムトレインです。トラムトレインとは、既存の鉄道線に市街地の路面電車を乗り入れる交通システムですが、これによって、公共交通のネットワークは相乗的に広がり、利便性は格段に向上します。実際、ドイツやフランスの実績は目を見張るものがあります。 また、こうした既存の鉄道を使ったトラムトレインが日本でも展望できるのであれば、各地で議論が進められているLRT計画がもたらす経済的な効果も変わってきます。トラムトレインを核にしたコミュニティ・レールは、地方都市の問題を解決する方法として、もっと検討がなされてもよいと思います。 -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第32回) ●「上越市におけるESTモデル事業の取り組み」 【上越市企画・地域振興部企画政策課新幹線・交通政策室室長 宮崎 豊】 上越市では、平成19年度からESTモデル事業に取り組み、2年目となる今年度は、市民参加のワークショップを開催し、@エコポイント社会実験の実施、A市民への普及を目指して「上越版交通環境家計簿」の作成、B市街地循環バス導入の検討を行いました。また、CO2削減と公共交通の利用促進・啓発のため、@バススタンプラリーの開催、Aエコドライブ講習会を開催しました。 エコポイント社会実験では、バス事業者と商店街が連携した初の取り組みとなり、1ヶ月という短い期間でしたが、ポイント交換者数は延べ800人を超え、良好な結果となりました。また、エコドライブ講習会では、参加者の自家用車に燃費計を取り付け、講習前、講習後における燃費向上を実体験していただきました。講習後の燃費は、平均30%の向上が見られ、参加者からも大変好評でした。 こうした取り組みにより、市民一人ひとりの行動が、環境に配慮した行動へと繋がるよう、意識啓発を継続的に行い「地球環境都市・上越」にふさわしいまちづくりを進めます。 エコポイント社会実験チラシ(リンク) http://www.city.joetsu.niigata.jp/contents/town-planning/kotsu/pdf/bus_ecopo int.pdf バススタンプラリーチラシ(リンク) http://www.city.joetsu.niigata.jp/contents/town-planning/kotsu/pdf/bus_stamp .pdf -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく鉄道事業再構築実施計画の認定(『公有民営化』第1号)について【国土交通省】 国土交通大臣は、若桜町(鳥取県八頭郡)、八頭町(同)及び若桜鉄道株式会社から共同で申請がなされていた鉄道事業再構築実施計画の認定事案について、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 第25条の3の規定に基づき、平成21年3月13日付けで認定しました。今回の鉄道事業再構築実施計画は、福井鉄道・福武線(平成21年2月24日認定)に次いで2件目ですが、「公有民営化」方式としては初めての認定になります。 http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo05_hh_000004.html ●第4回アジアEST地域フォーラムの結果について【環境省】 環境省は、国際連合地域開発センター(UNCRD)、韓国国土海洋部とともに、アジアEST地域フォーラムの第4回会合を、平成21年2月24-26日に韓国・ソウル市にて開催しました。アジアEST地域フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現を目指して、我が国と国際連合地域開発センター(UNCRD)が共同で設立した政府ハイレベルによる政策対話会合です。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10854 ●「ESTの未来をひらくパネルディスカッション」を開催しました。【近畿地方環境事務所】 近畿地方環境事務所では、「近畿圏内におけるESTの更なる普及」を目的として、先月6日にパネルディスカッションを開催しました。パネルディスカッションには、ESTモデル地域を含め近畿地域でESTやモビリティ・マネジメントを担う市民団体やNPO法人、自治会など、行政と市民との「つなぎ役」を果たしている方をはじめとする、関係団体にお集まりいただきました。 http://www.estfukyu.jp/pdf/ESTpaneldiscussion.pdf ●富山地方鉄道の路線バスで、“おでかけ定期券”を利用しましょう【富山市】 富山市では、中心市街地の活性化を図るために、路面電車環状線化事業や「まいどはやバス」など公共交通の利便性の向上に取り組んでいます。富山地方鉄道の路線バスで、”おでかけ定期券”を提示すると、市内各バス停から中心市街地まで100円でご利用できます。 http://www7.city.toyama.toyama.jp/window/13_another/01/01_2.html ●有馬・東有馬地区でコミュニティバスの運行実験が行われます【川崎市、宮前区】 川崎市では、地域が主体となったコミュニティ交通導入の取組について支援を行っています。「有馬・東有馬地区コミュニティバス導入協議会」では、宮前区役所など行政施設へのアクセス向上のため、コミュニティバス導入について取り組んでおり、この度、平成21年3月1日(日)から3月28日(土)の28日間、運行実験を実施することとなりました。 http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info1826/index.html ●エコな電車に乗ってトクしちゃおう!グリーン定期&グリーンポイント【富士急行株式会社】 富士急行線では、平成21年3月14日より、グリーン定期およびグリーンポイントを実施します。企業(法人)向けのグリーン定期や、個人向けのグリーンポイントを使って、エコにおトクに電車を利用することが可能です。 http://www.fujikyu-railway.jp/forms/info/info.aspx?info_id=8633 ●環境技術研究所を設立します【東日本旅客鉄道株式会社】 東日本旅客鉄道は、環境に関する目標(CO2 削減など)を達成するためには、既存技術の積み上げに加えて、新たな環境技術を当社グループ事業へ導入するための、戦略的かつ積極的な研究開発が不可欠と考え、企業として持続的な発展を図りながら、環境保護における社会的責任を果たすために、研究開発を推進する環境技術研究所を設立することとしました。 http://www.jreast.co.jp/press/2008/20090302.pdf ●土・日・祝日のお出かけに、電車を使って、エコでおトクな「エコ乗り」が、ショッピングにも拡大します!【阪神電鉄株式会社】 阪急阪神ホールディングスグループでは、地球環境保護の視点から、温室効果ガス排出量の少ない公共交通機関の利用促進を目的として、STACIA PiTaPaカードでの公共交通機関ご利用に対してポイントを進呈するサービス『「エコ乗り」レール&バス』、『「エコ乗り」レール&レール』を実施しております。2009年3月20日(金・祝)の阪神なんば線開通を記念して、阪神間からのアクセスが向上する心斎橋ビッグ★ステップを含め、グループの商業・レジャー施設と連携したサービス『「エコ乗り」レール&ショッピング』を、8月30日(日)まで実施します。 http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20090312.pdf ●筑豊直方駅にて「パーク&ライド」サービスを開始します【西日本鉄道株式会社】 筑豊電気鉄道では、平成21年3月16日より、筑豊直方駅にて「パーク&ライド」のサービスを開始いたします。今回の「パーク&ライド」は、筑鉄電車定期券をお持ちのお客さまを対象に、筑豊直方駅前の当社が所有する月極駐車場を通常料金より2,100円割引きの4,200円でご利用いただけるサービスです。当社では、駅まで徒歩約1分という利便性の高い「パーク&ライド」サービスを提供することで、地球環境にやさしい公共交通機関の利用促進、および都心部の交通渋滞緩和に寄与します。 http://www.nishitetsu.co.jp/release/2008/08_147.pdf ●バスと自転車のコラボレーション・・・前面に自転車を載せられる路線バスを運行!【神奈川中央交通株式会社】 神奈川中央交通は、3 月26 日(木)より、自転車の積載が可能な路線バス(前面への積載ラック設置は日本初の形態となります)の運行について、実証実験を開始します。これまでも、自転車とバスをご利用いただくお客様の利便性向上を図る「サイクル&バスライド」の整備を行うなど、公共交通機関の利用を促進することにより、環境負荷の軽減を目指す取組を推進していました。 今回のバスと自転車のコラボレーションは地球温暖化抑制対策、自転車の飲酒運転や傘を差しながらの片手運転などによる交通事故の防止に寄与するものとして期待されています。 http://www.kanachu.co.jp/newsinfo/pdf/release20090226.pdf ●携帯電話で検索した位置情報とカーナビゲーション間の情報連携プラットフォームを開発【KDDI株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社ナビタイムジャパン】 KDDI、トヨタ自動車、ナビタイムジャパンは、携帯電話で検索した位置情報をBluetooth通信によりカーナビゲーションに転送し、携帯電話とカーナビゲーションをシームレスにご利用いただくためのプラットフォームを開発しました。これにより、携帯電話であらかじめ検索した最新のドライブスポットの情報を、車に乗り込んでカーナビゲーションに転送するだけで簡単に目的地として設定でき、最適なルート案内でドライブを楽しむことが可能となります。 http://www.toyota.co.jp/jp/news/09/Mar/nt09_0307.html -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●これからの福岡の都市交通を考える〜モビリティ・マネジメントセミナー〜 日時:平成21年3月25日(水) 9:30〜12:00 場所:福岡交通センタービル 8階 A2ホール 主催:国土交通省 http://www.qsr.mlit.go.jp/fukkoku/ir/press/files/h20/h21.03/090305.pdf ●次世代自動車等導入促進事業シンポジウムの開催について 日時:平成21年3月25日(水) 14:00〜17:00 場所:丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7・8階) 主催:環境省 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10828 ●地方部のモビリティ確保のための参加型生活支援交通計画 日時:平成21年4月24日(金) 18:00〜20:00 場所:キャンパスポート大阪のルームE 大阪駅前第2ビル4階 主催:大阪交通科学研究会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/koukaken/news0902.pdf ●第19 回交通経営マネジメント研究会 日時:平成21年4月25日(土) 13:30〜15:30 場所:未定 主催:京都大学 http://www.si.gsm.kyoto-u.ac.jp/scty/tr/info/19.php ●“COP15 CYCLING TOUR”「デンマーク大使と走ろう、エコサイクリング」 日時:平成21年5月23日(土)〜31(日) 場所:東京・安城・福島・札幌・宮崎・広島・今治・和歌山・京都(全国9カ所) 主催:デンマーク大使館 http://www.cop15.jp/ ●第17回環境自治体会議たじみ会議 日時:平成21年5月27日(水)〜29(金) 場所:多治見市文化会館 他 主催:第17回環境自治体会議たじみ会議実行委員会、環境自治体会議、多治見市 http://www.city.tajimi.gifu.jp/kankyo/jichitai_kaigi/gaiyou.html |
● 09b25 ESTメールマガジン 第31号 >>INDEX
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ESTメールマガジン 第31号(2009.2.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □主な内容 【近畿ESTシンポジウムの開催結果(概要)をアップしました】 近畿地方でのESTモデル事業についての全体を総括するため、近畿ESTシンポジウムを開催しました。開催結果の概要は、ESTポータルサイトに掲載されています。 【モビリティマネジメントシンポジウムが中ノ島で開催されます】 近畿運輸局が大阪国際会議場においてモビリティ・マネジメントの推進に向けて、シンポジウムを開催します。 □目次 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第31回) ●「航空部門のEU-ETSへの組み入れ決定からの雑感」 【武蔵工業大学環境情報学部環境情報学科 講師 岡田 啓】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第31回) ●「水島コンビナートにおけるエコ通勤への取り組み」 【倉敷市建設局都市計画部交通政策課主任 下村隆之】 3.ニュース/トピック ●近畿ESTシンポジウムの開催結果(概要)をアップしました【EST普及推進委員会】 ●路面電車の乗り継ぎ等実証実験の実施について【国土交通省】 ●FTD燃料を使用したバスの実証走行試験を実施します【国土交通省】 ●わが国のカーシェアリングの会員数が1年間で倍増【交通エコロジー・モビリティ財団】 ●はちのへ市営バス運行情報のサービス開始のお知らせ【八戸市】 ●3月1日からぐりーんバス・路線バスに新ルートを追加しました。【流山市】 ●カーシェアリングと公共交通とを組み合わせたモデル事業の実施【東京都交通局】 ●神奈川県地域交通研究会の開催状況が更新されました【神奈川県】 ●3月1日(日)〜7日(土)は山口市民公共交通週間です【山口市】 ●中心部循環路線運行開始!【福山市】 ●蓮町駅前にて利用者専用のパーク&ライド実験を実施、2月16日〜【富山ライトレール】 ●東武鉄道では、宇都宮線「野州平川駅」・桐生線「治良門橋駅」・日光線「東武金崎駅」にてパーク・アンド・ライドサービスを開始します【東武鉄道】 ●近鉄百貨店阿倍野本店「パーク&ライド」サービスの試験実施結果についてのご報告【近畿日本鉄道】 4.イベント情報 ●「北九州市環境首都総合交通戦略」策定記念シンポジウム【2009/2/25】 ●「歩くまち・京都」総合交通戦略シンポジウム【2009/2/28】 ●交通権学会関東部会【2009/3/7】 ●モビリティマネジメントシンポジウム in 中之島【2009/3/10】 ●東京第二弁護士会シンポジウム【2009/3/18】 5.その他 ●EST創発セミナー講演録 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第31回) ●「航空部門のEU-ETSへの組み入れ決定からの雑感」 【武蔵工業大学環境情報学部環境情報学科 講師 岡田 啓】 京都議定書の中で、削減の対象となっていない排出源が交通部門にある。それは、国際航空と国際海運である。どちらも国をまたいで航空機や船舶が移動するために、その移動の間に排出された温室効果ガスをどの国のガスとするのか国際的な合意が得られていないためである。このようなGHGの削減のための枠組みや制度について、2つの国際機関(国際民間航空機関、国際海事機関)において、加盟国の合意を形成するべく話し合いが行われてきた。国際民間航空機関が2007年に航空部門における排出権制度に関するガイドラインを発表するなど一定の成果を出しているものの、世界を巻き込んだ制度の実施には到っていない。(なお、国際海事機関で本格的な議論に入るのはこれからである。) このような中、EUが、航空機から排出されるCO2を、EU域内で2005年より実施している排出権取引制度(EU-ETS)に2012年より組み入れることを今年1月に決めた。これにより、2012年よりEUの空港を離発着する航空機(一部除外有り)を持つ航空会社は、運航時に排出されたCO2と同量のCO2排出権を所持しなければならなくなる。ここで着目すべき点は、離発着する航空機とは、国内線のみならず国際線も含むことである。例えば、成田−フランクフルト間の航空機を運航するためには、EU-ETSのCO2排出権が必要となる。 つまり、EUは、環境問題解決のためではあるものの、EUの法制度の域外適用を行ったことになる。この制度のEU域外への一方的な域外適用には、多数の識者、国際機関、企業が問題であると発言している。他方、英国航空のように、気候変動を解決するための方法を実施することにおいて、ある地域が他よりも早く動くことも必要だとの見解を示す企業もいる。 上記のEUの決定は、国際的な環境問題解決のために次の2つの選択肢のどちらを選択していくのかという問題を提起していると私は考える。第一の選択肢は「世界的な合意ができあがった上で制度を実施する。ただし、いつその合意が形成されるのかは不明」、第二の選択肢は「域外適用の問題があるにせよ、地域的な制度を、ある年限までに他国を巻き込みつつ実施する」である。双方の選択肢に一長一短がある。私は、現時点においては確たる立場をまだ決めていないのであるが、後者の選択が良いのではないかと考えている。読者の皆様はどのようにお考えであろうか。 -------------------------------------------------------------------- 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第31回) ●「水島コンビナートにおけるエコ通勤への取り組み」 【倉敷市建設局都市計画部交通政策課主任 下村隆之】 瀬戸内海に面し、本市の南部に位置する水島コンビナートは、約2万2千人の従業員が勤務し、市内従業員数の57%を占めるなど、本市の主要な産業拠点であり、全国的にも有数な臨海工業地帯です。 しかしながら、従業員の約9割が自家用車で通勤していることなどから、近年、水島臨海鉄道などの公共交通の利用者が減少し、特に路線バスにおいては減便や廃止が拡大しています。 そこで、水島コンビナート企業主要8社に通勤する従業員約13,200人を対象に、一人ひとりが環境及び交通に関する課題について考え、普段の通勤を自家用車から、公共交通の利用へ転換してもらう方策を検討するため、平成20年11月18日(火)から11月28日(金)まで、水島臨海鉄道の水島駅、三菱自工前駅から無料シャトルバスを運行するなど、エコ通勤の実証実験を実施しました。 今後は、昨年の原油価格の高騰や経済悪化など、めまぐるしく社会情勢が変化している状況ではありますが、持続可能な公共交通体系を目指して、水島コンビナート地域における、今後の低炭素地域づくり計画の方向性について検討し、エコ通勤の推進及び地域の活性化を図っていきたいと考えています。 【水島コンビナート・エコ通勤実証実験】 水島臨海鉄道を活用した、モビリティ・マネジメントによるエコ通勤の実証実験 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/koutsu/teitanso-eco.html -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●近畿ESTシンポジウムの開催結果(概要)をアップしました【EST普及推進委員会】 豊中市、交通エコロジー・モビリティ財団、EST普及推進委員会、国土交通省近畿運輸局、豊中市ESTモデル事業推進委員会の主催で、近畿地方でのESTモデル事業についての全体を総括するため、近畿ESTシンポジウムを開催しました。本シンポジウムの概要について、以下のURLにて掲載中です。 http://www.estfukyu.jp/forum_kaisai_kekka3.html ●路面電車の乗り継ぎ等実証実験の実施について【国土交通省】 国土交通省は、都市内交通の円滑化、地球環境負荷の軽減、超高齢社会への対応といった観点から、路面電車の利便性を向上させ、その利用を促進することを目的に実証実験を行います。実証実験では、路面電車と他交通機関との乗り継ぎの円滑化を図り、その有効性や課題等を検証します。 http://www.mlit.go.jp/report/press/city09_hh_000002.html ●FTD燃料を使用したバスの実証走行試験を実施します【国土交通省】 「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」の一環として、FTD燃料(Fischer-Tropsch Diesel燃料の略。Fischer-Tropsch製法により天然ガス、バイオマス、石炭等、多様な原料から合成可能な液体燃料)を使用する自動車の開発や走行試験を実施してきました。この度、2月1日(日)より1年間程度、トヨタ自動車(株)等の協力を得て、FTD燃料を東京都内の路線バスに使用して実証走行試験を実施します。都市内を運行する路線バスにFTD燃料を長期間使用することで、排出 ガス性能や部品への影響等を調査し、今後のFTD自動車の実用化・普及に向けた課題を把握することを目的としています。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000024.html ●わが国のカーシェアリングの会員数が1年間で倍増【交通エコロジー・モビリティ財団】 交通エコロジー・モビリティ財団による2009 年1 月の調査では、わが国のカーシェアリング車両ステーション数は357カ所(前年比20%増)、車両台数は563台(同10%増)、会員数は6,396人(同97%増)でした。 http://www.ecomo.or.jp/environment/carshare/carshare_top.html ●はちのへ市営バス運行情報のサービス開始のお知らせ【八戸市】 八戸市では、3月1日より携帯端末、パソコン及び市内の主な停留所で、市営バス全路線の走行状況及び、到着時刻予測をリアルタイムに把握することができるバスロケーションシステム「はちのへ市営バス運行情報」を運用開始します。 http://www.city.hachinohe.aomori.jp/news/index.cfm/detail.1.20711.html ●3月1日からぐりーんバス・路線バスに新ルートを追加しました。【流山市】 流山市では、『流山ぐりーんバス』の「美田・駒木台ルート」を新設し、「江戸川台西ルート」の路線変更を行います。また、『東武バスイースト(株)』では、「宮園循環」と「南柏駅西口〜南流山駅」路線を新設します。これらはいずれも3月1日から運行開始されます。 http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/toshikei/04koutuusitu/koutuutop. htm ●カーシェアリングと公共交通とを組み合わせたモデル事業の実施【東京都交通局】 〜都営地下鉄浅草線10駅近傍にカーシェアリングステーションを設置〜 環境局及び交通局は、オリックス自動車(株)と環境負荷の低減を図るため、カーシェアリングと都営交通(浅草線)とを連携させたモデル事業を実施します。 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2009/sub_p_200902091_h .html ●神奈川県地域交通研究会の開催状況が更新されました【神奈川県】 神奈川県地域交通研究会は、神奈川県内の公共交通のあり方や、公共交通に係る様々な交通施策に関し、情報交換、調査、検討などを行うための研究会です。平成12年5月に、県内の生活交通確保方策及びバス活性化施策などを検討するために設置し、平成17年8月には鉄道やタクシーも含めた公共交通の利用促進を図る観点からの情報交換などの場としても活用できるように拡大改組し、現在に至っています。 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/tosikeikaku/koutsu/chiiki/chiikikoutuuke nkyukai.html ●3月1日(日)〜7日(土)は山口市民公共交通週間です【山口市】 山口市では、自動車の過度な利用は交通渋滞の増加や二酸化炭素排出量の増大といったさまざまな問題の原因となるため、安心して住み続けられる車に頼りすぎない交通まちづくりを目指して、鉄道や路線バスなどの利用促進、利便性の向上に取り組んでいます。その一環として、3月1日(日)から7日(土)を「市民公共交通週間」に設定しました。 http://www.city.yamaguchi.lg.jp/dannai/soshiki/sogoseisaku/kotsu/kotsuday. htm ●中心部循環路線運行開始!【福山市】 福山市では、「人・まち・環境にやさしいバス交通」を目指すオムニバスタウン事業の一環として、バスの利用促進と中心市街地の活性化を図るため、2009年(平成21年)2月21日から、市内中心部の各公共施設や商業施設などを結ぶ中心部循環路の運行を開始しました。 http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/life/detail.php?hdnKey=4477 ●蓮町駅前にて利用者専用のパーク&ライド実験を実施、2月16日〜【富山ライトレール】 富山ライトレールでは、蓮町駅前において、ICカード「パスカ」を活用した、ポートラム利用者専用のパーク&ライド実験を実施します。通勤や買い物に是非ご利用ください。 http://www.lrt-jikken.com/ ●東武鉄道では、宇都宮線「野州平川駅」・桐生線「治良門橋駅」・日光線「東武金崎駅」にてパーク・アンド・ライドサービスを開始します【東武鉄道】 東武鉄道では、宇都宮線「野州平川駅」と桐生線「治良門橋駅」では2009年2月9日(月)から、東武日光線「東武金崎駅」では2009年2月23日(月)から、駅前に駐車場を整備し、座席指定の特急列車をご利用のお客さまに駐車料金を割引くパーク・アンド・ライドサービスを開始します。また、これと同時に現在、パーク・アンド・ライドサービスを実施している宇都宮線「おもちゃのまち駅」の駐車台数を拡大します。 http://www.tobu.co.jp/file/1832/090202.pdf http://www.tobu.co.jp/file/1845/090216.pdf ●近鉄百貨店阿倍野本店「パーク&ライド」サービスの試験実施結果についてのご報告【近畿日本鉄道】 近鉄および近鉄百貨店では、環境に優しい交通機関である鉄道の利用を促進し、渋滞緩和や環境負荷軽減を図りたいと考え、近鉄百貨店阿倍野本店のお客さまを対象として、平成20年1月8日から「パーク&ライド」サービスを試験的に実施してまいりました。平成21年1月7(水)をもって1年間の試験実施を終了し、利用実績およびアンケート調査の結果がまとまりましたのでご報告します。 http://www.kintetsu.jp/news/files/P&R20090202.pdf -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●「北九州市環境首都総合交通戦略」策定記念シンポジウム 日時:平成21年2月25日(水) 13:20〜16:00 場所:ステーションホテル小倉 5階 「飛翔」 主催:(仮称)北九州市環境首都総合交通戦略推進連絡会 http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEX T_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24867 ●「歩くまち・京都」総合交通戦略シンポジウム 日時:平成21年2月28日(土) 13:00〜16:00 場所:立命館大学朱雀キャンパス大講義室 京都市中京区西ノ京朱雀町1 主催:京都市,「歩くまち・京都」総合交通戦略策定審議会 http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000056491.html ●交通権学会関東部会 日時:平成21年3月7日(土) 13:30〜17:00 場所:明治大学駿河台キャンパス 主催:交通権学会 http://www009.upp.so-net.ne.jp/kotsuken-gakkai/division/kanto.html ●モビリティマネジメントシンポジウム in 中之島 日時:平成21年3月10日(火) 13:00〜17:00 場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)特別会議場 主催:近畿運輸局 http://www.kansai.meti.go.jp/3-9enetai/ontai-kaigi/calender.html ●東京第二弁護士会シンポジウム クルマ社会を考える─「真に必要な道路」を問う 日時:平成21年3月18日(水) 18:00〜20:30 場所:弁護士会館3階会議室 主催:東京第二弁護士会 環境保全委員会 http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/20090318_niben_douro.pdf |
● 09a26 ESTメールマガジン 第30号 >>INDEX
ESTメールマガジン 第30号(2009.1.26) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 □主な内容 【EST推進地域の登録制度を見直しました】 EST普及推進委員会が実施しているEST推進地域登録制度について、現状を踏まえ、要綱と申請書の一部修正をおこないました。 【1/31(土)に近畿ESTシンポジウムを開催します】 豊中市、近畿運輸局、交通エコロジー・モビリティ財団、EST普及推進委員会等は、豊中市のアクア文化ホールで、ESTに関するシンポジウムを1/31(土)に開催します。 □目次 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第30回)
●「千歳市でのESTの取り組み」 【千歳市市民環境部主幹(公共交通担当)小田賢一】
3.ニュース/トピック
●EST推進地域の登録制度を一部見直しました【EST普及推進委員会】 ●交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合 (MEET)【国土交通省】 ●タイヤに関する省エネ対策について【国土交通省、経済産業省】 ●大手民鉄16社 年末年始定期外旅客輸送実績 ―対前年比1.8%の増加―【日本民営鉄道協会】 ●「エコ〜るdeおでかけ」社会実験を開始します 【阪神都市圏公共交通利用促進会議】 ●岐阜市コミュニティバス運行事業者の公募について【岐阜市】 ●カーシェアリング事業への参画と会員募集の開始 【三井物産、カーシェアリング・ジャパン株式会社】 ●物流環境大賞の応募を受け付けています【日本物流団体連合会】 ●地球温暖化防止・CO2排出量削減に向け天然ガス充填スタンド16ヶ所新設【佐川急便】
4.イベント情報
●近畿ESTシンポジウム【2009/1/31】 ●交通環境フォーラム2009 in さいたま【2009/2/6】 ●第2回 グリーンロジスティクス推進フォーラム【2009/2/17】 ●第4回アジアEST地域フォーラム【2009/2/24-26】 ●交通権学会関東部会【2009/3/7】 ●エコカーワールド2009(低公害車フェア)【2009/6/6,7】 ●第四回 日本モビリティ・マネジメント会議【2009/7/31,8/1】
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2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第30回)
●「千歳市でのESTの取り組み」 【千歳市市民環境部主幹(公共交通担当)小田賢一】 千歳市では、昨年7月に世界15カ国から選抜された青少年が「環境」をテーマに議論する「ジュニア8サミット」が開催されました。準備期間からの市民組織によるアイドリング・ストップ運動の取り組みなどを通じて、市民の環境に対する意識は大変高まってきています。 一方で、環境に優しい公共交通である市内路線バスの利用者は減少傾向にあり、平成20年度はEST普及推進地域の指定を受け、公共交通の利用促進を中心とした取り組みを行っています。 まず、バスの利便性向上策としてバスガイドマップを作成し全戸に配布するとともに、当市は転入者が多いことから、転入される方々に素早くバスの情報をお知らせするため、バスガイドキットを転入手続き時に手渡ししています。 さらに、環境と交通を主題としたニューズレターを定期的に発行し、全戸に配布し啓発に努めています。12月には、「環境と交通に関するシンポジウム」を開催し、約250名の参加者と共に環境に優しい交通行動を考えることができました。 その他に、コミュニティバスを利用した「こどもパスポート」の発行、交通エコロジー教室の実施など、次代を担う小学生や中学生を対象とした取り組みを進めるとともに、市職員を対象としたエコ通勤を実施しました。 今後も、バス路線の安定確保や利便性向上、CO2の排出量削減につなげるため、地域や市民と連携した啓発活動の継続的な実施や企業でのエコ通勤の推進を図り、実現に向け取り組んでまいりたいと考えています。
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3.ニュース/トピック
●EST推進地域の登録制度を一部見直しました【EST普及推進委員会】 EST普及推進委員会は、昨年4月より実施してきた本制度をより多くの地方自治体の皆様に活用していただくため、環境改善目標の設定等について一部修正をしました。詳細は下記URLをご確認下さい。ESTを目指して交通環境対策を推進する多くの地方自治体の皆様のご登録をお待ちしています。 http://www.estfukyu.jp/estsuishinchiiki.html ●交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合 (MEET)【国 土交通省】 国土交通省は、2009(平成21)年1月14〜16日、主要国・関係主要国際機関を招いて、「交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合」(通称:MEET)を主催しました。以下に開催結果が掲載されています。 http://www.mlit.go.jp/kokusai/MEET/result.html ●タイヤに関する省エネ対策について【国土交通省、経済産業省】 国土交通省及び経済産業省では、運輸部門のエネルギー消費効率を向上させるために、自動車で使用されているタイヤについて、関係団体等も含めた「低燃費タイヤ等普及促進協議会」を設置し、今後のタイヤに関する省エネ対策として、平成20年度中にその方向性を取りまとめます。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000021.html ●大手民鉄16社 年末年始定期外旅客輸送実績―対前年比1.8%の増加―【日本民営鉄道協会】 大手民鉄16社(東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・相鉄・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神・西鉄)の年末年始定期外旅客輸送実績が出揃いました。12月31日(水)から1月3日(土)までの4日間、大手民鉄16社の定期外旅客輸送人員合計は、3,080万人(対前年比1.8%増)となりました。 http://www.mintetsu.or.jp/society/news/Individual/6255.html ●「エコ〜るdeおでかけ」社会実験を開始します【阪神都市圏公共交通利用促進会議】 阪神都市圏公共交通利用促進会議は、複数の交通事業者が連携した適切なバス乗り継ぎ情報提供を行うことにより、駅でのバスの乗り継ぎ利便性を向上させ、通勤や施設利用の交通手段を、自動車から公共交通へ転換していただこうとする社会実験をおこなっています。参加者の登録を昨年12月15日に開始しています。 http://www.odekakemm.net/about/index.html ●岐阜市コミュニティバス運行事業者の公募について【岐阜市】 岐阜市では、高齢者等交通弱者の移動手段の確保、交通不便地域の改善、地域内の日常生活における通院、買い物等の需要に対応するため、コミュニティバスの導入を図る必要があります。平成18年度から4地区で試行運行を開始し、現在8地区において運行を実施しています(本格運行1地区・試行運行7地区)。このうち1地区の試行から本格運行への移行と、2地区の試行運行継続にあたり、下記URLのとおり公募を実施しています。 http://www.city.gifu.lg.jp/c/40122807/40122807.html ●カーシェアリング事業への参画と会員募集の開始 【三井物産、カーシェアリング・ジャパン株式会社】 三井物産株式会社は、会員が同一の車を共同利用するカーシェアリングのサービス事業を開始するため、カーシェアリング・ジャパン株式会社を設立しました。カーシェアリング・ジャパンは、2009年1月7日より会員募集(カレコ・カーシェアリング クラブ)し、22日より東京都内でのサービスを開始しています。 http://www.mitsui.co.jp/release/2008/1189131_2817.html http://www.careco.jp/ ●物流環境大賞の応募を受け付けています【日本物流団体連合会】 日本物流団体連合会では、平成12年6月、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する「物流環境大賞」を創設しました。現在、第10回物流環境大賞の応募を受付中です。募集要領については下記URLをご覧下さい。 http://www.butsuryu.or.jp/b_kankyo/guide10.html ●地球温暖化防止・CO2排出量削減に向け天然ガス充填スタンド16ヶ所新設 【佐川急便】 佐川急便株式会社では、天然ガス自動車の導入を促進するため、16ヶ所の営業店に自家用天然ガス充填スタンドを設置し、2009年2月1日より稼働いたします。これにより全国の自家用天然ガス充填スタンドは計23ヶ所となります。 http://www.sg-hldgs.co.jp/news/2009/news20090119.html
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4.イベント情報 ●近畿ESTシンポジウム 日時:2009年1月31日(土) 10:00〜17:00 会場:アクア文化ホール(大阪府豊中市曽根東町3-7-1) 主催:豊中市、国土交通省近畿運輸局、交通エコロジー・モビリティ財団、 EST普及推進委員会、豊中市ESTモデル事業推進委員会 http://www.estfukyu.jp/kinki_est_symposium.html ●交通環境フォーラム2009 in さいたま 〜『エコ通勤』で始める自動車と公共交通の「かしこい」使い方〜 日時:2009年2月6日(金) 14:00〜16:50 会場:プラザノース多目的ルーム(さいたま市北区宮原町1丁目852番地ー1) 主催:さいたま市 http://www.city.saitama.jp/www/contents/1232011422094/index.html ●第2回 グリーンロジスティクス推進フォーラム 日時:平成21年2月17日(火) 13:30〜17:00 会場:霞山会館 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館37階 主催:社団法人日本物流団体連合会 http://www.butsuryu.or.jp/greenlogistics/greenlogistics2.html ●第4回アジアEST地域フォーラム 主催: 日本国環境省、国際連合地域開発センター、大韓民国国土海洋部 日程: 平成21年2月24-26日 場所: 韓国・ソウル 参加予定者: アジア諸国政府ハイレベル、環境と交通に関する専門家、国際機関 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10294 ●交通権学会関東部会 日時:平成21年3月7日(土) 13:30〜17:00 会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン9階309H教室 主催:交通権学会 http://www009.upp.so-net.ne.jp/kotsuken-gakkai/division/kanto.html ●エコカーワールド2009(低公害車フェア) 日時:平成21年6月6日(土)、7日(日) 10:00〜16:00 会場:横浜赤レンガ倉庫広場等(野外オープンスペース) 主催:環境省、独立行政法人環境再生保全機構、横浜市 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10672 ●第四回 日本モビリティ・マネジメント会議 日時:平成21年7月31日(金)、8月1日(土) 会場:大分県別府市 ビーコンプラザ 主催:(社)土木学会・国土交通省(予定) http://www.plan.cv.titech.ac.jp/fujiilab/jcomm.html -------------------------------------------------------------------- 5.その他 ●記事募集中! 本メールマガジンへの掲載記事を募集中です。EST、または「交通と環境」に関連す る取組みや話題、催し物の案内等を事務局までお寄せください。 → E-mail:EST@ecomo.or.jp(担当:市丸)
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● 08s25 ESTメールマガジン 第29号 >>INDEX
ESTメールマガジン 第29号(2008.12.25) 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局 □主な内容
【交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合が開催されます】 国土交通省は、交通分野における気候変動・大気汚染対策について、主要国大臣・関 係国際機関の間で知見・情報を交換する会合を開催します。 【豊中市で近畿ESTシンポジウムが開催されます】 豊中市、国土交通省近畿運輸局、交通エコロジー・モビリティ財団、EST普及推 進委員会等は、豊中市にあるアクア文化ホールで、ESTに関するシンポジウムを開 催します。
□目次
1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第29回) ●「持続可能な都市とまちづくり」 【宇都宮大学大学院地球環境デザイン学専攻 准教授 森本章倫】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第29回) ●「出雲市でのESTの取り組み」 【出雲市地域振興部交通政策課主任 大菅健一】 3.ニュース/トピック ●交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合【国土交通省】 ●第7回グリーン物流パートナーシップ会議を開催しました【日本ロジスティクスシ ステム協会、日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省】 ●電気自動車等に係る実証試験事業について【環境省】 ●マツダテストコースで参加・体験型エコドライブ講習会【中国運輸局】 ●エコドライブ体験談大募集(自動車環境負荷低減対策)【仙台市】 ●かしわコミュニティバスおよびかしわ乗合ジャンボタクシーの利用実績【柏市】 ●三郷料金所スマートIC社会実験が始まりました【三郷市】 ●京都府電気自動車等の普及の促進に関する条例(仮称)の骨子に対するパブリック コメント募集【京都府】 ●大阪府の流入車規制が平成21年1月1日から始まります【大阪府】 ●国、県、市が一体となって、国道2号バイパス姫路東ランプ周辺の交通対策に取り 組みます【兵庫県】 ●東京駅で発電床の実証実験を行います【東日本旅客鉄道】 4.イベント情報 ●近畿ESTシンポジウム【2009/1/31】 ●第1回交通まちづくり事例部会【2009/1/10】 ●地域公共交通活性化・再生セミナー【2009/1/28】 ●リヨン(仏)の環境まちづくり:都市交通政策とヴェロヴ【2009/1/29,30,2/2】 5.その他 ●記事募集中!
================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第29回)
●「持続可能な都市とまちづくり」 【宇都宮大学大学院地球環境デザイン学専攻 准教授 森本章倫】
持続可能な都市の議論が出て久しく経ちます。しかし本当の意味での持続性がまちづ くりの中で実践されているかというと、疑わしいと思っています。持続性という言葉 は時間軸上の安定性を指していて、明日の事でもあれば100年後のことでもありま す。しかし、最近どうも短期的な持続性が優先される場面がまちの中に多いのではな いでしょうか。4半期の営業成績の上下に振り回される企業、年度予算の収支に明け 暮れるお役所、4年の任期内での成果に執着する政治家。短期的な期間の評価がその 当事者の次を決定するため、当事者は精一杯頑張ります。より高い評価を得るために は持てる力の全てをその期間内に使おうとします。持続可能性とはまちの構成員が全 力で走った結果に到達できるものなのでしょうか? 不確実性の高い社会の中で安定的な持続性を確保するためには、良好な状況のときに 財を蓄え、未来に備える方法もあります。まちづくりでは、余力のあるときに道路や 橋等の社会基盤施設を整備し、余剰の土地資産を次世代に回したりすることを指しま す。現存する需要にピッタリ対応する整備や、売れ残った公共用地の早期処分は、正 しいようで正しくないかもしれません。ちょっと広めの道路や、都心部の空地や緑な ど、次のまちづくりができる余裕を残すこと。このちょっとした余裕もまちづくりの 持続性だと思います。 ファースト・フードに対してスロー・フードという言葉があります。現代社会で生き 残りをかけてレースしている都市をファースト・グロースと揶揄するなら、長期的な 持続可能性を有する都市は、ゆとりのある発展「スロー・グロース」をスローガンに 掲げた都市なのかもしれません。
2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第29回) ●「出雲市でのESTの取り組み」 【出雲市地域振興部交通政策課主任 大菅健一】
NHK朝の連続テレビ小説「だんだん」には、出雲市と松江市を結ぶ「一畑電車」の 映像が、オープニング、エンディングで映っていますが、お気付きですか。 「だんだん」の放映が始まったこと、また縁結びの神「出雲大社」の60年に一度の 遷宮が始まったことで、近年にもまして全国の皆様に出雲市へお越しいただいていま す。 県内有数の観光地である出雲市へは、観光客のほとんどが、自家用車、また観光バ スで来雲いただいていますが、近年増えている個人旅行者への対応、また自家用車に よる観光客を公共交通利用での観光を促すため、既存の複数路線や交通モードを組み 合わせ、目的地(観光地)までの移動を提案し、来雲後の移動に関する情報を事前に ホームページで提供することにより、公共交通での観光を提案しています。 同様に、地元住民に対しても、代表的な医療機関への公共交通の乗り換え案内を提 供することで、自動車で移動しがちな住民の行動を公共交通へと転換する取り組みを 実施しています。 【観光客に対する情報提供】 JR、高速バスなど広域交通と地域内の一畑電車、路線バスの組み合わせによる観光 地まで乗り換え案内の提供 【地域住民に対する情報提供】 市内各地から地域間交通(合併前の市町村間)と市中心部の医療機関や行政機関へ の乗り換え時刻表の提供 http://www.city.izumo.shimane.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=11 79816978186&FP=toppage&SiteID=0000000000000 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合【国土交通省】 国土交通省は、本会合を通じて、交通分野における気候変動・大気汚染対策につい て、主要国大臣・関係国際機関の間で知見・情報を交換するとともに、大臣宣言など を通じて本分野における国際的な協調・連携を推進します。 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000006.html
●第7回グリーン物流パートナーシップ会議を開催しました【日本ロジスティクスシ ステム協会、日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省】 社団法人日本ロジスティクスシステム協会、社団法人日本物流団体連合会、経済産 業省及び国土交通省は、社団法人日本経済団体連合会の協力のもと、12月19日 (金)に経団連ホールにおいて「第7回グリーン物流パートナーシップ会議」を開催し ました。第7回会議では、グリーン物流パートナーシップ推進事業の中から、物流分 野における地球温暖化対策に顕著な功績があった取組みに対し、国土交通大臣表彰、 経済産業大臣表彰、政策統括官表彰を行いました。 http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000019.html
●電気自動車等に係る実証試験事業について【環境省】 環境省では、今後の電気自動車等の普及拡大を図るため、来年以降市場投入される i MiEV、プラグイン・ステラなど50台以上の電気自動車等を用いて大規模実証試験事 業を行うこととしました。 「次世代自動車について、2020年までに新車販売のうち 2台に1台の割合で導入する」(「低炭素社会づくり行動計画」平成20年7月閣議決 定)という目標の実現のための施策の一環として行うものであり、市場投入初期の信 頼を確立するとともに、これにより初期需要を創出し、価格の低減につなげ、今後の 普及拡大を図るものです。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10538
●マツダテストコースで参加・体験型エコドライブ講習会【中国運輸局】 日本自動車連盟(JAF)主催、マツダ(株)と中国運輸局の共催により、マツダ(株) 三次自動車試験場にて「参加・体験型エコドライブ講習会」が開催されました。 http://www.cgt.mlit.go.jp/koukan/ecodrv.pdf
●エコドライブ体験談大募集(自動車環境負荷低減対策)【仙台市】 仙台市では、自動車による環境負荷の低減のため、エコドライブの普及推進に取り 組んでいます。今回、「いいことあるかも!!エコドライブ体験談大募集」と題し、 エコドライブの体験談を仙台市から募集します。応募作品の中から選考を行い、図書 カードやエコドライブ特製記念品の授与を行います。 http://www.city.sendai.jp/kankyou/taisaku/car_page/taikendan/index.html
●かしわコミュニティバスおよびかしわ乗合ジャンボタクシーの利用実績【柏市】 柏市では、市民の生活を支える交通手段として、かしわコミュニティバスおよびか しわ乗合ジャンボタクシーの運行を行っています。平成20年度の利用状況では、月毎 の変動は多少あるものの、毎月一定以上の利用がされていました。 http://www.city.kashiwa.lg.jp/living_guide/traffic/bus_taxi/20-1321taxi.htm
●三郷料金所スマートIC社会実験が始まりました【三郷市】 平成20年12月19日(金)午後3時より、常磐自動車道三郷料金所付近にて、三郷料 金所スマートIC社会実験が始まりました。24時間利用でき、水戸方面への入口、水 戸方面からの出口にて利用が可能です。対象車種はETC車載器をつけた普通車、軽 自動車、二輪車となっています。 http://www.city.misato.lg.jp/dd.aspx?itemid=5525#itemid5525
●京都府電気自動車等の普及の促進に関する条例(仮称)の骨子に対するパブリック コメント募集【京都府】 京都府では、京都府における電気自動車等の早期の本格的普及を図るために、条例 骨子を作成しました。本条例骨子は、府、府民、事業者の責務等を明らかにし、施策 の基本となる事項等を定めて、電気自動車等の普及の促進等に関する施策及び取組を 計画的に推進する事を目的としています。この骨子に対して、京都府ではパブリック コメントを募集しています。 http://www.pref.kyoto.jp/news/recruitment/2008/12/1228104195925.html
●大阪府の流入車規制が平成21年1月1日から始まります【大阪府】 大阪府では、自動車NOx・PM法の対策地域外から対策地域内へ流入する車による窒 素酸化物及び粒子状物質の排出負荷割合の増大が無視できない状況であることから、 流入車対策を盛り込んだ生活環境の保全等に関する条例を改正し、平成19年10月25日 に公布しました。 条例により、自動車NOx・PM法の排ガス基準を満たさないトラックバス等は、平成 21年1月1日(特種自動車は、平成21年10月1日)から大阪府域37市町内で の発着ができません。また、発着が可能なトラックバス等(車種規制適合車等)に は、府が交付するステッカーの表示が必要となります。 http://www.epcc.pref.osaka.jp/kotsu/ryuunyuu/index.html
●国、県、市が一体となって、国道2号バイパス姫路東ランプ周辺の交通対策に取り 組みます【兵庫県】 国道2号姫路バイパス姫路東ランプは、播磨臨海部に立地する企業等の交通が集中 するため、通勤等によるピーク時を中心に、下りOFFランプからバイパス本線、南北 に交差する国分寺白浜線等、慢性的な交通渋滞が面的に発生しています。これらの交 通課題に対応するため、地元自治会、警察、姫路市、兵庫県、国土交通省が参加する 現地検討会を開催し、関係機関が連携して姫路東ランプ周辺の交通対策に取り組むこ ととしました。 http://web.pref.hyogo.jp/press/press_c_harima_00044.html
●東京駅で発電床の実証実験を行います【東日本旅客鉄道】 JR東日本では、地球環境にやさしい駅づくりの一環として、独立行政法人 新エ ネルギー・産業技術総合開発機構及びジェイアール東日本コンサルタンツ(株)と共 同で、2006年から発電床の開発を進めています。今回、発電能力を向上させた改良品 を東京駅に約2ヵ月間設置して実証実験を行います。発電量は昨年度比で約10倍を見 込んでいます。 http://www.jreast.co.jp/press/2008/20081201.pdf
-------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●近畿ESTシンポジウム 日時:2009年1月31日(土) 10:00〜17:00 会場:アクア文化ホール(大阪府豊中市曽根東町3-7-1) 主催:豊中市、国土交通省近畿運輸局、交通エコロジー・モビリティ財団、EST普及 推進委員会、豊中市ESTモデル事業推進委員会 http://www.estfukyu.jp/pdf/kinki_est.pdf
●第1回交通まちづくり事例部会 日時:2009年1月10日(水)13:30〜18:00 会場:金沢大学自然科学研究科2号館Cブロック5階(土木建設工学科会議室) 主催:土木学会 土木計画学研究委員会 交通まちづくり研究小委員会 http://www.jsce.or.jp/committee/ip/events/articles/01404.txt
●地域公共交通活性化・再生セミナー 〜 総合的な交通政策を進めるための研修会:実践編 〜 日時:2009年1月28日(水)13:30〜18:00 会場:クレオ大阪(大阪市男女共同参画センター)東部館 ホール 主催:国土交通省近畿運輸局 http://www.kkt.mlit.go.jp/osirase/20090128.html
●リヨン(仏)の環境まちづくり:都市交通政策とヴェロヴ (リヨンから自転車交通政策担当者を招聘し、講演) 【松本市】 日時:2009年1月29日(木) 会場:中央公民館 主催:松本市ノーマイカーデー推進市民会議 【東京】 日時:2009年1月30日(金)16:00〜(15:30開場) 会場:共立女子大学共立講堂 主催:カーフリーデージャパン 【浜松市】 日時:2009年2月2日(月) 会場:浜松市 主催:静岡文化芸術大学 ※詳しくは、各主催者へお問い合わせ下さい。
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● 08p04 高速道路料金値下げは鉄道に打撃 上岡直見 >>INDEX
● 08o27 ESTメールマガジン 第27号 >>INDEX
環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局
□主な内容 地域環境を向上させる計画が多数策定】 国土交通省が推し進める「エコまちづくり」や「地域公共交通活性化・再生総合事業計画」等によって、地域環境を向上させる計画が多数策定されています。 東北EST創発セミナーが仙台で開催】 今年、広島を皮切りに、那覇、北九州でEST創発セミナーを開催してきました。来週、今年最後のEST創発セミナーが仙台で開催されます。多数のご参加を期待しています! □目次 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第27回) ●「ESTと都心部のまちづくりと地域の人たちとの連携」 【神戸国際大学経済学部教授 土井勉】 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第27回) ●「松江市における路線バスを中心にした公共交通利用促進について」 【松江市市長室政策企画課総合交通政策室専門企画員 深江篤司】 3.ニュース/トピック ●今年度は35都市が「エコまちづくり」により都市環境対策に取り組みます【国土交通省】 ●平成20年度「地域公共交通活性化・再生総合事業計画」等の公募結果【国土交通省】 ●エコ通勤ポータルサイト開設及びエコ通勤応募状況について【国土交通省】 ●非接触給電ハイブリッドバスの実証走行試験を上高地で実施します【国土交通省】 ●第4回アジアEST地域フォーラムの開催について【環境省】 ●第5回東京都市圏パーソントリップ調査を10月1日から実施します【東京都市圏交通計画協議会】 ●ノーマイカー(エコ通勤)デーの実施事業者及び個人実施者を募集しています【新潟市】 ●秦野市TDM取組紹介のホームページ開設【秦野市】 ●自転車専用通行帯の実証実験を行います【静岡市】 ●京都府次世代自動車普及推進協議会の設置について【京都府】 ●名古屋で駐車デポジットシステム(Parking Deposit System; PDS)社会実験がスタート【名古屋大学】 ●大黒PA及び平和島PA(上り)に電気自動車用急速充電器を設置【首都高速道路】 ●2007年度低公害車等の出荷台数実績の公表について【日本自動車工業会】 ●ノルウェーで水素ロータリーエンジン車の公道走行を開始【マツダ】 ●平成20年度グリーン物流パートナーシップ推進事業の2次募集を開始!【社団法人日本ロジスティクスシステム協会、社団法人日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省】 ●第6回「モーダルシフト取り組み優良事業者」を公表しました【日本物流団体連合会】 ●ベルメゾンネットにおける「CO2排出権付き飛脚宅配便」取り扱い好調【千趣会、佐川急便】 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー【2008/11/4】 ●中心市街地活性化─交通まちづくり研究からの処方箋【2008/10/31】 ●自転車ワークショップ「自転車のある暮らし提案★自転車で行こう!!」 【2008/11/1】 ●わがまち公共交通かいぎin新潟〜第6回全国バスマップサミット【2008/11/1,2】 ●TOKYO MOTOR WEEK 2008【2008/11/1,2,3,8,9】 ●第7回 ITSシンポジウム2008【2008/12/4,5】 5.その他 ●記事募集中! ================================================================== 1.寄稿@「環境的に持続可能な交通を目指して」(第27回) ●「ESTと都心部のまちづくりと地域の人たちとの連携」 【神戸国際大学経済学部教授 土井勉】 ESTを推進するためには、どこに行くのもクルマが便利で快適というライフスタイルを見直すことが大切です。しかし、実際には都心部など中心市街地にクルマで行くことは渋滞や駐車場探しなど面倒なことが多く、クルマがバス・鉄道など公共交通に比べて便利で快適ではないことも多くあります。 また、商業施設単体だけでなく都心部のまちの活性化を考える場合には、まち全体を快適に歩いて散策し滞留してもらうことが必要になります。歩くことはまちの魅力の発見につながり、また滞留時間の増加は商業の売上にも貢献するからです。楽しく散策してもらうためのまちづくりを考える場合、クルマよりも、公共交通や自転車、そして歩行者を重視することが不可欠です。すなわち、ESTは環境とともに中心市街地活性化にも好影響を及ぼすことになります。 例えば、2007年秋にKOBEST(KOBEとESTを合わせた名称)2007という名称で、神戸市の都心部の回遊を支える「ちょいのりバス」の運行実験を行政+公共交通事業者+地域の商業者+NPOなどの皆さんと企画し実施しました。この時に数多くの「まち歩きツアー」も誕生しました。こうした活動が楽しくできたことがバネになり、実験終了後は地域の人たちが中心となりKOBE地球おもてなし倶楽部という集まりが誕生しました。今年5月に神戸市で開催されたG8環境大臣会合に合わせたイベントなどにも参加をしています。神戸のまちの魅力向上と環境的にも持続可能な交通とまちづくりの活 動が進められているのです。 2.寄稿A「地方から全国に向けた情報発信!」(第27回) ●「松江市における路線バスを中心にした公共交通利用促進について」 【松江市市長室政策企画課総合交通政策室専門企画員 深江篤司】 松江市では、「だれもが、安心して、やさしく移動できるまち・松江」の実現に向け、公共交通体系整備計画を平成18年度に策定し、その計画を基本に平成19年度以降各種の取組みを実施してきました。特に平成20年度は、自家用車利用から環境負荷の少ない公共交通への転換を促すため、市民が主体的に、また積極的に関わりを持つ「松江市公共交通利用促進市民会議」を設け、市民、企業、バス事業者、行政が協働して環境負荷の低減と、公共交通の利用促進を図るべく現在活動中であります。 住民へのモビリティー・マネジメント(以下、MM)については、バス路線の存廃問題を契機として、住民自らがバス利用促進委員会を立ち上げた地域をモデル地域に選定し、地域住民への情報提供、地域の小学校での「バスの乗り方教室」などを実施すると共に、高齢者には、マイ時刻表の作成など、個々に見合った手法による情報の提供を行い、地域を挙げての取り組みとなっています。 一方で、公共交通の利用促進を図る上で、利用しやすいダイヤ編成、路線といった利用者の視点にたった改善を行うことによって、企業におけるMMを実施し、自家用車からの転換を喚起しています。 今後は、環境負荷低減の面と共に、高齢化率が高い本市にとって、市民の移動手段確保は緊急且つ重要な課題であり、公共交通維持と環境負荷低減をセットにして市民へ協力を要請していきます。 -------------------------------------------------------------------- 3.ニュース/トピック ●今年度は35都市が「エコまちづくり」により都市環境対策に取り組みます【国土交通省】 国土交通省では、都市における面的な環境対策の要請の高まりを背景に、集約拠点等において都市交通、緑化、エネルギーなどの各分野の先導的な都市環境対策を推進する「エコまちづくりパッケージ(先導的都市環境形成総合支援事業)」と、計画策定、関係者間のコーディネートや社会実験・実証実験等の実施を支援する「エコまちづくり事業(先導的都市環境形成促進事業)」を創設しました。本年6月に21都市における事業に対し、第一次の補助金交付を行いました。今般、都市環境対策に積極的に取り組む19都市(新規14都市、追加5都市)における事業に対し、エコまちづくり 事業に係る第二次の補助金を交付することを決定いたしました。第一次内示と併せて、本年度は合計35都市においてエコまちづくり事業に取り組むこととなります。 http://www.mlit.go.jp/report/press/city08_hh_000004.html ●平成20年度「地域公共交通活性化・再生総合事業計画」等の公募結果【国土交通省】 地域公共交通の活性化・再生に主体的に取り組む地域を支援することを目的として、『地域公共交通活性化・再生総合事業』を平成20年度に新設しました。本事業を活用するために必要な、「地域公共交通総合連携計画策定調査実施計画」及び「地域公共交通活性化・再生総合事業計画」の第三次公募について、各運輸局において認定をしましたので、お知らせします。 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000006.html ●エコ通勤ポータルサイト開設及びエコ通勤応募状況について【国土交通省】この度、「エコ通勤」に関する情報発信等を目的として、国土交通省ホームページ内に、エコ通勤ポータルサイトを開設しましたので、お知らせします。(http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/ecommuters/) また、平成19年11月20日に開催されました、第7回公共交通利用推進等マネジメント協議会において、『モビリティ・マネジメントによる「エコ通勤」促進行動計画』が採択され、平成20年3月3日より「エコ通勤」の推進を図る事業所等の公募を実施し、随時応募を受け付けているところです。9月25日開催の第9回公共交通利用推進等マネジメント協議会において報告された、現時点における応募状況についてお知らせします。 http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000005.html ●非接触給電ハイブリッドバスの実証走行試験を上高地で実施します【国土交通省】 国土交通省では、革新的技術を投入し、環境性能を大幅に向上させた次世代の低公害トラック・バスの開発・実用化を進めるため、産学官の連携により「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトにおいて開発し、走行試験を行ってきた非接触給電ハイブリッドバスについて、松本電気鉄道(株)の協力を得て長野県上高地で実証走行試験を実施します。試験走行は、10月15日(水)から17日(金)まで行い、山岳路・観光路線における操作性、走行性能、環境性能等についてデータを収集し、今後のさらなる実用性向上に活用します。 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000012.html ●第4回アジアEST地域フォーラムの開催について【環境省】 環境省と国際連合地域開発センター(UNCRD)は、韓国政府の協力のもと、平成21年2月24〜26日に、アジアEST地域フォーラムの第4回会合を、韓国・ソウルにて開催することといたしましたので、お知らせします。アジアEST地域フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現を目指して、我が国と国際連合地域開発センター(UNCRD)が共同で設立した、政府ハイレベルによる政策対話会合です。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10294 ●第5回東京都市圏パーソントリップ調査を10月1日から実施します【東京都市圏交通計画協議会】 東京都市圏交通計画協議会では、第5回東京都市圏パーソントリップ調査(大規模な総合的交通実態調査)を実施します。10年に1度の大規模調査です。パーソントリップ調査は、どのような人が、どのような目的・交通手段で、どこからどこへ移動したかなど、ある人の平日1日の動きを調査します。調査結果は将来のまちづくりや交通計画、大地震発生時の帰宅困難者支援のための対策の立案、新型インフルエンザの被害の拡大推計など、交通や防災、各種研究分野で幅広く活用されています。パーソントリップ調査は、全国の主要な都市圏においても実施されていますが、東京都市圏における調査は全国でも最大規模です。また、5回目の調査を実施するのは、東京都市圏が初めてとなります。 http://www.mlit.go.jp/report/press/city07_hh_000009.html ●ノーマイカー(エコ通勤)デーの実施事業者及び個人実施者を募集します【新潟市】 新潟市では、公共交通や徒歩・自転車といった環境にやさしい移動手段へ自発的に転換していただくことを目的とし、日ごろマイカー通勤されている企業等の従業者や市民を対象としたノーマイカー(エコ通勤)デーを実施します。期間は平成20 年11月10 日(月) 〜 11 月14 日(金)とし、マイカー通勤を自粛し,バス,電車,自転車,徒歩,他車への相乗り及びパーク&ライド等により通勤していただきます。 http://www.city.niigata.jp/info/kotsu/no-my-car_day/guidebook.pdf ●秦野市TDM取組紹介のホームページ開設【秦野市】 秦野市では、ESTに貢献する交通需要マネジメント(TDM)の取組について紹介するホームページを更新しました。 市内100事業所以上が参加する「ノーマイカーウィーク秦野」進捗状況、市内小学校の8割で実施の「TDM教育」などについて掲載していますので、是非ご覧ください。 http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/t-keikaku/koutuu/tdm/index.html ●自転車専用通行帯の実証実験を行います【静岡市】 清水駅前地区は、国土交通省と警察庁から自転車通行環境整備モデル地区に指定されています。モデル地区では、地元自治会代表・自転車利用者・行政からなるワーキンググループを立ち上げ、自転車・歩行者が安心して通行できる道路空間の構築を目指します。この度、「安心・安全な自転車通行空間」確保に向け、モデル地区の1区間である辻町北脇1号線で実証実験を行い、その効果や課題を洗い出します。実証実験の結果を元に、より安全で安心できる自転車通行空間を整備します。 http://www.city.shizuoka.jp/000076666.pdf ●京都府次世代自動車普及推進協議会の設置について【京都府】 電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(pHV)の普及策の検討及び推進のため、下記のとおり京都府次世代自動車普及推進協議会を設置し、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(pHV)の普及策の検討、普及策の推進及び推進協力を行います。 http://www.pref.kyoto.jp/news/general/2008/10/1224224521863.html ●名古屋で駐車デポジットシステム(Parking Deposit System; PDS)社会実験がス タート【名古屋大学】 名古屋大学大学院森川・山本研究室では、渋滞する都心部で最も合理的に交通量を減らす施策である都心部乗り入れ課金(RP)に近い効果を持ちながら、より社会的受容性の高い世界初の都市交通施策であるPDSの社会実験を9月〜12月まで実施いたします。GPS付携帯電話を使用してモニターの都心部訪問行動に実際に課金・返金する「PDSコアモニター実験」と、インターネットを使用し、一般の方でも参加できる「PDSインターネット実験」がありますので、下記のwebよりインターネット実験に是非ご参加ください。 http://nutrend.jp/pds/ ●大黒PA及び平和島PA(上り)に電気自動車用急速充電器を設置【首都高速道路】 首都高速道路株式会社は、環境負荷低減への取り組みとして、低公害車の一つである電気自動車の普及促進に貢献するため、首都高速道路の大黒パーキングエリアと平和島パーキングエリア(上り)に電気自動車用急速充電器を試行設置します。これは、高速道路会社として初めての試みとなります。大黒パーキングエリアについては10月10日(金)から、平和島パーキングエリアでは10月末頃から運用を開始し、当面1年間の試行期間中は、無料でご利用いただけるようにし、その後は電気自動車の普及状況等を勘案しながら運用方法を検討します。急速充電器を使用すると、5分で約40km、10分で約60km走行分の充電をすることができます。 http://www.shutoko.jp/company/press/h20/1008.html ●2007年度低公害車等の出荷台数実績の公表について【日本自動車工業会】 日本自動車工業会は、2007年度低公害車等の出荷台数実績をホームページにおいて10月20日(月)より公表しました。実績によると、ハイブリッド車などの一部の低公害車で前年度より出荷台数が増加していますが、軒並み出荷台数は減少しました。 http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1346 ●ノルウェーで水素ロータリーエンジン車の公道走行を開始【マツダ】 マツダ株式会社は、ノルウェー王国の国家プロジェクトであるHyNorと共同で、水素ロータリーエンジン車『マツダRX-8ハイドロジェンRE』による同国の公道走行を開始しました。この車両はモニター車として現地で活用され、さまざまな評価を行うとともに各種イベントへの参加を予定しています。これはマツダの水素ロータリーエンジン車として初めての、海外における本格的な公道走行となります。 http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2008/200810/081015b.html ●平成20年度グリーン物流パートナーシップ推進事業の2次募集を開始!【社団法人日本ロジスティクスシステム協会、社団法人日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省】 グリーン物流パートナーシップ会議では、平成20年度に行う荷主と物流事業者が協働して取組むCO2排出量削減プロジェクトの提案(普及事業)の2次募集を10月17日(金)より開始しました。 http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000013.html ●第6回「モーダルシフト取り組み優良事業者」を公表しました【日本物流団体連合会】 当連合会では、平成15年6月、モーダルシフト促進に関し、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や、取り組み意識の高揚等を図るため、モーダルシフトを積極的に推進した優良な事業者を公表する「モーダルシフト取り組み優良事業者公表制度」を創設いたしました。 この度、第6回モーダルシフト取り組み優良事業者を国土交通省の後援により決定しましたので、公表します。 http://www.butsuryu.or.jp/modal/announce6.html ●ベルメゾンネットにおける「CO2排出権付き飛脚宅配便」取り扱い好調【千趣会、佐川急便】 株式会社千趣会と佐川急便株式会社は、本年9月1日から佐川急便が開発した「CO2排出権付き飛脚宅配便」を、千趣会のオンラインショッピングサイト「ベルメゾンッ」(http://www.bellemaison.jp)の配送サービスに導入しています。スタートから1ヶ月間(9月1日〜9月30日)で、CO2排出権付きの指定便で配送した個数が11,773個(CO2排出権:約11t相当)を数えました。 http://www.sg-hldgs.co.jp/news/2008/news20081014.html -------------------------------------------------------------------- 4.イベント情報 ●東北EST創発セミナー 日時:2008年11月4日(火) 13:30〜16:30 (13:00受付開始) 場所:仙台サンプラザ1階「パール」 主催:交通エコロジーモビリティ財団、EST普及推進委員会、東北運輸局 http://www.estfukyu.jp/sohatsu7.html ●中心市街地活性化─交通まちづくり研究からの処方箋 日時:10 月31 日(金)午後6時〜8時 場所:和歌山市民会館小ホール 主催:第38 回土木計画学研究発表会開催記念シンポジウム http://www.eco.wakayama-u.ac.jp/~ktjapanh/komachi1031.pdf ●自転車ワークショップ「自転車のある暮らし提案★自転車で行こう!!」 日時:2008年11月1日(土)13:30〜16:30 場所:松山市子規記念博物館・講堂(4階) 主催:松山市都市整備部総合交通課 http://www.city.matsuyama.ehime.jp/koutuu/1187643_1005.html ●わがまち公共交通かいぎin新潟〜第6回全国バスマップサミット 日時:11 月1日(土)、2日(日) 場所:天寿園 主催:にいがた環境交通研究会 http://www.decltd.co.jp/koutu/sumit.html ●TOKYO MOTOR WEEK 2008 日時:2008年11月1日(土)、2(日)、3(月・祝)、8(土)、9(日) 場所:アクアシティお台場、メディアージュ、デックス東京ビーチ、クイーンズスクエア横浜、ランドマークプラザ、横浜赤レンガ倉庫、東京ミッドタウン 主催:(社)日本自動車工業会 http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1345 ●第7回 ITSシンポジウム2008 日時:2008年12月4日(木)、5日(金) 場所:日本大学生産工学部津田沼キャンパス37号館 主催:特定非営利活動法人ITSJapan http://www.its-jp.org/event/symposium/sym07.htm
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● 08g22 HONDAの薄膜太陽電池を「PVJapan 2008」に出展 >>INDEX
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● 07e14 自動車の燃料に大量に転用される米国の穀物 気候アクションセンターおきなわ >>INDEX
 最近、バイオ燃料の普及に伴う食糧の値上がり問題がニュースをにぎわせています。 この関連でレスター・ブラウンのエッセーが手に入りましたので転送します。
ちなみにこの記事は、ジャパン フォー サステナビリティからの転載です。 http://www.japanfs.org/index_j.html
Enviro-News from Junko Edahiro 2007.05.13.
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アースポリシー研究所
エコ・エコノミー最新情報2007年第3号 3月21日
値上がりする世界の食糧−自動車の燃料に大量に転用される米国の穀物 http://www.earth-policy.org/Updates/2007/Update65.htm
レスター R ブラウン
もしあなたがスーパーマーケットでの支払いが毎週増えていると感じるなら、それはおそらく当たっているだろう。 米国で収穫される穀物は、エタノール工場にますます流れてゆき、世界の食糧価格の高騰に拍車がかかっているのだから。
トウモロコシの価格は去年1年で2倍になった。小麦の先物取引もこの10年間の最高値だし、コメの値上がりも続いている。 加えて、大豆の先物価格は5割の上昇だ。 ブルームバーグ(訳注:金融、経済情報をはじめ様々な情報を提供するサービス会社。 その分析には定評がある)は、エタノール燃料用の原料としてトウモロコシの使用が急激に増えた結果、世界の食の流れに思わぬ事態が生じていると分析している。
食糧価格の高騰によって真っ先に打撃を受けるのは、トウモロコシを主食にする国々である。そうした国は20カ国を超えるが、その中の一つメキシコでは、トルティーヤの値段が60%値上がりしている。腹を立てた7万5,000人ものメキシコ国民は街頭で抗議デモを繰り広げ、政府はトルティーヤの価格統制をせざるを得なくなってしまった。
中国、インド、米国はこの3国で世界人口の40%を占めるが、ここでも食糧価格の上昇が続いている。これらの国ではトウモロコシを直接口にすることは比較的少ないが、中国、米国はいずれも、結果的には食肉や牛乳、鶏卵という形でトウモロコシを間接的に大量に消費しているのだ。
中国では穀物や大豆価格の高騰が食肉や鶏卵の価格を押し上げている。 1月の豚肉価格は前年より20%高く、また鶏卵価格は16%上昇している。穀物の依存度が豚肉ほどではない牛肉の場合も、6%値上がりしている。
インドでは、2007年1月の食糧全体の物価指数が、前年同月比で10%上昇した。 インドの北部で主食とされている小麦の価格は11%も跳ね上がっており、世界の市場価格を上回っている 米国農務省は、国内の2007年の鶏肉の卸売価格は、前年よりも平均10%、鶏卵1ダースはなんと21%、牛乳は14%高くなるだろうと予想している。だがこれは前奏曲に過ぎない。
過去には、食糧価格の上昇は天候に左右されるというのが常識で、それも常に一時的なものだった。それが今回は違う。エタノール工場がどんどん建ち並ぶにつれ、世界の穀物価格は石油価格に追従するかたちで上昇し始めている。穀物価格は、これから長期間にわたって上昇していくだろう
かつては切り離されていた食糧経済とエネルギー経済が、今やひとつの経済として形成されつつある。この新しい経済では、穀物の燃料としての価値が食物としての価値を上回ると、市場では穀物がエネルギー経済に流れるだろう。石油価格が上昇すれば、食糧価格も上がることになる。
2006年には米国の穀物収穫量の約16%がエタノールの生産に使われていた。現在、約80のエタノール工場が建設中であるが、その生産能力は現在の2倍を上回るため、2008年には穀物収穫量のほぼ3分の1がエタノールに回されてしまうだろう。
米国は世界最大の穀物輸出国で、その輸出高はカナダ、オーストラリア、アルゼンチン3国の輸出量をあわせたよりも多い。 そのため、米国の穀物収穫量の動向は世界全体に影響を及ぼす。大量の穀物を自動車の燃料生産に転用すると、輸出量は減少するだろう。今や世界の穀倉地帯は米国の燃料タンクへと急速に変貌しつつあるのだ。
1990年代後半には、それまで数十年間減少傾向にあった飢餓人口が増加に転じた。 現在、国連が緊急食糧援助国として挙げている国は34カ国。チャド、イラク、リベリア、ハイチ、ジンバブエなど、こうした国々の多くは、破綻国家もしくは破綻寸前の国家と見なされている。通常、食糧援助プログラムの予算は決まっているため、穀物の価格が2倍になると、食糧援助は半減してしまう。
メキシコなどの低中所得諸国では、食糧価格の上昇に対する都市部での抗議デモが政情不安につながる恐れがあり、結果的に破綻国家や破綻寸前の国家の数が増えてゆくだろう。 政治不安の拡大は、ある時点で、世界の経済進歩を妨げかねない。
こうした背景があるにもかかわらず、米国政府は「エタノール・ブーム」に浮かれている。 ブッシュ大統領は、一般教書演説で2017年の代替燃料の生産目標を350億ガロンに設定した。 これには、穀物由来及びセルロース系エタノール、液化石炭が含まれている。
セルロース系のエタノールを競争力のあるコストで生産することは今のところ困難だし、ガソリンよりも炭素含有量の多い液化石炭に対しても市民の反発が高まっていることから、この目標を達成するためには、燃料の大部分を穀物に依存しなければならないだろう。 収穫された米国の穀物の大半が燃料に奪われ、食用に残るのはわずかとなり、数百カ国の穀物輸入国の取り分はさらに少なくなる可能性がある。
今後、自動車を所有する8億人と世界で最も貧しい20億人が、穀物をめぐって真っ向から争うことになる。 食糧価格の高騰により、世界経済の「はしご」の低い段にいる数百万人が、生きていくために必要な消費量を下回る食糧しか手に入れられず、はしごから落ち始める危険性がある。
2007年2月に世界食料計画のジェームズ T モリス事務局長が行った報告によると、現在、毎日1万8000人の子どもたちが飢えと栄養失調で死亡しているという。この一日の死亡者数は、対イラク戦争における過去4年間の米軍戦死者数の6倍である。
この恐ろしいシナリオにも、代案はある。 自動車の燃費基準を今後10年間で20%段階的に引き上げれば、米国で収穫される穀物をすべてエタノールに転換した場合と同量の石油を節約することができる。
そのための有力な選択肢となりつつあるのは、プラグイン・ハイブリッド車への移行である。ガソリンと電気のハイブリッド車に、コンセントから夜間に充電できる二次電源を搭載することによって、日々の通勤や買い物などのごく短距離の移動を電力でまかなえるようになる。 これに、安い電力を送電網に供給できる多数のウィンドファームへの投資を行えば、ほとんどの場合ガソリン1ガロン(3.785リットル)あたり1ドル程度の電力で走行できるようになるだろう。
心強いことに、トヨタ、日産、GMの自動車メーカー3社はプラグイン・ハイブリッド車の発売計画をすでに発表している。プラグイン・ハイブリッド車への移行キャンペーンを全米に呼びかけているプラグイン・パートナーズにはすでに、電力事業者や企業、州・市政府、農業団体や環境団体など、508のパートナーが参加している。
急速に増えるパートナーのリストには、米国公共電力協会、米国電力研究所、米国風力エネルギー協会、米国コーン生産者協会、およびロサンゼルス、ダラス、シカゴ、ボストンの各市が名を連ねている。数多くのパートナーがすでに、プラグイン・ハイブリッド車が発売され次第、合計8,000台以上を購入する意向を表明している。
エタノール・ブームは政策として十分に考慮された代替案ではない。ますます多くの穀物に由来する燃料製造業を助成する現在の政策を継続するか、より燃費の良い自動車やプラグイン・ハイブリッド車と風力電力を軸とする、新しい自動車燃料経済への移行を奨励するか、米国政府が決断すべき時が来ている。
これは、世界的に食糧価格が上昇し、飢餓が広がり、政治が不安定化する未来か、それとも食糧価格の安定と石油依存度の低下、および二酸化炭素排出量の大幅削減を可能とする未来のどちらを選ぶかの問題である。
(翻訳:酒井、木村、小林)
<推薦書>
『成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート』 ドネラ・H・メドウズ他(著) ダイヤモンド社
『ファクター10 エコ効率革命を実現する』 シュミット・ブレーク(著)シュプリンガ・フェアラーク東京
『自然資本の経済―「成長の限界」を突破する新産業革命』 ポール ホーケン L.ハンター ロビンス, エイモリ・B. ロビンス (著)日本経済新聞社
『スモール イズ ビューティフル―人間中心の経済学』 E・F・シューマッハー(著)講談社学術文庫
『エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」』 河邑 厚徳 (著) 日本放送出版協会
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● 07d25 家庭用コンセントなどから充電して走行可能な電気自動車 >>INDEX
● 07d23 中国初「ノーカーデー」今年9月に実施決定 >>INDEX
● 07d19 トヨタ 燃料電池車を中部空港周辺で営業運行 >>INDEX
 トヨタ、燃料電池ハイブリッド車を中部国際空港周辺で営業運行 事業用貨物車として登録した燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」1台をヤマト運輸へ貸与する。ヤマト運輸は、常滑新開宅急便センターと中部国際空港間の配送業務で4月下旬より使用して実証実験を行い、トヨタはハイブリッド車の実用化に必要なさまざまなデータを取得する。今回のヤマト運輸仕様車は高圧水素タンクに最高35MPaの水素を貯蔵し、バッテリーにはニッケル水素電池を使用する。最高出力は122PS(90kW)、最大トルク26.5kg・m(260N・m)。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
2007/04/19 毎日新聞 |
● 07d19 三菱自動車、次世代ディーゼルエンジンを2009年より投入 >>INDEX
三菱自動車、次世代ディーゼルエンジンを早期市場投入へ 三菱自動車は、現在開発中の2リッタークラス次世代ディーゼルエンジンを、当初計画より1年前倒しの2009年初めから、パワートレイン製作所京都工場(京都市)で生産開始し、ディーゼルエンジンの需要が拡大している欧州より順次、市場投入する。
当エンジンは三菱重工業株式会社(佃和夫社長、本社東京都港区)と共同開発中で、CO2など温室効果ガスの排出量低減に向けた取組みの柱の一つ。高効率の新型ターボチャージャーを採用の他、独自の解析技術を適用した燃焼効率向上化などにより低排出ガス化を図り、クラストップレベルの出力を達成、欧州の次期排出ガス規制「Euro5」※をクリヤする。
三菱自動車は、中期環境行動計画「環境行動計画2010」の中で、電気自動車と共に当エンジンを環境対応の中核技術と位置付けており、早期市場投入により、環境志向の消費者ニーズの増加に対応する。
※「EURO5」: 欧州にて2009年から施行される方向の自動車排出ガス規制法規。現行のEURO4に対し、粒子状物質と窒素酸化物の規制値がさらに強化される。 2007年4月19日 三菱自動車 |
● 07d07 マツダ、水素ロータリーエンジン技術を展示 >>INDEX
 マツダは、4月7日(土)から14日(月)まで東京・江東区の「日本科学未来館」( ttp://www.miraikan.jst.go.jp/ )にて開催されるイベント「ランドセル・ミーティング」に、水素ロータリーエンジンの技術展示を行う。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
マイコミジャーナル 2007/04/06
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● 07d05 「マイ箸」運動を開始 水俣市役所内 >>INDEX
 photo マイ箸 使用を呼び掛ける下川満夫さん 「マイ箸」運動を開始 水俣市役所内 環境保護の一環 「企業や市民に広がれば」
水俣病を教訓に環境都市づくりを進める水俣市は今月から、環境保護運動の一環として役所内での「マイ箸(はし)利用推進運動」を始めた。市役所売店で職員に売る弁当には割りばしを付けず、必要なら有料販売する。九州では大分県別府市役所が3月から全職員を対象に「マイ箸(はし)運動」を開始しているが、県内の市役所では初の取り組み。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
西日本新聞 2007/04/05
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● 07c31 国土交通省 低公害車マガジン 最終号 >>INDEX
■■■ 低公害車メールマガジン ■■■
2007/第03号(通巻52号・最終号)
天然ガス(CNG)トラック普及促進セミナーの開催(苫小牧)
天然ガス(CNG)トラックは環境対策の一環として札幌圏を中心として導入されてきましたが、最近の軽油価格高騰によりコスト面でもディーゼル車に対抗できる状況となり、現在注目を浴びています。
天然ガス(CNG)トラックの最新情報をお伝えするセミナーを開催します。 日 時 : 平成19年4月19日(木) 13:30〜15:30
会 場 : 室蘭地区トラック協会研修センター 2階 大研修室 苫小牧市新明町1丁目2番15号
参加費 : 無料
セミナー内容 : @北海道における天然ガストラックの近況説明 A天然ガストラックの概要説明 B苫小牧市内における都市ガスの天然ガス転換計画について C北海道におけるCNG車導入促進のための方策等検討報告書について D平成19年度CNGトラック導入助成制度及び燃料助成制度の説明
主 催 : 北海道運輸局室蘭運輸支局、社団法人室蘭地区トラック協会、 低公害車導入促進協議会
共 催 : 社団法人北海道トラック協会、苫小牧ガス株式会社、 天然ガス自動車北海道株式会社
問い合わせ先 : 北海道運輸局室蘭運輸支局 電話 0143−44−3011
低公害車普及並びにグリーン経営認証制度 説明会の開催について(関東)
関東運輸局では、交通に係る環境改善として、交通体系のあり方や低公害車の導入促進・グリーン経営の推進等各種施策を積極的に取り組んでいるところであり、下記日程で、「低公害車普及並びにグリーン経営認証制度説明会」を開催いたします。 この説明会では、「低公害車の普及に向けた行政の取り組み」、「国土交通省の補助制度」をはじめ「低公害車普及のための環境づくり」、「グリーン経営の認証制度」などを中心に講演をいたします。 また、天然ガス自動車の紹介や展示会・試乗会も同時に開催する予定です。
【神奈川会場】 開催日 : 平成19年5月29日(火)
会 場 : ナビオス横浜 神奈川県中区新港2−1−1
【東京会場】 開催日 : 平成19年6月8日(金)
会 場 新宿パークタワー 東京都新宿区西新宿3−7−1
【千葉会場】 開催日 : 平成19年6月21日(木)
会 場 : 千葉市教育会館 千葉県千葉市美浜区高浜3−1−3
なお、開催時間等については未定です。詳細については、後ほどお問い合せ下さい。 問い合わせ先 : 国土交通省関東運輸局交通環境部環境課 電 話 045−211−7267
お 知 ら せ
「低排出ガス車認定自動車」につきましては、URL(国土交通省ホームページ)に掲載されておりますので引き続きご覧下さい。
国土交通省ホームページの「低公害車メールマガジン」は閉鎖致します。
「低排出ガス車認定実施要領」に基づく認定自動車の公表(3月分)
○低排出ガス車 (車名・型式) (通称名) (認定に係る基準) <3月 1日>メルセデス・ベンツDBA-221177 S63 新☆☆☆☆ メルセデス・ベンツDBA-216377 CL63 新☆☆☆☆ <3月22日>ランドローバーCBA-LF32 フリーランダー2 新☆☆☆
(注) 新☆☆☆☆…17年排出ガス基準から有害物質を75%低減させた自動車 新☆☆☆……17年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆☆…………12年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆……………12年排出ガス基準から有害物質を25%低減させた自動車
○低PM車 (車名・型式) (通称名) (認定に係る基準) <3月22日>いすゞPDG-CXM77V8(他107型式) ギガ PM☆
NOx☆…………平成17年排出ガス基準から窒素酸化物を10%低減させ た自動車 PM☆……………平成17年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を10% 低減させた自動車 NOx&PM☆…平成17年排出ガス基準から窒素酸化物を10%低減かつ PM(粒子状物資)を10%低減させた自動車 ☆☆☆☆…………平成12年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を85% 低減させた自動車 ☆☆☆……………平成12年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を75% 低減させた自動車
低排出ガス車認定実施要領に基づく認定自動車の公表内容の詳細は下記URLでご覧ください http://www.mlit.go.jp/jidosha/lowgas/lowgaskouhyou/index.html
お問い合わせは、下記アドレスまでお願いします。 E-MAIL : teikougaisha-mail@mlit.go.jp
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 編集・発行人 : 国土交通省総合政策局環境・海洋課長
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● 07d02 ツバルに生きる一万人の人類 -- プロジェクト開始 >>INDEX
● 07c28 環境的に持続可能な交通普及推進委員会マガジンより >>INDEX
● 07a31 国土交通省 低公害車マガジン >>INDEX
■■■ 低公害車メールマガジン ■■■
2007/第02号(通巻51号)
ふんわりアクセル『eスタート』、加減速の少ない運転、早めのアクセルオフなどの「エコドライブ10のすすめ」は以下のURLをご参照下さい。
詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/011031_.html をご覧下さい。
近畿低公害車導入促進協議会幹事会が開催されます
近畿地域では、「近畿低公害車導入促進協議会」を設立し、近畿地域における低公害車の導入促進を図るため、国、2府5県、政令指定市、関係団体及び産業界が連携して低公害車の普及・啓発、広報等の諸活動を行っています。 この度、来年度の低公害車の普及等に向けての活動計画等の確認を目的に、「近畿低公害車導入促進協議会幹事会」を開催します。 今年度より、新たに政令指定市となった堺市についても、協議会への参画に向けてオブザーバとしてご出席いただく予定です。
日 時 : 平成19年3月1日(木) 15:00〜16:45 場 所 : 大阪合同庁舎第4号館第1共用会議室 (大阪市中央区大手前4丁目) 構成員 : 近畿経済産業局、近畿地方整備局、近畿地方環境事務所、近畿運輸局、福井 県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都市、大阪市、 神戸市、(社)関西経済連合会、近畿商工会議所連合会、近畿バス団体協議会、 近畿トラック協会、自販連近畿ブロック協議会、自家用自動車団体近畿協議 会、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構関西支部、(財)省エネル ギーセンター近畿支部、(財)日本自動車研究所電動車両普及センター、(社) 日本ガス協会、(財)運輸低公害車普及機構、(財)エコ・ステーション推進協 会、近畿自動車リース協会、全国石油商業組合近畿支部、大阪ガス(株)、関 西電力(株)
天然ガス自動車普及促進セミナー&試乗会in加古川が開催されます
天然ガス自動車の普及促進に向けて、天然ガス自動車への理解を深めていただくことを目的に「天然ガス自動車普及促進セミナー&試乗会 in 加古川」が開催されます
日 時 : 平成19年3月8日(木) 【セミナー】 13:30〜16:00 (受付開始 12:30) 【展示・試乗会】 12:30〜16:30 場 所 : 加古川市民会館(加古川市加古川町北在家2000) 内 容 : 【セミナー】「天然ガス自動車・スタンドの普及について」((社)日本ガス協会) 「国交省の取組みについて」(近畿運輸局 自動車交通部) 「環境物流のご提案」((株)エコトラック) 【展示・試乗会】燃料電池バス・燃料電池自動車に関する技術パネル・要素部品等の展示 入場料 : 無料 主 催 : (社)日本ガス協会 共 催 : (社)兵庫県トラック協会 後 援 : 近畿経済産業局、近畿運輸局、加古川市、加古川商工会議所、 (社)兵庫県トラック協会、近畿エコ・トラック推進協議会、 (財)運輸低公害車普及機構 協 力 : いすゞ自動車(株)、日産ディーゼル工業(株)、日産自動車(株) お問い合わせ先:大阪ガス(株) 天然ガス自動車プロジェクト部 TEL:06-6205-4724 / FAX:06-6226-0246
天然ガス自動車普及促進セミナー&試乗会 in 奈良」が開催されます
天然ガス自動車の普及促進に向けて、天然ガス自動車への理解を深めていただくことを目的に「天然ガス自動車普及促進セミナー&試乗会 in 奈良」が開催されます。
日 時 : 平成19年3月10日(土) 【セミナー】 13:30〜16:00 (受付開始 12:30) 【展示・試乗会】 12:30〜16:30 場 所 : 奈良県トラック協会(大和郡山市額田部北町981−6) 内 容 : 【セミナー】「天然ガス自動車・スタンドの普及について」((社)日本ガス協会) 「国交省の取組みについて」(近畿運輸局 自動車交通部) 「環境物流のご提案」((株)エコトラック) 【展示・試乗会】燃料電池バス・燃料電池自動車に関する技術パネル・要素部品等の展示 入場料 : 無料 主 催 : (社)日本ガス協会 共 催 : (社)奈良県トラック協会 後 援 : 近畿経済産業局、近畿運輸局、近畿エコ・トラック推進協議会、 (財)運輸低公害車普及機構 協 力 : いすゞ自動車(株)、日産ディーゼル工業(株)、日産自動車(株) お問い合わせ先: 大阪ガス(株) 天然ガス自動車プロジェクト部 TEL:06-6205-4724 / FAX:06-6226-0246
エコドライブ推進シンポジウム 〜地方自治体での取組み〜が開催されます
エコドライブ普及連絡会(警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省)では、地方自治体のご担当者がエコドライブに関する施策を推進する際にご参考となる情報を共有することを目的に「エコドライブ推進シンポジウム〜地方自治体での取組み〜」を開催いたします。
【東京会場】 日 時:平成19年3月15日(木) 13:20〜16:20 会 場:東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67) (http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html) 【大阪会場】 日 時:平成19年3月26日(月) 13:20〜16:20 会 場:テイジンホール ホール(大阪府大阪市中央区南本町1-6-7 帝人ビル) (http://www.teijinhall.com/access/index.html)
内 容:・エコドライブの有効性・推進のポイントなどの紹介 ・積極的に取組んでいる地方自治体の事例紹介 ・パネルディスカッション「エコドライブの普及拡大に向けて、地方自治体の 可能性」 コーディネーター:筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授 石田東生 氏 パネリスト :経済産業省 資源エネルギー庁 地方自治体(各会場3自治体) 主 催:エコドライブ普及連絡会
詳細内容及びお申込みは、次のHPに掲載しております。 (財)省エネルギーセンター( http://www.eccj.or.jp/ecodsympo/)
天然ガス自動車普及啓蒙のための環境イベントが開催されます
平成18年に事業化された「関空・りんくうCNG車普及促進モデル事業」の一環として、イオンりんくう泉南ショッピングセンターで社会的意義の高い天然ガス自動車による環境イベントが開催されます。
日 時 : 平成19年3月24日(土) 10:00〜17:00 場 所 : イオンりんくう泉南ショッピングセンター 屋外駐車場 (大阪府泉南市りんくう南浜3−12) 内 容 : ビンゴゲーム、排気ガス実験、低公害車の展示 等 入場料 : 無料 主 催 : イオンモール株式会社 協 力 : (財)日本ガス協会、大阪ガス(株) 後 援 : 関空・りんくうCNG車等普及推進協議会 お問い合わせ先: 大阪ガス(株) 天然ガス自動車プロジェクト部 TEL:06-6205-4724 / FAX:06-6226-0246
2007/第01号(通巻50号)
ふんわりアクセル『eスタート』、加減速の少ない運転、早めのアクセルオフなどの「エコドライブ10のすすめ」は以下のURLをご参照下さい。
詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/011031_.html をご覧下さい。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
琉球大学で電気自動車試乗会
1月13日(土)、排気ガスの出ない環境に優しい乗り物として注目されている電気自動車について理解を深めてもらおうと琉球大学で試乗会が行われました。 この試乗会は、電気自動車の普及に向け、研究に取り組む琉球大学工学部と日本自動車研究所が実施したものです。 会場には、ミニカーと軽自動車、小型自動車クラスの電気自動車が展示され、参加者はキャンパスに設置された一週およそ400メートルの特設コースを運転しました。
省エネ・新エネの総合展示会「ENEX2007」
今回で31回になる省エネルギー・新エネルギーの総合展示会「ENEX2007(地球環境とエネルギーの調和会)」が東京会場と大阪会場で行われます。 会場構成は産業・ビジネスを中心とした「エネルギーソリューションエリア」と、「暮らし」に関わる全てのひとを対象としたライフスタイルをテーマとした「スマートライフエキスポエリア」のふたつのエリアとなっています。 会場内では出展各社とともにハード・ソフト両面にわたって、最新の省エネ・新エネの機器・システム・情報が展示される他、アイドリングストップ自動車試乗会や講演なども行われます。
【東京会場】 日 時:1月31日(水)〜2月2日(金) 10時〜17時 会 場:東京ビッグサイト西3、4ホール 【大阪会場】 日 時:2月22日(木)〜2月24日(土) 10時〜17時 会 場:インテックス大阪2号館
入場料:両会場とも無料
問い合わせ先:財団法人省エネルギーセンター 電話 03−5543−3013 http:/www.ENEX.info/
愛媛県松山市に天然ガスエコ・ステーションがオープン
四国で4番目、愛媛県では2番目、松山市では初となる「松山エコ・ステーション」が、平成 19年2月5日、伊予鉄道株式会社松山斎院営業所内で運営開始することとなりましす。
環境にやさしいCNG(圧縮天然ガス)自動車の普及促進には、天然ガスエコ・ステーションの開設が不可欠であり、この松山エコ・ステーションの開設により、愛媛地域におけるCNG自動車の普及に大きな弾みがつくことが期待されます。 これに合わせて、伊予鉄道株式会社では、四国では初めてのCNGノンステップバスを2両導 入し、平成19年2月5日から運行を開始することにしております。
〈松山エコ・ステーション〉 伊予鉄道(株) 松山斎院営業所内 松山市空港通5丁目11番4号
広島県尾道市にCNG(圧縮天然ガス)エコ・ステーション新設
この度、尾道市交通局では排気ガスがクリーンで環境にやさしいCNG(圧縮天然ガス)を燃料としたバスを、広島県東部のバス会社としては初めて導入することとなり、あわせて、天然ガスを充填する「尾道エコ・ステーション」が設置されることになります。 このエコステーションは、広島県内で9箇所目、中国管内としまして14箇所目の施設となります。開設にあたり、開所式とCNGバスのお披露目式が下記のとおり行われます。
日 時:平成19年2月9日(金) 時 間:13:00〜14:00 場 所:尾道市交通局敷地内(尾道市東尾道18番地1) 式典終了後、CNGバス2台で試乗会が実施されます。
開所式のお問い合わせ先 広島ガス株式会社 担当 長尾・田盛 TEL 082-252-3023
エコドライブセミナーin名古屋を開催します
名古屋市ではエコドライブの普及促進を図るため事業者や市民等を対象に、有識者によるエコドライブに関する講演やエコドライブを実践している優秀な事業者の取組み事例などを紹介するセミナーを開催します。
日 時:平成19年2月16日(金)14時30分〜16時30分 場 所:名古屋市消費生活センター第一研究室 (中区栄一丁目23-13 伏見ライフプラザ12階) 講演内容:第一部 基調講演「エコドライブとコンテストへの参加について」 ■講師:交通エコロジー・モビリティー財団交通環境対策部長 加藤信次氏 第二部 「エコドライブ活動の事例紹介」 ■発表:いであ(株)小林和幸氏 参加費:無料(定員120名、事前申込みが必要です。) 詳細・申込み:
http://www.city.nagoya.jp/jigyou/gomi/kankyohozen/topics/nagoya00035177.html 主催:独立行政法人環境再生保全機構、名古屋市 後援:中部経済産業局、中部運輸局、中部地方環境事務所、愛知県、社団法人愛知県 トラック協会、社団法人日本自動車連盟愛知支部
お問い合わせ先 名古屋市環境局交通公害対策課自動車公害係 電話番号:052−972−2682
岡山県で『エコトレーニング』を開催します
(社)日本自動車連盟岡山支部主催により「エコトレーニング」が開催されます。 この教室では、エコドライブに関する講座のほか、燃料計を取り付けた教習車両を使用して参加者皆さんに普段の運転とエコドライブをそれぞれ実践して頂き、燃費を具体的な数値で確認し、その効果を体験して頂きます。
日 時:平成19年2月18日(日) 時 間:13:00〜16:30 場 所:岡山県運転免許センター 岡山市御津中山444−3 参 加 費:JAF会員 1,000円(講習料・保険料込み) 非 会 員 2,000円(講習料・保険料込み) 参加対象者:普通免許証所持者で1年以上の方(会員・非会員問わず) 応 募 数:15人(事前申込が必要となります) 応募多数の場合は抽選となります 応募方法 :下記申し込み先に電話をして下さい 申し込みの際に「メルマガを見た」と言って下さい 申し込み・お問い合わせ先 JAF岡山支部 事業課 TEL 086-273-0710
『第3回ひろしま温暖化ストップ!フェア』が開催されます
広島市地球温暖化対策地域協議会の主催により、地球温暖化を防止するための国際的な約束である「京都議定書」発行2周年を記念して、「ひろしま温暖化ストップ!フェア」が開催されます。 このフェアでは市民や事業者に地球温暖化防止に関する情報を発信し、市民や事業者が地球温暖化防止についての関心と理解を深め、環境への負荷の少ないライフスタイルが身に付くよう
普及啓発を行います。
日 時:平成19年2月24日(土) 時 間:10:00〜16:00 場 所:エールエール地下イベント広場 広島市南区松原町9番1号 入 場 料:無料 イベント :(ブ ー ス)低公害車のパネル展示・環境クイズラリー・ぬりえ 電車クラフト・木工クラフト・マイはし作り など (ステージ)ミニライブコンサート・サイエンスショー・環境劇 地球温暖化クイズ など お問い合わせ先 広島市地球温暖化対策地域協議会 事務局 広島市環境局環境政策課 担当:石村・今田 TEL 082-504-2185
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2006/第12号(通巻49号)
低公害車メールマガジンの読者の皆様には、いつもご愛顧いただきありがとうございます。 いろいろなことのあった2006年が終わろうとしております。読者のみなさまにおかれましても、2007年が良い年でありますようお祈り申し上げます。
「低排出ガス車認定実施要領」に基づく認定自動車の公表状況(12月分)につきましては、トピックスの後に掲載しておりますのでご覧下さい。
エコドライブ10のすすめを策定しました。ふんわりアクセル『eスタート』、加減速の少ない運転、早めのアクセルオフなどの10項目です。
詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/011031_.html をご覧下さい。
高知県で『エコドライブ教室』を開催しました
本年より11月が「エコドライブ推進月間」と定められたことから、四国運輸局では高知県で「エコドライブ教室」を実施しました。 この教室は、11月25日、一般公募で応募のあった30名の参加者により開催しました。 参加者は、グループ毎に燃料計を付けた自動車で運転免許センター構内を普段通りに運転し、その燃費データを取得した後、講師からのエコドライブについて講話を聞いてもらいました。 その後、エコドライブ走行を実践してもらい、最初の走りとの燃費の違いを計測しました。
その結果、全てのグループで燃費が良くなり、約37%も良くなったグループもありました。 これは、運転免許センター中での実験結果という制約があるものの、予想以上の数字で、参加者にエコドライブの効果を体験して頂くことが出来ました。
詳しくは、以下のURLをご覧下さい。 http://www.skt.mlit.go.jp/su/info.php?id=679 問い合せ先 : 四国運輸局交通環境部環境・物流課 087−825−1173
北海道の低公害車導入促進協議会が開催されました
平成18年12月15日(金)、札幌第一ホテルにおいて、今年度2回目の開催となる、「第4回低公害車導入促進協議会」が開催されました。 今回の協議会では、北海道におけるCNG車の導入促進施策等を協議し、協議会として今後ガス会社等に対するCNGスタンドの設置要請及びCNG車のメリット等に関する周知啓発活動を行っていくことを決めました。 開催日時 平成18年12月15日(金) 13:30〜15:30 開催場所 札幌第一ホテル 議事内容 @北海道における天然ガス自動車の導入促進施策について A北海道における低公害車導入目標の方向性について B各自治体における低公害車導入促進施策の方向性について 問い合わせ 国土交通省北海道運輸局交通環境部環境課 理寛寺・佐々木 電話 011−290−2724
郡山市で「低公害車普及促進セミナー」が開催されます
平成19年1月18日(木)郡山市の「ビッグパレットふくしま」において、ディーゼル車を所有する事業者等を対象に、自動車を取りまく環境問題への認識を深めていただくとともに、低公害車の一層の普及促進を目的とする「低公害車普及促進セミナー」が開催されます。 このセミナーでは、「大気汚染対策」をはじめとした環境対策の一環として、自動車交通に係る環境問題、輸送事業者・自動車メーカーの取組みなど低公害車の現状を紹介します。また、屋外展示場にて環境にやさしい自動車の展示も行われます。 詳細については以下のとおりです。
開催日時 :平成19年1月18日(木)13:30〜16:00 開催会場 :郡山市「ビッグパレットふくしま」(郡山市安積町日出山字北千保19-8) 参加料 :無料 主催 :福島県 申込方法 :セミナーへ参加する場合は、電話、FAXまたはEメールにて下記まで お申し込みください。 なお、展示車の見学のみの場合には、申込不要です。 お問い合わせ:福島県生活環境部環境保全領域大気環境グループ 電 話 024−521−7259 FAX 024−521−7927 Eメール taiki@pref.fukushima.jp
平成19年度税制改正について(環境対策の推進)
平成19年度予算の財務省内示を前に、平成19年度の税制改正がまとまりました。国土交通省の低公害車に係る内容は以下のとおりです。 【環境対策の推進】 環境負荷の小さい自動車(低公害車)に係る特例措置の延長 電気自動車、CNG自動車(※1)及びハイブリッドバス・トラック(※2)の自動車取得税を平成19〜20年度に2.7%軽減(自家用5%→2.3%、営業用3%→0.3%)し、ハイブリッド乗用車(※3)の自動車取得税を平成19年度に2.0%軽減(自家用5%→3%、営業用3%→1%)し、平成20年度に1.8%軽減(自家用5%→1.8%、営業用3%→1.2%)する。 メタノール自動車は対象から除外する。
※1 CNG自動車 ■ 車両総重量3.5t以下(乗用車等) :新長期規制値から75%以上低減(☆☆☆☆)した自動車 ■ 車両総重量3.5t超(バス・トラック等) :新長期規制値から10%以上低減(重量車☆)した自動車
※2 ハイブリッド自動車(バス・トラック等) ■ 車両総重量3.5t超 :新長期規制値から10%以上低減(重量車☆)し、 重量車燃費基準を達成した自動車(19年8月末までは原稿対象のまま延長)
※3 ハイブリッド自動車 車両総重量3.5t以下 :新長期規制値から75%以上低減(☆☆☆☆)し、 燃費基準+20%以上達成した自動車
詳しくは、以下のURLをご覧下さい。 http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan07/zeisei07g/zeisei07_.html
「低排出ガス車認定実施要領」に基づく認定自動車の公表(12月分)
○低排出ガス車 (車名・型式) (通称名) (認定に係る基準) <12月 7日>スズキDBA-HA24S(他1型式) アルト 新☆☆☆☆ <12月14日>ダイハツDBA-L275S(他1型式) ミラ 新☆☆☆☆ ダイハツCBA-L275S(他1型式) ミラ 新☆☆☆ 三菱GBD-U61T(他5形式) ミニキャブ 新☆☆☆ 三菱CBA-U61W(他1型式) タウンボックス 新☆☆☆ マツダDBA-HB24S キャロル 新☆☆☆☆ マツダCBA-ER3P CX−7 新☆☆☆ <12月21日>トヨタDBA-AZE156H(他1型式) ブレンド 新☆☆☆☆ ニッサンGBD-U71T(他5型式) クリッパー 新☆☆☆ ホンダDBA-RR1(他1型式) エリシオン/ 新☆☆☆☆ エリシオンプレステージ ホンダDBA-RR5(他1型式) エリシオン/ 新☆☆☆☆ エリシオンプレステージ
(注) 新☆☆☆☆…17年排出ガス基準から有害物質を75%低減させた自動車 新☆☆☆……17年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆☆…………12年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆……………12年排出ガス基準から有害物質を25%低減させた自動車
○低PM車 (車名・型式) (通称名) (認定に係る基準) <12月 7日>いすゞBKG-NNR85AR(他44型式) エルフ NOx&PM☆ いすゞPDG-NKR85YN(他1型式) エルフ PM☆ <12月14日>マツダBKG-LNR85AR(他44型式) タイタン NOx&PM☆ マツダPDG-LKR85YN(他1型式) タイタン PM☆ <12月28日>日野PKG-RU1ESAA 日野セレガ PM☆ 日野DBG-RU8JHAA(他1型式) 日野セレガ NOx&PM☆
(注)NOx☆…………平成17年排出ガス基準から窒素酸化物を10%低減させ た自動車 PM☆……………平成17年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を10% 低減させた自動車 NOx&PM☆…平成17年排出ガス基準から窒素酸化物を10%低減かつ PM(粒子状物資)を10%低減させた自動車 ☆☆☆☆…………平成12年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を85% 低減させた自動車 ☆☆☆……………平成12年排出ガス基準からPM(粒子状物資)を75% 低減させた自動車
◇低排出ガス車認定実施要領に基づく認定自動車の公表内容の詳細は下記URLでご覧くだ さい。 http://www.mlit.go.jp/jidosha/lowgas/lowgaskouhyou/index.html
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2006/第11号 (通巻48号)
「富士・富士宮市天然ガス自動車普及促進展示・試乗会」を開催します
静岡運輸支局は、富士市・富士宮市とともに国土交通省「CNG車普及促進モデル事業」の地域指定を目指して、平成18年5月「富士・富士宮市CNG車普及促進協議会を発足し、世界文化遺産登録を目指す富士山の麓で、天然ガス自動車を3年間で50台以上普及すべく活動しています。 この度、「富士・富士宮市CNG車普及促進協議会」の主催で、富士市の「第6回富士市環境シンポジウム」とあわせて、「黒煙ゼロ・CO2削減」に期する天然ガス自動車の普及促進を目的にイベントを開催します。
日 時 : 平成18年12月9日(土)12:00〜16:30 場 所 : 富士市農協会館ホワイトパレス駐車場特設会場 内 容 : 天然ガス自動車の展示(7台)試乗車(3台) 低公害車補助制度説明・相談コーナー イベント車による環境学習 等 お問い合わせ先 : 中部運輸局静岡運輸支局 企画総務担当 TEL 054−261−2939
三重県津市で低公害車の展示・試乗会が行われます
12月10日(日)津市モーターボート競走場において、みんなで参加し、みんなで楽しみながら環境問題を考える「つ・環境フェア」(主催エコシティ津ネットワーク、津市)が開催されます。その中で中部運輸局三重運輸支局では、環境に優しい天然ガス自動車等の低公害車の展示・試乗会を行います。 展示・試乗車は東邦ガス(株)、三重交通(株)提供の天然ガストラック及び超低床CNGバス、自動車ディーラー各社提供の低公害乗用車17台を予定しております。 その他イベントに関しましては下記ホームページをご覧ください。 http://www.info.city.tsu.mie.jp/modules/news1/article.php?storyid=147
日 時:平成18年12月10日(日)10:00〜15:00 場 所:津市モーターボート競走場 内 容:・低公害車の展示・試乗 ・燃料電池自動車の模型による実演 ・排気ガスの測定実験 ・パネルの展示 等 参加費:無料
問い合わせ:環境フェア実行委員会事務局(津市環境政策課内) TEL:059−229−3139
天然ガス(CNG)トラック普及促進セミナーの開催について
天然ガス(CNG)トラックは環境対策の一環として札幌圏を中心として導入されてきましたが、最近の軽油価格高騰によりコスト面でもディーゼル車に対抗できる状況となり、現在注目を浴びています。 天然ガス(CNG)トラックの最新情報をお伝えするセミナーを開催します。
日 時 : 平成18年12月11日(月)13:30〜16:30 場 所 : 北海道トラック総合研修センター 4階 大会議室 札幌市中央区南9条西1丁目 参加費 : 参加無料 セミナー内容 : @北海道における天然ガストラックの近況説明 Aディーラーによる天然ガストラックの概要説明 B天然ガストラック導入先進事業者の事例発表 C天然ガストラック導入助成制度及び燃料助成制度の説明 主 催 : 社団法人北海道トラック協会 共 催 : 天然ガス自動車北海道株式会社 お問い合わせ : 社団法人北海道トラック協会 業務部 電話 011−511−9784
江東区有明 東京ビッグサイトでエコプロダクツ大賞の表彰式
エコプロダクツ大賞は、環境負荷の低減に配慮した製品・サービス(エコプロダクツ)であって、具体的に優れた環境配慮が盛り込まれ、しかも事業者、消費者、投資家さらには、市場関係者に評価が高い「エコプロダクツ」を表彰することによって、我が国のエコプロダクツのさらなる開発・普及を図ることを目的として、平成16年度に創設され、今年で3回目を迎えます。 今年の国土交通大臣賞は、エコプロダクツ部門が『高品質再生粗骨材「サイクライト」 (株)竹中工務店』、エコサービス部門が『「えころじこんぽ」ゼロエミッションを目指した引越 日本通運(株)』に決まりました。表彰式など詳しくは、以下のとおりです。
日 時 : 12月14日(木) 10:40〜11:30 会 場 : 江東区有明 東京ビッグサイト エコプロダクツ2006会場内 環境コミュニケーションステージ 主 催 : エコプロダクツ大賞推進協議会((財)地球・人間環境フォーラム、(社) 産業環境管理協会、交通エコロジー・モビリティ財団、(社)日本有機資 源協会) 後 援 : 環境省、経済産業省、農林水産省、国土交通省、財務省、厚生労働省 表彰内容等 : http://www.gef.or.jp/ecoproducts/3rd_result/index.htm
エコプロダクツ2006が東京ビッグサイトで開催
地球と私のためのエコスタイルフェア「エコプロダクツ2006」が、江東区有明の東京ビッグサイトで開催されます。今年は、展示スペースが広くなり、550を超える先端エコ企業・団体・NPO・学校が出展します。また、エントランステーマとして「生活の粋(いき)、技術の粋(すい)」という入口の展示あり、数々のシンポジウムやセミナーなどが開催されます。 国土交通省では、政府関係広報コーナーに「エコドライブ」などで出展しています。 さらにエコカー乗車体験として、水素で走る燃料電池車、電気自動車、ハイブリッドカーなどがお台場を走行し、究極のエコカーに実際に同乗して体験いただけます。詳しくは、以下のとおりです。
日 時 : 12月14日〜16日 10:00〜17:00 会 場 : 東京都江東区有明 東京ビッグサイト(東展示場) 主 催 : (社)産業環境管理協会、日本経済新聞社 後 援 : 国土交通省、経済産業省、環境省、その他 入 場 : 無料(ただし、受付で申込み必要) 内容等 : http://eco-pro.com 来場の問い合わせ : 03−5777−8600
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 「低排出ガス車認定実施要領」に基づく認定自動車の公表(11月分) ▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼
○低排出ガス車 (車名・型式) (通称名) (認定に係る基準) <11月 2日>スズキDBA-HG21S セルボ 新☆☆☆☆ スズキCBA-HG21S(他1型式) セルボ 新☆☆☆ ボルボCBA-MB5244 ボルボ 新☆☆☆ V50/S40/C70/C30 ボルボDBA-MB5254 ボルボ 新☆☆☆☆ V50/S40/C70/C30 ボルボCBA-AB6324(他1型式) ボルボ S80 新☆☆☆ メルセデス・ベンツDBA-221071 S500/S550 新☆☆☆☆ (他3型式) メルセデス・ベンツCBA-230456 SL350 新☆☆☆ メルセデス・ベンツCBA-230471 SL550 新☆☆☆ メルセデス・ベンツDBA-230472 SL55 新☆☆☆☆ メルセデス・ベンツDBA-221086 S550 4MATIC 新☆☆☆☆ メルセデス・ベンツDBA-216371 CL550 新☆☆☆☆ <11月16日>ニッサンDBA-V36(他2型式) スカイライン 新☆☆☆☆ <11月30日>ホンダDBA-BE8 エディックス 新☆☆☆☆ (注) 新☆☆☆☆…17年排出ガス基準から有害物質を75%低減させた自動車 新☆☆☆……17年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆☆…………12年排出ガス基準から有害物質を50%低減させた自動車 ☆……………12年排出ガス基準から有害物質を25%低減させた自動車
低排出ガス車認定実施要領に基づく認定自動車の公表内容の詳細は下記URLでご覧ください。 http://www.mlit.go.jp/jidosha/lowgas/lowgaskouhyou/index.html
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 低公害車に関する情報、導入に向けた事例やアイドリングストップをはじめとするエコドライブ等の事例・アイディアをお寄せください。 E-MAIL : teikougaisha-mail@mlit.go.jp までお願いします。 ご寄稿のメールは、ご了解をいただいた上でサイト上で紹介させていただく場合がございます。
--------------------------------------- 2006.10.1.
2006/第10号(通巻47号)
エコドライブ推進月間について 〜地球と財布にやさしいエコドライブを始めよう〜
エコドライブ(環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用)の取組については、本年6月に、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省を関係省庁とするエコドライブ普及連絡会において、エコドライブを普及・推進するため『エコドライブ普及・推進アクションプラン』を取りまとめ、普及促進を図っているところです。 この度、同アクションプランに基づき、行楽シーズンであり自動車に乗る機会が多くなる11月を「エコドライブ推進月間」と位置付け、関係省庁及び関係機関においてポスターの掲示、チラシの配布及び講習会等積極的な広報を行い、エコドライブの普及・推進を図ることとしています。
また、エコドライブとして推奨すべき「エコドライブ10のすすめ」を平成15年に策定し広報啓発を行ってきましたが、このエコドライブ推進月間を機に、エコドライブの重点項目の見直しを行い、数あるエコドライブの取組の中から、効果及びやりやすさ等を考慮して最も勧めたい10個の項目について、その項目及び内容を精査すると共に、全ての項目について、エコドライブを実施するドライバーの参考となる効果指標を示した、新たな『エコドライブ10のすすめ』を策定いたしました。新たに策定した『エコドライブ10のすすめ』をもとに、エコドライブの普及・推進に努めていきます。 新しい『エコドライブ10のすすめ』は、次の通りです。
1.ふんわりアクセル『eスタート』 「やさしい発進を心がけましょう」 2.加減速の少ない運転 「車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。」 3.早めのアクセルオフ 「エンジンブレーキを積極的に使いましょう。」 4.エアコンの使用を控えめに 「車内を冷やし過ぎないようにしましょう。」 5.アイドリングストップ 「無用なアイドリングをやめましょう。」 6.暖機運転は適切に 「エンジンをかけたらすぐ出発しましょう。」 7.道路交通情報の活用 「出かける前に計画・準備をして、渋滞や道路障害等の情報をチェックしましょう。 8.タイヤの空気圧をこまめにチェック 「タイヤの空気圧を適正に保つなど、確実な点検・整備を実施しましょう。」 9.不要な荷物は積まずに走行 「不要な荷物を積まないようにしましょう。」 10.駐車場所に注意 「渋滞などをまねくことから、違法駐車はやめましょう。」
詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/011031_.htmlをご覧ください。
みなさまも、推進月間中にエコドライブにトライしてください。
エコ・カーフェア埼玉2006 〜大集合!環境にやさしい車たち〜 埼玉県では、大気環境の改善を図るためエコ・カーの普及促進に取組んでおり、5年後に県内のエコ・カー普及割合を倍増させることを目標とした「エコ・カー倍増大作戦」を展開しています。この事業の一環として、県民・事業者の方々に環境にやさしいエコ・カーに関心を持っていただき、エコ・カーが一層普及することを目的に「エコ・カーフェア埼玉2006」を開催します。
日 時 : 平成18年11月3日(金)〜4日(土)10:00〜15:00 場 所 : 所沢航空記念公園(所沢市民文化センター「ミューズ」前広場) 内 容 : ・最新エコ・カーの展示(天然ガス自動車・ハイブリット自動車・電気自 動車・燃料電池車、他 ※世界最速電気自動車「エリーカ」展示) ・エコ・カーミニ試乗会 ・エコ・カークイズラリー 入 場 : 無料 お問い合わせ先:埼玉県環境部青空再生課 自動車対策企画担当 TEL048-830-3063
「黒煙ゼロ・天然ガス自動車全国PRキャラバン2006」
黒煙を全く排出しない、環境にやさしい天然ガス自動車の特徴を広く一般への認知と関心を高めることを目的として、名探偵コナンをキャラクターとした「コナン号」を中心に4〜5台の天然ガス自動車で全国キャラバンが、平成18年11月16日(木)〜22日(水)実施されます。ルートは、北からのルート:札幌〜仙台〜新潟〜長岡〜柏〜東京、南からのルート:鹿児島〜福岡〜尾道〜北栄〜津山〜京都〜名古屋〜静岡〜東京となっています。 中国地方では、尾道市(17日)、北栄町(18日)、津山市(19日)の3ヶ所でイベントが行われることになっています。 主催 社団法人 日本ガス協会
尾道市で開催されるイベントスケジュール 日 程 : 平成18年11月17日(金) 時 間 : 14:00〜16:00 場 所 : 尾道駅前ひろば
イベントの概要 14:00 セレモニー開始 尾道市役所 市民生活部長より環境メッセージ授与 キャラバン隊からのお土産贈呈、尾道市から特産品の受領
14:30 イベント開始 ビデオ放映、クイズラリー等
15:30 イベント終了
お問い合わせ先:(社)日本ガス協会 TEL03−3502−0215
高知県で『エコドライブ教室』を開催します
四国運輸局では、高知県で「エコドライブ教室」を実施します。 この教室では、エコドライブに関する講座のほか、実際に車に乗ってエコドライブ運転を実践してもらうことにしております。
日 時 : 平成18年11月25日(土)13:30〜16:00 場 所 : 高知県運転免許センター 高知県吾川郡いの町枝川200番地 主 催 : 四国運輸局 参加費 : 無料 定 員 : 50名(事前申込みが必要となります)
お問い合わせ・参加申込み先 四国運輸局 交通環境部 環境・物流課 Tel 087−825−1173
「水素・燃料電池移動体の試乗会」が開催されます
11月29日(水)、30日(木)に大阪国際会議場で開催される『第2回 FC EXPO セミナー』の会場において、水素・燃料電池を動力源とする各種移動体の試乗会が実施されます。 環境にやさしく、高度なテクノロジーが活かされた各種移動体の乗り心地を実感できます。
日 時 : 平成18年11月29日(水)、30日(木) 10:00〜17:00 場 所 : 大阪国際会議場(グランキューブ大阪) (大阪府大阪市北区中之島5-3-51) 内 容 : ・多様な水素・燃料電池移動体の試乗会を実施 燃料電池バス、燃料電池自動車、水素ロータリーエンジン車 等 参加費 : 無料(事前申込みが必要) 主 催 : おおさかFCV推進会議、JHFC実証プロジェクト お問い合せ : おおさかFCV推進会議 (大阪府 環境農林水産部 みどり・都市環境室 地球環境課内) 電話 06−6941−0351
「エコドライブ体験教習」が開催されます
11月29日(水)から12月1日(金)に、アジア太平洋トレードセンター(ATC) において、事業者でのエコドライブの取組みを応援するため、運転管理者等を対象に実際に車に乗ってエコドライブを体験いただく『エコドライブ体験教習』が開催されます。
日 時 : 平成18年11月29日(水)〜12月1日(金) 参加はいずれか1日 9:30〜17:00 (9:15受付開始) 場 所 : アジア太平洋トレードセンター(ATC) グリーンエコプラザ内 ビオトーププラザ (大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC ITM棟 11階) 内 容 : エコドライブテクニックに関する講義、路上での実技実習 対象者 : 大阪府内の事業所の運転管理者等(エコドライブを推進いただける方) 【条件】(1)運転免許を保有されている方(原則運転歴1年以上の方) (2)教習前後における燃費データを提出いただける方 定 員 : 各日、5名ずつ(合計15名。事前申込必要。応募者多数の場合は抽選。) 募集期間: 平成18年10月17日(火)〜11月8日(水)(必着) 参加費 : 無料 主 催 : 低公害車フェアinおおさか実行委員会(大阪府、大阪市 他) その他 : 当日は運転免許証が必要 URL : http://www.epcc.pref.osaka.jp/kotsu/sidou/ecodrive/index.html お問い合せ : 低公害車フェア in おおさか実行委員会事務局 (大阪府 交通環境課 エコドライブ教習担当) 電話 06−6941−0351 (内線3896) (大阪市 都市環境局 環境部 交通環境担当) 電話 06−6615−7965
「エコカーフェア2006 in おおさか」が開催されます
11月30日(木)から12月2日(土)にインテックス大阪において、大阪府域における窒素酸化物、浮遊粒子状物質等の自動車排ガス対策および二酸化炭素をはじめとする温室効果ガス対策を推進するため、府民・事業者等を対象に、燃料電池自動車や天然ガス自動車、ハイブリッド自動車等のエコカーの展示・試乗会を行い、広くエコカーに対する理解を深めるとともに、その普及を図ることを目的に『エコカーフェア2006 in おおさか』 が開催されます。
日 時 : 平成18年11月30日(木)〜12月2日(土) 10:00〜17:00 場 所 : インテックス大阪(インテックスプラザ、インテックススカイプラザ) (大阪市住之江区南港北1-5-102) 内 容 : ・オープニング・セレモニー ・エコカー等の展示・試乗 ・模型電気自動車手作り教室(12月2日(土)) (小学生のみ対象。事前申込みが必要。) ・パネル展示等による情報提供 ・キッズカー・セグウェイ体験コーナー ・キッズカーコーナー 等 参加費 : 無料 主 催 : 低公害車フェアinおおさか実行委員会(大阪府、大阪市 他) 独立行政法人環境再生保全機構 お問い合せ : 低公害車フェア in おおさか実行委員会事務局 (大阪市 都市環境局 環境部 交通環境担当内) 電話 06−6615−7965
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2006/第09号(通巻46号)
低公害車メールマガジンの読者の皆様には、いつもご愛顧いただきありがとうございます。
「低排出ガス車認定実施要領」に基づく認定自動車の公表状況(9月分)につきましては、トピックスの後に掲載しておりますのでご覧下さい。
滋賀県で「エコ・ロジ・セフティー 2006」が開催されます。
10月1日(日)に滋賀県トラック総合会館において、交通事故防止と環境保全をテーマに社団法人滋賀県トラック協会の主催で「エコ・ロジ・セフティー 2006」が開催され、交通事故防止総決起大会、チャリティーバザー、空き缶プルタブ回収、及びトラック・フォトコンテストの写真展示等が行われるほか、近畿エコ・トラック推進協議会(事務局:近畿運輸局、近畿トラック協会)では、自動車交通をとりまく環境問題への認識を深めていただくとともに、低公害車の一層の普及促進等を目的として、低公害車(CNG・ハイブリッド)の展示及び試乗会、環境に関するパネル展示や低公害車導入補助制度の説明・相談会を行います。
日 時:平成18年10月1日(日) 10:00〜14:00 場 所:滋賀県トラック総合会館 滋賀県守山市木浜町2298-4 内 容: ・交通事故防止総決起大会 ・チャリティーバザー及び募金等 ・空き缶プルタブ回収 ・トラックフォトコンテスト写真・トラック児童画展示及び表彰 ・低公害車(CNG・ハイブリッド)の展示 ・白バイ・パトカーの展示 ・アトラクション、歌とトークショー 等 参加費:無料 お問い合せ:社団法人滋賀県トラック協会 事務局 電話 077−585−8080
「2006指宿エコRUNキャンペーン」の実施について
九州運輸局では、エコドライブ推進の一環として、一昨年から阿蘇地域においてエコドライブの普及啓発イベントを実施してきました。 今般、指宿地域において、地球環境に優しいエコドライブを実践していただくために、 「2006指宿エコRUNキャンペーン」を下記のとおり実施することと致しました。 内容は、レンタカー利用者にエコドライブを実践していただき、レンタカーを返却するときに走行距離と消費したガソリンの量から平均燃費を計算し、公表燃費(10・15モード燃料消費率)に対する達成率を算出します。 キャンペーン参加者のうち先着100名にはレンタカー料金が割引されます。また、成績優秀者上位5名には賞品を差し上げることとしています。 実施要領等については、九州運輸局ホームページ http://www.qst.mlit.go.jp/ をご覧下さい。
実施期間:平成18年10月1日〜31日の1ヶ月間 主 催:エコドライブin指宿実行委員会 後 援:九州運輸局 協 賛:鹿児島県レンタカー協会 問い合わせ:九州運輸局交通環境部環境課 担当 江上、脇野 092-472-2330
「エコプロダクツ東北2006」が開催されます
平成18年10月12日(木)〜14日(土)仙台市の「夢メッセみやぎ」において、 『エコプロダクツ東北2006』が開催されます。 このイベントは、「経済と環境の両立が、持続可能な未来を創る」をテーマに、家電製品や住宅設備など各種環境事業に関連する企業及び取組みの紹介や「環境サミット円卓会議」と題したシンポジウムの開催のほか、地球環境にやさしいエコカーの展示・試乗体験も行われます。 また、「環境メッセ東北2006」も同時開催され、産業廃棄物処理システム装置や資源回収リサイクル機器などの出展・パネル展示などが行われます。
日 時:平成18年10月12日(木)〜14日(土) 午前10:00〜午後 5:00まで 会 場:仙台市「夢メッセみやぎ」(仙台市宮城野区港3-1-7) 入場料:無料 主 催:特定非営利活動法人 環境会議所東北 お問い合わせ:宮城県仙台市泉区上谷刈三丁目10-6 ラウンドビル1F TEL:022-218-0761/FAX:022-375-7797 詳しくは、http://www.e-products.jp/ をご覧ください。
「やまぐちいきいきエコフェア」で低公害車展示・試乗会があります
山口県では平成15年度から恵み豊かな環境づくり・地域づくりを推進することを目的に参加・体験型の環境イベント「やまぐちいきいきエコフェア」を開催し、民間活動団体及び山口県内企業等における環境対策や循環型社会形成の取組等について展示・紹介をしています。このイベントは、子どもから大人まで、楽しみながら環境について学ぶとともに、私たちの暮らしに密接に関連し確実な対応が求められる「地球温暖化防止」「循環型社会の形成」「環境学習の推進」について、理解と認識を深め、環境にやさしい行動や生活の実践の輪を広げていくことを目的にしています。 このフェアでは水素を燃料とする水素自動車を始め燃料電池車などの低公害車の展示・試乗会があります。〈燃料電池車・水素自動車は添乗のみで運転はできません〉
日 時:平成18年10月14日(土)(9:00〜16:00)15日(日)(9:00〜15:00) 会場等:山口県立きららスポーツ交流公園(山口市阿知須きらら浜) 入場無料 イベント等 ===低公害車展示・試乗会=== ○水素自動車、電気自動車、燃料電池車ほか その他の主なイベント ■多目的ドーム(主会場) ○がんばっています!エコの実践(17団体) ○エコな事業 最前線(17社・団体) ○みんな集まれ!エコ体験空間 ○作ってみよう!エコ工作(延べ13団体) ○すすめ!!環境学習 ・エコリーダースクール ・こどもエコクラブのとりくみ ・エコアトラクション 〜ゲームとクイズで楽しい環境学習〜 ○環境保全功労者等の山口県知事表彰 ○その他パネル展示・ステージイベント ■スポーツ広場(屋外会場) ○おもしろエコサイエンス教室 ○NHK「地球だい好き環境キャンペーン」山口県フェスティバル ■メインゲート横(屋外会場) ○ペーパー・ハット(紙小屋) お問い合わせ先 やまぐちいきいきエコフェア実行委員会事務局 (環境学習推進センター内 TEL 083-987-1110)
『第19回GO!GO!Carにばる』において低公害車展示を行います
中国地方低公害車普及促進協議会〔事務局:中国運輸局、中国経済産業局、環境省中国四国地方環境事務所広島事務所〕では10月15日(日)に開催される『GO!GO!Carにばる(主催:社団法人広島県自動車整備振興会 場所:広島運輸支局)』において、低公害車の展示を企画しております。 『GO!GO!Carにばる』は、国土交通省及び自動車関係団体が9月・10月に推進する「自動車点検整備推進運動」に合わせて「マイカー点検教室」、「自動車なんでも相談窓口」(広島運輸支局係官対応)などの官民共同による多彩なイベントを開催するもので、今年で19回目の開催となり、近年、来場者1万人以上の実績をあげるなど、市民の間にしっかり定着したイベントとなっております。
日 時:平成18年10月15日(日) 9:30〜16:00(雨天決行) 場 所:中国運輸局広島運輸支局 主 催:社団法人広島県自動車整備振興会 出展車両(予定):CNG自動車 電気自動車 ハイブリッド自動車 その他のイベント 親子マイカー点検クイズ大会&てんけんクイズラリー、轟轟戦隊ボウケンジャーショー、 車検場見学ツアー、ゼンジー世村マジックショー、しまね、廿日市ミニ物産展&飲食コー ナーなど 詳しくは、広島県自動車整備振興会のホームページhttp://www.hasp.or.jpをご覧下さい。
神戸市で「低公害車フェア in KOBE 2006」が開催されます
10月21日(土)、22日(日)に神戸市しあわせの村において、様々な低公害車の展示や試乗を通じ、低公害車に対する理解を深めるとともに、イベントを通じて地球温暖化などの環境問題や自動車のあり方や利用方法について考える場を提供することを目的に神戸市及び独立行政法人環境再生保全機構の主催で「低公害車フェア in KOBE2006」が下記のとおり開催されます。
日 時:平成18年10月21日(土) 11:00〜16:00 平成18年10月22日(日) 10:00〜16:00 場 所:しあわせの村(本館前広場、芝生広場等) 神戸市北区山田町下谷上字中一里山14−1 内 容: ・EVチャレンジ(電気自動車のラリー)(21日スタート、22日ゴール) ・低公害車の展示、試乗会 ・省エネ運転100日講演会(22日13:00) ・ベロタクシーの無料運行 ・マーチングやバトントワリング演技 ・低公害車○×クイズ(回答者に抽選で景品をプレゼント) 等 参加費:無料 お問い合せ:神戸市環境局環境保全指導課 電話 078−322−5305
『ドライビングフェア2006 in マリーナホップ』の開催
中国地方低公害車普及促進協議会〔事務局:中国運輸局、中国経済産業局、環境省中国四国地方環境事務所広島事務所〕では10月21日(土)22日(日)の両日に開催される『ドライビングフェア2006 in マリーナホップ』(主催:中国新聞社)において、低公害車の展示を企画しております。 ドライビングフェアは毎年開催されており、2日間で約2万人の来場者が訪れる大きなイベントとなっております。 本年、中国地方低公害車普及促進協議会構成メンバーである、広島ガス(株)の協力を得て、CNG車の試乗や電気自動車の展示などを行い、多くの人へ低公害車の普及を図ることとしています。 日 時:平成18年10月21日(土)22日(日)10:00〜17:00 場 所:広島フェスティバル・アウトレット「マリーナホップ」(広島市西区観音新町) 主 催:中国新聞社 出展車両(予定):CNG自動車 CNGトラック 電気自動車 その他のイベント それゆけ!アンパンマンキャラクターショー(21日)2ステージ 吉本興業若手芸人ミニライブショー (22日)1ステージ 森本ケンタライブステージ (22日)2ステージ 福祉車両の展示など
詳しくは、中国新聞社のホームページをご覧下さい。 http://www.chugoku-np.co.jp/Ad/menu/DrivingFair/
「もったいない福島2006」が開催されます
平成18年10月23日(月)〜24日(火)郡山市の「ビックパレットふくしま」において、「もったいない福島2006」が開催されます。 このイベントは、福島県における循環型社会の形成を目指して、「もったいない」の意識啓発、「3R(廃棄物の発生抑制(リデュースReduce)、再使用(リユースReuse )、再生利用(リサイクル(Recycle))」の推進、そして「地球温暖化対策」をはじめとした環境対策の一環として、「もったいない運動」のパネル等の展示、省エネに関する取組み内容をテーマとしたセミナーの開催、環境にやさしい自動車の展示などがも行われます。 日 時:平成18年10月23日(月)13:00〜17:00 24日(火) 9:30〜15:30 会 場:郡山市「ビックパレットふくしま」(郡山市安積町日出山字北千保19-8) 入場料:無料 主 催:「もったいない福島2006」運営協議会 お問い合わせ:福島県生活環境部循環型社会推進グループ 電話:024−521−7813 詳しくは、http://www.pref.fukushima.jp/junkan/ をご覧ください。
丹波市で「兵庫県低公害車フェア’06」が開催されます。
10月28日(土)、29日(日)に丹波の森公苑において、環境に配慮した車の使用について考える場を提供することを目的に兵庫県の主催で「兵庫県低公害車フェア’06」が下記のとおり開催されます。
日 時:平成18年10月28日(土)29日(日)10:00〜16:00 場 所:丹波の森公苑 兵庫県丹波市柏原町柏原5600 内 容(予定): ・低公害車の展示 ・マイカー点検コーナー ・低公害車普及パネルの展示 ・アイドリングストップ車試乗会 等 参加費:無料 お問い合せ:兵庫県健康生活部大気課 電話 078−362−3352
第55回 宇部まつりで電気自動車が走ります
「宇部まつり」は緑とアートに彩られた宇部の街角をより輝かせる「ライブフェスト」と 環境先進都市「宇部」の市民・団体・企業の蓄積したパワーを発揮し、中心市街地一体で 展開されるまつりです。 この宇部まつりのパレードを宇部興産の電気自動車が飾ります。また、パレードとは別 の電気自動車の展示も行います。 日 時:前日祭 平成18年11月4日(土曜日) 11時〜21時 本 祭 平成18年11月5日(日曜日) 11時〜19時 場 所:宇部市ときわ通り周辺など お問い合わせ先:宇部まつり実行委員会事務局 宇部観光コンベンション協会 Tel 0836−34−2050 宇部商工会議所 Tel 0836−31−0251 宇部市商業観光課 Tel 0836−34−8353
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◇ 低公害車メールマガジン ◇ 2006/第07号(通巻44号)06g
富山市に富山県内初のCNGエコ・ステーションがオープン
本年5月24日に富山県内では初のCNG(圧縮天然ガス)スタンドとなる「エコ・ステーション富山黒瀬」がオープンしました。ガス供給インフラの遅れていた富山県ですが、今回のスタンド開設は天然ガス自動車の普及に向けた足掛かりとなるものです。 ガスを供給する日本海ガスでは、官公庁や運輸業界などに天然ガス自動車の導入を働きかけながら、さらに富山市内で2号店の開設を目指すこととしています。
名 称:「エコ・ステーション富山黒瀬」 場 所:富山市黒瀬北町2−4−8 電 話:076−493−7787 営業時間:8:00〜21:00 営業日:年中無休(但し、1月1日のみ休業)
〜仙台市でEMS普及事業における講習会を開催〜
6月22日(木)、宮城県トラック会館において(財)運輸低公害車普及機構主催により「平成18年度EMS(エコドライブ管理システム)普及事業における講習会」が開催されました。当日は、トラック関係者、国、県、市などの行政関係者、マスコミ各社を含む約100名の参加があり、「環境に配慮した自動車使用の促進」に貢献することができるEMSの効果、普及状況、NEDOのエネルギー使用合理化事業者支援事業を活用した支援制度についての講習が行われました。 また、実際にEMS装着車両の試乗も行われ、燃費の改善などエコドライブの効果を体験することができました。
低公害車導入促進協議会の開催(北海道)
平成18年7月14日(金)、札幌第一ホテルにおいて、第3回低公害車導入促進協議会が開催されました。 今回の協議会では、北海道における低公害車の導入状況、協議会参加機関毎の低公害車普及のための活動状況及びそれらに対する今後の活動計画について報告がされました。 また、今後の協議会の活動としまして、天然ガス自動車の導入促進策等の検討を行うため、天然ガス自動車促進検討部会を発足させ、意向調査等を実施したうえで、次回(12月予定)の協議会において具体的な導入促進策を検討することとなっております。
第3回低公害車導入促進協議会 開催日時:平成18年7月14日(金) 13:30〜15:30 開催場所:札幌第一ホテル 議題内容:(1)低公害車導入促進実施要領の施策内容に基づく実施活動状況報告 (2)今後の活動計画 @ 各機関における今後の活動計画について A 天然ガス自動車の導入促進について 問い合わせ先:国土交通省北海道運輸局交通環境部環境課 金子・佐々木 TEL:011−290−2724 FAX:011−290−2716
環境広場さっぽろ2006の開催について (未来の地球とエネルギーを考える総合環境イベント)
「守るものがある〜私たちの豊かな地球」をテーマとして、北海道最大の総合環境見本市を兼ねた環境イベント「環境広場さっぽろ2006」が開催されます。主催は、札幌市や(財)札幌産業流通振興協会、(社)北海道トラック協会、北海道新聞社などで構成する「環境広場さっぽろ」実行委員会が行います。
開催期間:2006年8月4日(金)〜6日(日) 開催会場:アクセスサッポロ(札幌市白石区流通センター4丁目3番55号) 入場料 :無料 交通 :札幌市営地下鉄東西線「大谷地」駅下車、バスターミナル2番のりばより無料 シャトルバスを運行 イベント等:@燃料電池車体試験試乗会 A電気自動車試乗会 Bビジネスセミナー C総合環境展(エコライフゾーン、環境技術ゾーン、新・省エネルギーゾー ン、リサイクルゾーン) 問い合わせ:環境広場さっぽろ 実行委員会事務局 電話:011−272−1282 詳しくは、http://www.city.sapporo.jp/kankyo/hiroba2006/index.htmlをご覧ください。
「2006にいがた道路フェスティバル」で低公害車展示会
8月4日(金)新潟市において「道路ふれあい月間」(8月1日〜8月31日)の行事 の一環として「2006にいがた道路フェスティバル」が開催されます。 新潟県低公害車導入促進協議会(事務局:新潟運輸支局)では、低公害車についての理解を深めていただくため、新潟市内の自動車ディーラーや北陸ガスの協力を得て、低公害車展示会を行います。
日 時 : 平成18年8月4日(金) 11時30分〜16時00分 場 所 : 新潟市万代1丁目地先 万代シティ通り(旧ダイエー、シルバーホテル脇) 主 催 : にいがた道路フェスティバル実行委員会(北陸地方整備局、北陸信越運輸局、 新潟県、新潟市 等) 展示予定車: トヨタプリウス(ハイブリット車) 日産シルフィ(低排出ガス車) ダイハツハイゼットカーゴ(ハイブリッド車) スバルレガシィ(CNG車) (全車展示のみで試乗運転走行はできません) 問い合わせ:にいがた道路フェスティバル実行委員会事務局 電話:025−246−7764
『環境にやさしい!天然ガス(CNG)自動車展示会 in 関空』
国土交通省及び近畿運輸局では、運輸部門における大気汚染、地球温暖化等環境問題対策の一環として、各地方自治体及び関係機関のご協力を得て、CNG車等の低公害車の普及促進に取り組んでいるところです。 この度、近畿運輸局が構成メンバーを務める「関空・りんくうCNG車等普及促進協議会」の主催により、関西国際空港及びりんくうタウン地域でのCNG車等の普及促進を目的に、下記のとおりイベントを実施します。
日 時 : 平成18年8月26日(土) 11:00〜16:00 場 所 : 関西国際空港内 団体バス駐車場特設会場(青空駐車場) 内 容 : 低公害車補助制度説明・相談コーナーの設置 CNG車両(トラック・バス)の展示等 イベント車によるクイズラリー 環境学習、グッズの配布 等 入場料 : 無料(お車でご来場の場合、関空連絡橋通行料(往復500円)及び駐車料金 が別途必要となります。) 主 催 : 関空・りんくうCNG車等普及促進協議会 【大阪府、泉佐野市、泉南市、田尻町、関西国際空港(株)、大阪ガス(株) イオンモール(株)、チェルシージャパン(株)、(社)大阪バス協会、 (社)大阪府トラック協会、南海バス(株)、関西空港交通(株) 南海ウイングバス南部(株)、佐川急便(株)、ヤマト運輸(株) 紀泉運送(株)、(財)運輸低公害車普及機構、大阪運輸支局、近畿運輸局】 後 援 : (社)日本ガス協会、いすゞ自動車梶A日産ディーゼル工業梶A日産自動車 問い合わせ:関空・りんくうCNG車等普及促進協議会事務局 (国土交通省自動車交通部貨物課) TEL:06−6949−6447
川崎・横浜天然ガス自動車普及促進セミナー開催について
地球温暖化防止のための京都議定書の発効、ディーゼル車新長期排出ガス規制の実施やエネルギーの長期的需要増大による燃料費の高騰等を受けて、地球温暖化対策、排出ガス対策とエネルギー源の多様化に有効な天然ガス自動車の本格的普及が期待されています。 このため、本セミナーでは、天然ガス自動車への理解を深めていただくために、パネルディスカッション及び展示・試乗会を8月29日(火)に実施いたします。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
主 催:川崎市CNG車普及促進協議会、横浜市CNG車普及促進協議会 神奈川県天然ガス自動車普及促進協議会、(財)運輸低公害車普及機構 公 園:国土交通省関東運輸局、(社)神奈川県トラック協会 協 力:主要メーカー・ディーラー、(社)日本ガス協会、東京ガス(株) 日 時:平成18年8月29日(火)セミナー13:15〜15:00 展示・試乗会12:30〜16:30 場 所:川崎マリエン(川崎市川崎区東扇38−1) 参加費:無料 定 員:セミナー先着300名 お問い合わせ先: 川崎市環境局交通環境対策課 044-200-2530 横浜市環境創造局交通環境対策課 045-671-2492 東京ガス(株)天然ガス自動車部 セミナー事務局 03-5322-8725
『低公害車セミナーinたかまつ』の開催について
四国運輸局と(財)運輸低公害車普及機構は、四国における低公害車の普及促進を図ることを目的に四国では初の低公害車セミナーを以下のとおり開催いたします。 このセミナーでは地球環境改善に貢献することが期待される低公害車に関する基調講演のほか、低公害車(燃料電池車、CNG車、ハイブリッド車)の展示、試乗会も行います。
日 時:平成18年9月14日(木)12:00〜 (講演開始は13:00) 場 所:サンポート高松 主 催:四国運輸局、(財)運輸低公害車普及機構 講演の内容 ・自動車を取巻く環境とエネルギーについて ・我が社の環境問題への取組みについて ・CNG・ハイブリッド自動車等低公害車の現状について ・天然ガスとエコステーションの展望について 参加費 :無料 定 員:200名(セミナー参加には事前申込みが必要となります)
お問い合わせ・参加申込み先 四国運輸局 交通環境部 環境・物流課 Tel 087−825−1173
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◇ 低公害車メールマガジン ◇ 2006/第06号(通巻43号)
エコドライブ普及・推進アクションプランの策定について
エコドライブ(環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用)の取組については、平成15年度に、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省を関係省庁とする「エコドライブ普及連絡会(局長級)」及び「エコドライブ普及検討会(課長級)」を設置し、「エコドライブ10のすすめ」を取りまとめ、普及促進を図ってきたところです。 昨年4月に閣議決定された京都議定書目標達成計画において「環境に配慮した自動車使用の促進」の施策として位置付けられ、エコライブ普及連絡会を中心とした広報活動等により国民の意識向上を図り、エコドライブ普及のための環境整備を行うこととされております。 このため、エコドライブ普及検討会及び6月8日に開催されたエコドライブ普及連絡会等の検討を経て、エコドライブを普及・推進するために関係省庁その他関係機関が重点的に推進すべき事業を『エコドライブ普及・推進アクションプラン』として取りまとめました。 アクションプランは、地球温暖化の観点から、京都議定書の第1約束期間(2008年から2012年)までに、国民の意識が向上し、エコドライブが十分普及・実施されることを目的とし、2006年度から2008年度の3年間をエコドライブの重点的な普及・推進期間として、政府、地方公共団体、関係団体、製造事業者、輸送事業者及びドライバー等が取り組む事項を取りまとめております。主な事項は、エコドライブの普及・啓発活動、エコドライブ支援装置等の普及促進、エコドライブ評価システムの確立などです。 今後、本アクションプランを踏まえ、関係省庁及び関係機関等が一層連携し、着実なエコドライブの普及・推進に努めるとともに、関連事業の実施状況についてフォローアップを行うこととしております。 詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/010609_.htmlをご覧下さい。
広島市でエコ・ステーション普及セミナーが開催されます
クリーンエネルギー自動車の普及に不可欠な燃料等供給設備であるエコ・ステーションの整備促進を図るには、ガソリンスタンドを運営するSS事業者等に理解と設置を働きかけるとともに、その必要性を自治体や関係者に周知・啓蒙することが必要です。(財)エコ・ステーション推進協会では「エコ・ステーション普及セミナー」を平成18年度は全国4ヶ所開催することとしており、広島市においては以下のとおり開催することとしています。
日時:平成18年7月21日(金) 13:30〜17:00 場所:(社)広島県トラック協会 会議室 広島市東区光町2−1−18 082−228−5029 主催:(財)エコ・ステーション推進協会 協力:中国経済産業局、中国運輸局、広島県、広島市、広島県石油商業組合、 広島県LPガススタンド協会、広島県トラック協会、広島県バス協会、 日本ガス協会、広島ガス(株)、大野石油(株) 対象:広島県下のSS事業者、LPガススタンド事業者、 都市ガス事業者、運送業者、バス事業者、自治体関係者等 セミナーの概要 ・広島市の自動車環境対策について ・広島市におけるクリーンエネルギー自動車普及状況及び エコ・ステーション設備の概要 ・エコ・ステーションの事業の概要と補助制度について ・天然ガスエコ・ステーション見学会 (出島エコ・ステーション) 問合せ:(財)エコ・ステーション推進協会 東京都千代田区平河町2−6−1 平河町ビル9F 03−3238−7101
西宮で『CNG車普及促進モデル事業セミナー』が開催されます。
国土交通省及び近畿運輸局では、運輸部門における大気汚染、地球温暖化等環境問題対策の一環として、各地方自治体及び関係機関のご協力を得て、CNG車等の低公害車の普及促進に取り組んでいるところです。 西宮市は、昨年「CNG車普及促進モデル事業実施地域」の指定を受け、CNG車の普及促進に取り組んでおります。この度、その取り組みの一環として『西宮市天然ガス(CNG)自動車フェスティバル』を以下のとおり開催いたします。
日 時 : 平成17年7月27日(木) 13:00〜17:00 場 所 : 西宮市役所(西宮市六湛寺町10−3) 内 容 : セミナー(基調講演、パネルディスカッション、補助制度概要等) *テーマ「天然ガス(CNG)車普及促進について」 CNGトラック展示会 イベント車によるクイズラリー 天然ガストラック試乗会(事業者のみ) 入場料 : 無料(セミナーは事前申込みが必要です。) 主 催 : 西宮市、西宮市CNG車普及促進モデル地域協議会 後 援 : 国土交通省、近畿エコ・トラック推進協議会、(社)兵庫県トラック協会、 (財)運輸低公害車普及機構、(社)日本ガス協会、大阪ガス(株) 申込み・問い合わせ:西宮市CNG車普及促進モデル地域協議会事務局 TEL:0798−35−3801
奈良県で『環境フェア〜みんなでとめよう温暖化〜』が開催されます。
奈良県と奈良県環境県民フォーラムは、環境問題を身近な問題として考え、できることから初めてもらうことを目的に「環境フェア〜みんなでとめよう温暖化〜」を以下のとおり開催いたします。 近畿エコ・トラック協議会(近畿運輸局、奈良県トラック協会他)では、同フェアにおいて自動車交通をとりまく環境問題への認識を深めていただくとともに、天然ガストラックの一層の導入促進を目的とした展示・試乗会等を開催します。
日 時 : 平成17年7月29日(土) 10:00〜16:30 場 所 : 奈良県広域地場産業振興センター(大和高田市幸町2−33) JR高田駅、近鉄大和高田駅下車すぐ(*お車での来場はお控えください) 内 容 : 体験コーナー(自転車発電体験、環境クイズ等) 地球だい好き環境キャンペーン 天然ガス(CNG)トラックの展示・試乗会 イベント車によるクイズラリー 等 入場料 : 無料。地球だい好き環境キャンペーンは申込必要(応募多数の場合は抽選) URL : http://www.eco.pref.nara.jp/event/ 主 催 : 奈良県、奈良県環境県民フォーラム、NPO法人奈良ストップ温暖化の会 協 力 : 近畿エコ・トラック推進協議会、大和高田市担い手営農研究会 外 後 援 : 環境省、奈良県教育委員会、大和高田市 お問い合せ : 奈良県環境政策課 地球環境係 TEL:0742−27−8733
◇ 低公害車メールマガジン ◇ 2006/第04号(通巻41号)
福知山市に北近畿で初のエコ・ステーションが開設 本年4月14日(金)に「福知山西エコ・ステーション」が 開設しました。 当エコ・ステーションは、公営のエコ・ステーションであり、液化天然ガスから燃料用天然ガスを作り出すLCNG方式を採用しております。また、現金支払いの外、「近畿地区共通利用カード」の使用も可能です。 北近畿で初のエコ・ステーションであることから、今後北近畿でのCNG車の普及促進への寄与が期待されます。
名 称 : 福知山西エコ・ステーション 場 所 : 京都府福知山市奥野部794番地の1 (国道9号線 岩井より約500m福知山市ガス基地横) TEL : 0773−22−5659(福知山市ガス基地) 営業日 : 年中無休 営業時間 : 8時から20時 お問い合わせ先:福知山市ガス水道部営業課 TEL:0773-22-6500
「天然ガス自動車セミナーin仙台」が開催されました 平成18年4月19日(水)仙台市の社団法人宮城県トラック協会において、「天然ガス自動車セミナーin仙台」が開催されました。 このセミナーは、社団法人日本ガス協会が主催し、東北運輸局、東北経済産業局などが後援して、仙台市ガス局及び主要メーカー・ディーラー等の協力によって開催されました。 当日は、トラック関係者、国、県、市などの行政関係者、マスコミ各社を含む約160名の参加があり、地球環境改善に貢献することが期待される天然ガス自動車をめぐる運輸行政の動きや普及状況、環境物流の提案、クリーンエネルギー自動車の現状・課題等様々な視点からの講演が行われました。また、天然ガス自動車(トラック、ゴルフカート等)の展示・試乗会にも多くの人が集まり、排気ガスの臭気・黒煙がないことなどを体験していただきました。
詳しくは、下記URLでご覧ください http://www.tht.mlit.go.jp/kk/kk-cng.pdf
〜天然ガス自動車普及促進セミナーの開催について〜(さいたま市)
関東運輸局では、交通に係る環境問題対策に関して、輸送体系のあり方や低公害車の導入促進に向けて積極的に取り組んでおります。 今般、さいたま市天然ガス自動車普及促進協議会及び財団法人運輸低公害車普及機構が主催(後援:関東運輸局・埼玉県トラック協会)し、平成18年5月24日(水)に埼玉スタジアム2002ボールルームにおいて、「さいたま市天然ガス自動車普及並びにグリーン経営の認証制度」の説明会を開催し、天然ガス自動車の普及推進を図ろうとするものです。 この説明会では、「改正省エネ法の概要説明」や「天然ガス自動車普及に向けた行政の取り組み」、「国土交通省の補助制度」をはじめとする「トラック協会の補助金制度」並びに「天然ガス自動車普及のための環境づくり」などを中心に講演をいたします。 また、同スタジアムの東駐車場においても、天然ガス自動車の展示会や試乗会も行われる予定です。
1.日 時 平成18年5月24日(水) 13時30分〜15時30分 2.場 所 埼玉スタジアム2002ボールルーム さいたま市緑区中野田500 電話:048−812−2002 3.参加費 無料
2006/第2号(通巻39号)
燃料電池バス走行実証試験が中部国際空港付近で開始
国土交通省では、大都市における大気汚染問題等を解決し、地球温暖化対策に資する究極の低公害車である燃料電池バスの早期普及を図るため、中部国際空港周辺地域の営業バス路線において、燃料電池バスの公道走行試験を開始することとなりました。 その開始にあたり、下記のとおり燃料電池自動車の実用化促進に向けた官民の取組み状況の報告会、技術展示会等が開催されます。 記 日 時:平成18年3月2日(木)14:00〜17:00 場 所:常滑市民文化会館(愛知県常滑市新開町5−65) 内 容:報告会(14:00受付開始、15:20開始) 技術展示会(燃料電池自動車、パネル等展示) 入場料:無料 問い合わせ先:財団法人運輸低公害車普及機構 内 FCV報告会等事務局 電話番号:03−3359−9008 ホームページ:http://www.levo.or.jp/fcv5/
3月6日、中国運輸局・広島県警察本部等の連携による 「ドライブレコーダー普及促進会議」(仮称)を開催 ― 環境にもやさしいドライブレコーダーの普及促進活動を目指して ―
平成16年1月に開発されたドライブレコーダーについては、タクシー業界で事故防止に効果があるとして普及しつつあり、バス・トラック用の改良も含めて実証実験が進められております。 タクシー用については、概ね実用性と効果が確認されており、中国運輸局管内においても導入が進みつつあるところです。 このドライブレコーダーは、記録された映像を基にドライバーに対する教育、また、交通事故の瞬間が記録されるという緊張感が生じることにより、交通事故の抑止が期待されており、さらに、交通事故が発生した場合に正確な原因分析が可能となるなど、事故処理に係る時間、コストが削減されるといったデータも出ています。また、環境的にも有効で急加減速等のデータが記録されていることから、ドライバーに対してエコドライブ等の環境にやさしい運行を指示することも可能となり、省エネ効果が期待でき実際に経済的損失低減として、タクシーの場合に急加速回数を少なくする運転を行うことで、約1割の燃費向上が図れるとのデータも出ております。 中国運輸局では、広島県警察本部交通部等と連携して、3月6日に全国でも初の試みとして、「ドライブレコーダー普及促進会議」(仮称)を開催する運びとなりました。 今後は、この会議の活動を通じてドライブレコーダーの有用性について広報・啓発活動等を行うとともに、ドライブレコーダーの普及を促進するための環境を整えていきたいと考えております。
「第3回 奈良県“暮らし”と“環境”フェスティバルWe Love Eco-Life〜100% エコライフ体感!」が開催されます
奈良新聞社では、暮らしと環境をテーマとした「奈良県“暮らし”と“環境”フェスティバルWe Love Eco-Life〜100%エコライフ体感!」を3月18、19日に、奈良市の県文化会館で開催します。宮川花子さんの講演会、宮川大助・花子さん出演のパネルディスカッション(18日)や、リサイクル工作体験・展示、団体・企業ブース、講演会、食のコーナー(無料試食あり)、県内特産市など、一日中遊べて、学べる環境イベントです。環境と暮らしを考えるきっかけとして、みなさんぜひご来場ください。
日 時 : 平成18年3月18日(土)、19日(日) 10:00〜17:00 場 所 : 奈良県文化会館 ◆近鉄奈良駅下車、東へ徒歩5分◆ (国際ホール・小ホール・会議室・集会室・つどいの広場) 内 容 : ・登大路市 ◇県内特産市、食のコーナー(無料試食あり) ◇屋外イベント(大道芸・ミニコンサートなど) ・企業・団体・行政による環境ブース ◇天然ガス自動車の展示など ・奈良県環境県民フォーラム各分科会による展示・発表・エコ体験 ◇オリジナルプロペラで風力発電にチャレンジなど ・かんでんNARAエコライフトーク 宮川花子講演会 ・パネルディスカッション「浄化への道〜大和川生活排水対策作戦〜」 入場料 : 無料(一部入場整理券必要) URL : http://www.nara-shimbun.com/special/ecolife/index.shtml 主 催 : 奈良県“暮らし”と“環境”フェスティバル実行委員会 お問い合わせ先:奈良新聞社企画部 TEL:0742-26-1332 FAX:0742-26-5477
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● 06d15pr 世界初、燃料電池列車開発へ 朝日新聞 >>INDEX
 ← JR東日本が開発する燃料電池車両のイメージ=同社提供
世界初、架線なしの燃料電池列車開発へ JR東日本
JR東日本は11日、水素と酸素を化合して動力にする「燃料電池車両」の開発計画を発表した。7月に試作車両を完成させ、来年4月から試験走行を始める。燃料電池で動く鉄道車両は世界で初めてといい、電力を供給する架線がなくても走行が可能という。 − 後略 − cf : tram21@msn.com
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● 06d13pr 電車・バスの警報ブザーセット、思わぬ人気に 朝日新聞 >>INDEX
 京浜急行電鉄(03・3280・9122)が、電車とバス型の警報ブザーセットを500人にプレゼントする。応募は官製はがきで、5月12日消印有効。
子どもが巻き込まれる事件が相次いでいることから、同社グループ会社が昨年開発した。車体のピンを抜くと大きな警報音が鳴り、赤と緑色の光が交互に点滅する。
昨年12月に100人にプレゼントした時は8000通を超す応募があった。850円の市販品も現在は品切れ状態だ。京急は「人気があるのも素直には喜べません」。
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● 06d07pr ケミレスタウン計画:有害化学物質極力使わず 毎日新聞 >>INDEX
 ケミレスタウン計画:有害化学物質極力使わず、1000戸建て街づくり−−千葉・柏
アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患に悩む子どもが増え、新築住宅に入居しても、頭痛やめまい、けん怠感などシックハウス症候群に苦しむ人も多い。そんな中、化学物質に弱い人でも安心して暮らせる「ケミレスタウン・プロジェクト」が千葉県柏市で動き始めた。化学物質をできるだけ使わない住宅を建設し、患者の療養や治療を目指す施設も計画されている。「産官学」の連携で快適な住環境を築く全国でも珍しい街づくりだ。【小島正美】
− 後略 − cf : tram21@msn.com
毎日新聞 2006年4月7日
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● 06d02pr ロボットスーツで日帰り登山 障害者背負いアルプスへ 朝日新聞 >>INDEX
 ← アルピニストの野口健さん ← ロボットスーツを使った登山のイメージ アルピニストの野口健さん(32)=東京都在住=を隊長とする登山隊が8月上旬、歩行が困難な障害者2人を背負って、スイスアルプスのブライトホルン(約4160メートル)に日帰り登山する。 隊員の体力消耗を抑えるため、モーターの力で歩行を支援する「ロボットスーツ」を一部の行程で使う計画だ。ロボット工学が専門の山海嘉之(さんかい・よしゆき)・筑波大教授が協力する。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
2006年04月02日
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● 06d02pr トヨタ、6年以内に全車種をハイブリッド車に 朝鮮日報 >>INDEX
日本のトヨタ自動車が2012年まで高級車から小型車まですべての車種に対しガソリンエンジンと電動モーターを併用するハイブリッド車を発売する計画だという。
1日、日本経済新聞によると、数年に1度の車の全面改良時に車台(プラットホーム)をハイブリッドシステムが搭載できるタイプに刷新、08年に「クラウン」、10年以降に「ヴィッツ」にハイブリッド車を順次導入する計画で、販売台数の少ない車種への導入は市場動向をみて判断すると決定した。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
朝鮮日報 2006.4.2.
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● 06d01pr PSEマーク制度開始 中古品販売は今までと変わりなく 朝日・毎日・日経 >>INDEX
 ← 一般電気用品用のPSEマーク
PSEマーク:制度開始 中古品販売は今までと変わりなく 毎日新聞
普段と変わらぬリサイクルショップ店内=東京都世田谷区南烏山の「NEWS烏山店」で1日午前11時1分、石井諭写す 電気用品安全法で、国の安全基準に適合していることを示す「PSEマーク」のない一部の家電製品の販売を禁止する制度が1日、始まった。しかし世論の反発で、経済産業省は当面、マークなしの販売を事実上認めることにしており、制度初日も今までと変わりなく、リサイクル店で中古品の取引が続けられた。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
2006年4月1日 【坂井隆之】
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2006.3.30. 日本経済新聞
PSEマーク、1920品目が対象外・経産省が一覧公表
経済産業省は30日、安全性を示す「PSEマーク」がない家電製品が4月から販売できなくなる電気用品安全法の対象外とする製品の一覧表を公表した。これらは希少価値の高い「ビンテージ」と呼ばれる音楽楽器などで、約1920にのぼる製品の型番リストを経産省のホームページ(http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/vintage/list.pdf)に載せた。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
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PSEなし中古家電、実質販売OKに 「後で検査」前提 朝日新聞 2006年03月24日23時25分
電気用品安全法の本格施行で4月1日から安全性を示す「PSEマーク」の付いていない電気製品の販売が規制される問題で、経済産業省は24日、マークのない中古品でも、後日に漏電検査をすることを前提に、「レンタル」の形で事実上の販売を認めるなどの対策を発表した。マーク付与に必要な漏電検査の機器が不足しているための措置というが、検査の期限は示していない。リサイクル業者などの反発を受け、事実上の本格施行先送りに追い込まれた形だ。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
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毎日新聞 2006年3月24日
PSE:マークなしでも販売認める 経産省が4月以降も
会見する小川浩一郎・PSE問題を考える会代表(左)と、経済産業省の福田秀敬・消費経済政策課長=経産省で24日午後4時15分、小島昇写す 国の安全基準に適合していることを示す「PSE」マークがない一部家電製品の販売が4月から禁止される問題で、経済産業省は24日、4月以降も当分の間はPSEマークがない中古家電製品の販売を事実上認めることを決めた。リサイクル業者などが中古品を販売した後、自主検査でマークを付けるまでの間について、同マークを義務づけた電気用品安全法の対象外となっている「レンタル」とみなすことで従来方針を転換する。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
【PSEマーク】 家電製品などの安全確保のための電気用品安全法(01年4月施行)で、メーカーや販売業者が製品に付けることを義務づけられた、国の安全基準に適合していることを示すマーク。マークのない製品の販売を禁止したが、品目ごとに法律の施行から5年、7年、10年の猶予期間を設けた。テレビや冷蔵庫、洗濯機など259品目については、マークのない製品販売を認めた猶予期間が31日で切れる。
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● 06d01pr 環境首都コンテスト 水俣市が総合1位 朝日新聞 >>INDEX
自治体の環境対策を評価し、点数化する「日本の環境首都コンテスト」で、水俣市が2年連続で総合1位に選ばれた。熊本市も総合5位に入った。
コンテストは、環境NPOでつくる「日本の環境首都コンテスト全国ネットワーク」が主催。環境基本計画、自然環境保全、ごみ減量化など15の観点から自治体の施策を評価、点数化して順位を決める。5回目の今年は75自治体が参加した。
水俣市は家庭・学校・旅館・畜産の各分野で国際標準化機構(ISO)を導入した取り組みの多面性や、ごみの分別収集で分類方法を常に見直している継続性、人材とネットワークの育成などが高く評価された。
30日に表彰式があり、宮本勝彬市長は「水俣病を経験したからこそ、環境にこだわる街づくりが評価された。環境モデル都市づくりに今後も力を入れていく」と話した。
2006年04月01日
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● 06c25pr 甲子園3つ分の太陽電池 朝日新聞 >>INDEX
 甲子園3つ分の太陽電池 シャープの亀山工場屋上 2006年03月25日 シャープはこのほど、液晶テレビに使うパネルを生産する亀山(三重県亀山市)第1工場と今秋稼働する第2工場の屋上に、阪神甲子園球場のグラウンド三つ分に相当する総面積4万7037平方メートルの太陽電池システムを完成させた。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
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● 06c29pr リサイクル8団体:共同行動へ連絡会発足 毎日新聞 >>INDEX
毎日新聞 2006年3月29日
ペットボトルや段ボールなど容器包装の素材ごとに分かれているリサイクル8団体が28日、「削減」「再利用」「リサイクル」を進めるための連絡会を発足させた。アルミ缶とスチール缶、ガラス瓶とペットボトルなど「もともとライバル関係にあり、決して仲はよくない」業界同士が、リサイクル促進などで連携していこうという初めての試みとなる。
− 後略 − cf : tram21@msn.com
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